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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
2人の試練

2人の試練 4

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 テギョンは苛立っていた。
 あれほど帰れと言ったのに、ミナムたちは残って、スタッフたちと仲良く談笑している。
 ミニョはその輪に加わらずに、ちょこんと立っている。
 テギョンと目が合うと、小さく手を振ってにこっと笑う。
(あの笑顔が泣き顔に変わるのを見たくないのに……!)
 苛立つテギョンを間近で見ているイ・ユナは顔こそ笑っていないが、心の中ではいい気味だと思っている。
(彼女の前で私とのキスシーンなんてやりにくいでしょうね)
「じゃあ、スタート! レディゴー!!」
 合図とともに、セリフを言ってから本番のキスシーンとなった。
 テギョンは覚悟を決めて、ユナとのキスシーンに臨んだ。
 その瞬間、ミニョは自分の目を疑った。
(何、あれ? 何で、オッパが……?)
 自分が立っていられるのが不思議なくらいだった。
 テギョンのキスシーンは絵になるほど人目を惹きつけた。
 ミナムたちでさえ、一瞬、ミニョの存在を忘れて見入ってしまうほどだった。
(私……私……)
 フラフラッとミニョの体が傾いだ。
「ミニョ!!」
 慌ててミナムが体を支えた。
 その声にテギョンが驚いてしまい、NGとなってしまった。
 すぐにミニョに駆け寄ってごめんと言いたい。でも、そんなことができない自分の立場がもどかしい。
「ミニョ、向こうに座ってような」
 ミナムに支えられて、ミニョはその場を離れた。
「ミニョ、大丈夫?」
 ジェルミが泣きそうな顔でミニョの顔をのぞき込む。
「ジェルミ、ありがとうございます」
「あのさ、気にすることないよ。あんなの演技だからさ」
「……はい」
 言いながらもミニョのショックは大きかった。
(オッパがキスしてた……オッパが……)
 さっきの光景がまざまざと頭に甦り、ミニョは涙が零れそうになった。
「ごめんなさい、ちょっとお化粧室に……」
「付いていこうか?」
 心配そうにジェルミが訊く。
「バカ! 男のお前が付いていってどうする」
 シヌはたしなめたが、心配なのはジェルミ同様だ。
「大丈夫です」
 そう言うとミニョはトイレの方に走って行った。
「ミニョ、大丈夫かな」
「おい、ミナム。お前、こんな撮影があるって知ってたのか?」
 シヌがミナムの胸ぐらを掴んで訊いた。
「知るわけないだろ。知ってたら、ミニョを連れてこないさ」
「じゃあ、何で今日なんだ? 撮影はいつでもあっただろ?」
「それは、イ・ユナが今日見に来てくれって言うから」
「イ・ユナが?」
 シヌとジェルミが同時に叫んだ。
「お前、バカだな。あの女にいいように利用されたんだよ」
「利用? 俺が? まさか」
「その、まさかだよ。あの女は今日のキスシーンをミニョに見せるためにお前を利用したんだ」
「何でだ。何で、彼女がそんなことする必要がどこにある?」
「テギョンに興味があるからだろ」
「テギョンに? つまり、そのために俺を利用したっていうのか?」
 ミナムの眉間に皺が寄り、青筋がたっている。
「おい、落ち着けよ。だから、言っただろ。あの女とは関わるなって」
「もう、遅い! あの女、ただじゃ置かないぞ!」
「バカ、何する気だ、やめろ」
「ただ、文句を言うだけだ。マスコミ沙汰になるようなことはしない」
「そういう問題じゃないだろ。とにかく落ち着け。今はミニョのことを考えるのが先決だろ。冷静になれ!」
「シヌヒョンの言う通りだよ。今はミニョのことをみんなで考えてやろうよ。ミニョが可哀相だ」
 ジェルミにまで言われて、ようやくミナムは冷静になった。
 ミニョはトイレに駆け込むと、堪えきれずに泣き出した。
 たとえあれが演技だとしても、ミニョにはショックだった。
「どうしよう。どうしよう。こんな顔じゃオッパに会えないよ……」
 ぐすぐすっとミニョは鼻をすすりながら、必死で涙を堪えた。
「平常心じゃなきゃ、オッパやお兄ちゃんたちが心配しちゃう。涙拭かなきゃ」
 ミニョがいなくなったことをテギョンは心配していた。
(あいつ、今の見たよな。やっぱり、話しておくべきだった)
 ミナムたちがこっちを睨むように見ている。
「私、ちょっと化粧室に行ってくるわ」
 次のシーンが始まるまでまだ少し間があった。
 ユナはまさかトイレにミニョがいるとは思っていなかった。
「あ……」
 先にミニョが気づいた。
「あなた……確か……」
 すぐにテギョンの彼女だとユナも気づいた。
 ニヤリと笑うと、ユナは優しく甘い声で言った。
「ファン・テギョンさんの彼女さんですよね? 初めまして、イ・ユナです」
「あ、はい」
「テギョンさんには大変お世話になってます。彼ってすごく優しいですよね。いろいろと助けてもらって、ホント助かってます。クリスマスの時の撮影なんて、私のNGに何度も付き合ってくれて。用事なんてないから、気にしなくていいよって」
「えっ? クリスマスの時って……」
 ミニョはドキッとした。
「はい? ああ、クリスマスの時は、私が撮影に遅れちゃって。それでも、テギョンさんは優しく迎えてくれて、少しぐらい押したっていいよって。今日は何も用事がないし、クリスマスを一緒に過ごせるのは嬉しいって言ってくれて」
「あの……オッパ……ファン・テギョンさんが、本当にそう言ったんですか?」
「ええ。言いました。あら? もしかしてあなたと約束でもしてましたか? そんなことは少しも言ってませんでしたが」
「……いえ、約束なんて」
「そうですよね。約束をしていたら、急いで帰るはずですものね」
 ユナは真っ赤な目をして小さく俯くミニョを見おろしながら、鼻で笑った。
(ふんっ! この子もたいしたことないじゃない。こんなチンチクリンのどこがいいって言うの? ホント趣味の悪い男!)
 心の中で悪態をつくと、ミニョへの対抗心がムクムクと湧いてきた。



