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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
第一歩

第一歩 9

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 テギョンの出した条件は全部で10ある。
「その1。パーティーが終わったら休暇が欲しい」
「休暇? 何のためのだ?」
「ミニョと旅行がしたいんだ。あいつにはここ数ヶ月、苦労させたからな」
「OK。休暇をやろう」
「その2。今後一切、ミニョを表舞台に出さないこと」
「つまり、テレビやインタビューには出すなってことか?」
「そうだ。すべてにおいてだ」
「ああ、分かった」
「その3。今回のパーティーにはメンバー全員でミニョをエスコートして出席すること」
「おお、それはグッドだな! ナイスアイデアだ! OK、OK!」
「その4。その際には、リムジンを用意すること」
「何だ? リムジン?」
「ああ、会場に行くのに、事務所の車でなんてまっぴらゴメンだ」
「分かった。OKだ」
「その5。ミニョと今後一切、勝手に連絡は取らないこと」
「どういう意味だ?」
「俺に断りもなく、連絡は取るなってことだ」
「……ああ、分かった」
 アン社長は渋々と言った口調で言った。
「その6」
「まだあるのか!?」
「まだまだ、だ。その6。ミニョをA.N.JELLの専属マネージャー見習いとすること」
「な、何だと? 専属のマネージャー見習い!?」
「ああ、そうだ。ホントは俺専属と言いたいところだが……」
 ボソリとつぶやいた。
「何か言ったか?」
「何でもない。で、どうなんだ?」
「まあ、考えておく、としか今は言えないな」
「ふーん。まあいい。その7。見習いとした場合、ミニョの勤務時間・休日はすべてファン・テギョンの申し出通りとする」
「おいおい、テギョン。お前、そんな条件……」
「まだある! その8。その際の給料はマ室長と同額とすること」
「ど、同額!? マ室長と!? おい、テギョン! お前なあ!!」
「その9! 今後はA.N.JELLのやることに一切口出しをしないこと」
 アン社長の抗議を無視してテギョンは続ける。
「口出しするなって……」
「その10! これで最後だ」
「やっとか?」
「今後一切、俺にきたドラマの話しは引き受けないこと。以上だ」
「以上だって……無茶苦茶な条件ばかりだな」
「嫌なら、断ってもいい。俺としては好都合だ」
「……分かった! 条件をのもう」
 アン社長が折れたことで、ミニョのパーティー出席の話しは実現したが、フタを開けてみれば、すべてが覆されている。
「これはどういうことだ! 話が違うじゃないか!」
「テギョン、落ち着け! 今日は大事な日だ。このことは後で事務所で話そう。な!」
「断る! いますぐ、すべてを撤回してくれ。そうしないなら、俺はミニョを連れて帰る」
「ファン・テギョン! ワガママを言うんじゃない!」
 アン社長の怒鳴り声に周りにいた人が何事かと振り返る。
「こっちにこい!」
 ぐいっとテギョンの腕を引っ張ると、控え室に連れていった。
「これは事務所として決定したことだ! 今さら撤回できるわけもないだろ。お前も業界人なら分かるはずだ」
「……どうあっても撤回しない気なのか?」
「オフコース。一旦、口に出したことは取り消せない」
「……分かった。俺は事務所を辞める」
「そうか、分かってくれ……な、な、何だと!? 辞めるぅ!!!!」
「じゃあな」
 驚いて動けなくなっているアン社長をその場に残してテギョンは会場に戻った。

 その頃、会場では出て行ったテギョンをミニョが心配していた。
「オッパ……」
「大丈夫だよ、ミニョ。きっとヒョンがうまく話しつけてくれるから」
 ジェルミが慰めるように言う。
「ええ、そうだといいんですけど……」
「ミニョ、あんまり心配するな。いざとなったら、俺たちでミニョを守ってやるから」
「シヌさん……」
「お兄ちゃんだってついてるぞ。安心しろ!」
「お兄ちゃん……」
 嬉しくなったミニョはコクンと頷いた。
「相変わらずみんなに守られてるのね」
 ふいに声をかけられて振り返ると、イ・ユナが立っている。
「ユナさん!!」
「こんばんは。お久しぶりね」
「あんたも招待されてたのか?」
 驚いたようにミナムが言う。
「あら、悪い? まあ、私もビックリしたけどね。あんなことしたから、招待なんてされないと思ってたのに、意外よね」
 肩をすくませながらユナは笑った。
「それにしても、おたくの社長、思い切ったことするわね。この子を使おうだなんて。まったくのド素人なのに」
「あんたに関係ないだろ」
 ムッとしたようにミナムが言った。
「あんたも大変よね。同情しちゃうわ」
 ハンカチを取り出して、涙を拭う仕草をする。
「ヘタな演技ね。よく、それで国民の恋人なんて呼ばれてたわよね」
 ユナのことを見ていたヘイが嫌味を言いながらやって来た。
「なっ! 何よ! あんただってたいして変わらないじゃない!」
「あんたと一緒にしないでよ。おじさんにも振られちゃうような魅力がない国民の恋人さん」
 からかうように言いながらヘイはミナムの腕に自分の腕を絡ませた。
「ふん! ネコをかぶって妖精を演じるあんたよりはマシよ!」
 ぷいっとユナはそっぽを向くと行ってしまった。
「ミナムったら、まだ、あの女が気になるの?」
 ムスッとした顔でヘイが聞く。
「違うよ! そんなことよりも、ドラマの共演って何だよ。お前、知ってたのか?」
「知らないわ。私もアン社長の言葉で知ったもの。ホントなの?」
「今、テギョンが確かめに行ってる。……あ、戻って来たぞ」
 一斉にみんなが振り返る。





おはようございます。
テギョンの出した条件の並びがバラバラですが、気にしないで下さい(笑)
思いついたままに書いていたら、こうなっちゃいました。
最近の私は頭は若いつもりですが、体にガタがきはじめてます(笑)
でも、いろんなことがしたいために、あれもこれもってやってたら、
コメントのお返事を返すのが遅くなってしまいます。
本当にごめんなさい。
コメントをお返しできる方には遅くなっても必ずお返しします。
鍵コメ拍手の方、いつもありがとうございます。
お返事は返せませんが、いつも楽しみにしてます。

今日も一日、みなさんにとっていい日でありますように。

(まだ早いですが)いってきます。

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~ Comment ~

おはようございます。あおいさん。今日もお話読んでから仕事に行けるので嬉しいです。やはりテギョンは沢山の交換条件出してたんですねそれも全部自分有利な条件を。マー室長と同じ金額のお給料なんて。思わず大爆笑しちゃいました。続きのお話楽しみにしてます。

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凄すぎる…

こんにちわ!仕事もひと段落してやっとpc前です。条件ってこんなにあったんですね…まさか逆手に取られて公の場で発表されることになろうとは。
これからどうなっていくんでしょう…一難去ってまた一難??

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Re: ゆみゆみさん

こんばんわ、ゆみゆみさん。

テギョンの出した条件。
ほとんどが無茶ブリ発揮してますね。
彼だったら、これぐらいは言いそうです。

Re: 水夢さん

こんばんわ、水夢さん。

もし、ドッキリだったら、またテギョンが
「イ・ギョンギュssi」って言うんでしょうか?(笑)
でも、ドッキリじゃないです。

Re: ピョルラヴさん

こんばんわ、ピョルラヴさん。

テギョンならではの条件ですね。
しかも身勝手さ全開です(笑)
でも、アン社長のほうが上手でした。

Re: ファイティンさん

こんばんわ、ファイティンさん。

暖かいですね。
今日は半そででもいいぐらいでした。
あ、仕事場の制服は年中半袖ですが(笑)
お花見したいです。一度もしたことないので。
週末にでも旦那にお花見に連れて行ってもらおかと
思ってますが、無理そうです。

テギョンのワガママ・身勝手全開の条件でした。
普通、こんな条件のんでくれる社長なんていませんから!
それでも通用するって思うところが、テギョンかな?
またアン社長がとんでもない解釈しちゃうし。
おいおい、頭大丈夫って感じです。

Re: ぴっぴ!!さん

こんばんわ、ぴっぴ!!さん

ある意味、皇帝ですよね。
アン社長は・・・・内官?
どんなワガママだって通ると思ってるんでしょうね。
おっしゃるようにA.N.JELLはドル箱スターですもんね。
ミニョの給料ぐらいすぐに稼ぎそうです。

確かにミニョがマネージャーしたら大変なことになりますよね。
アイドルの方に助けられそうです。
でも、テギョン専属ならいいかもしれません。
彼を操縦できるのは、ミニョだけですから。

Re:☆せぶん☆さん

こんばんわ、☆せぶん☆さん。

ホント、テギョンなら即座に10ぐらいの条件出しそうですね。
それがまた強烈でワガママな条件だから、ありえないんですが・・・。
彼ならありえるという・・・・。
アン社長も却下できるものはしてますが、この先
どうするんでしょうか?

Re: hirarineさん

こんばんわ、hirarineさん。

テギョンとアン社長の微妙な駆け引きですね。
辞める宣言をしたテギョンですが、真意は分かりません。
本気なのか、試しただけなのか。
ミニョがマネージャーしたら、されたアイドルは苦労するでしょうね。
ドジばっかされて、毎日がハラハラですよ。

Re: シネちゃん大好きさん

こんばんわ、シネちゃん大好きさん。

芸能事務所の社長さんだったら、これぐらいじゃないと
やってけないでしょうね。
うまく使って、うまく儲ける。
元アイドルのアン社長だからこそ、扱いにも慣れてそうですね。

Re: ちぃちゃんさん

こんばんわ、ちぃちゃんさん。

ヘイとユナってどっちも子役出身だから、
お互い気にしてるんでしょうね。
だから、顔をあわせれば嫌味の応酬。

テギョンの今後は・・・・どうなるでしょうか。

Re: ちゃこさん

こんばんわ、ちゃこさん。

条件ってあげたらキリがないでしょうね。
それを上手くかわすアン社長。
強引です。テギョンよりもやっぱり上手です。
でも、テギョンだって負けてません!
ミニョの今後もかかってますからね(笑)
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