パスワード申請してくださったみなさん、ありがとうございます。
一つ、お願いがあります。
パスワードが届いたかどうか、お知らせください。
正直、ちゃんと送れたか不安です。
どうか、よろしくお願いします。

またまた 申請の合間のお話、更新です。
ユナの意地悪がさらにパワーアップしていきます。

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No title

ミニョ~~~~~!!!
ユナの意地悪に負けないで!!!
テギョンのこと信じてて!!!
ミナムもどう出るのか?ハラハラしながら
続きが気になります。

Re: みうさん

こんばんわ。

コメントありがとうございます。
お話よんでもらえたんですね。
嬉しいです。もう、こっちの方にかかりきりで、
お話の更新も、どれぐらい拍手もらってるかも、
のぞきにいけない状態です。

ミニョにはまだまだつらいことだらけですが、
頑張って乗り越えて欲しいです!!

ありがとうございました(^-^)

早速ブロとも申請OKしてくださって、ありがとうございました♪
ユナ、どんどんイジワルになっていきますねー。先のお話が楽しみです。負けるなミニョ!ファイティン!

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No title

ユナ 超むかつく~~~!!!!
ミニョがかわいそすぎる<`~´>

はやくラブラブな二人が見たいですぅ!

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Re: きいこさん

こんにちわ。

すみません。コメントがおそくなりました。
もしかしたら、パスワードお待ちかもしれませんね。
もう少しお待ち下さい。

ユナの意地悪はさらにヒートアップします。

Re: MOON LOVEさん

こんにちわ。
コメントありがとうございます。

すみません、パスワードがまだ送れてませんよね。
もうしばらくお待ち下さい。

ミニョを哀しませてしまいました。
正直、つらいです。
でも、でも、きっと2人の絆がもっともっと
深くなると思いますので、もう少しお待ち下さい。

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