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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
いざ、受験!

いざ、受験! 9

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「どういうことだ? ミニョが週刊誌に載ってるって」
 事務所に着くなり会議室に集められた。
「これだ」
 アン社長が苦々しい顔つきでバサッと一冊の週刊誌を放り投げた。
 三流雑誌の類ではなく、ちゃんとした有名週刊誌だった。
 その表紙の一番目立つところに、
『A.N.JELLファン・テギョンの恋人、修能は見せかけ! 大学入学はコネ決定!!』
 と大きく書かれていた。
「な、何だこれは!」
「それだけじゃないよ、ヒョン。こっちにも」
 ジェルミが差し出した週刊誌にはもっとヒドイ書かれ方がしている。
『A.N.JELLファン・テギョン。親の七光り、親戚のコネ光りで恋人を合格へ』
 ぐしゃっ!!!!
 テギョンは週刊誌を握りつぶした。
 眉間に青筋が浮かんで、テギョンの怒りを表している。
「ヒョン……」
「ふざけやがって!」
 テギョンは週刊誌を床に叩きつけた。
「コネだと!? バカにするな! そんなものが通用すると思ってるのか!!」
 バンバンッと週刊誌を踏みつける。
「こんなふざけたこと書きやがって! クソッ!」
「落ち着けテギョン。週刊誌に当たっても仕方ないだろ」
 アン社長が眉間に皺を寄せて言った。
「落ち着け? これが落ち着いていられることか?」
「いいから、落ち着け。これはもうお前だけの問題じゃない。A.N.JELL、ひいてはうちの事務所の問題でもある。俺をコケにしてくれたんだからな」
「社長」
「この出版社にはすぐに抗議文を出した。週刊誌の回収とこのことに対する謝罪、それから撤回文を出すようにとな。もし、受け入れられない場合は法的手段に訴えるとも書いて送ってある」
「そんな悠長なこと言って!」
「悠長でも今はそれしか方法がない」
「ミニョがこれを見たら傷つくんだぞ! 俺は何と言われたっていい。でも、ミニョは!」
「お前の方こそ大変だろ?」
「え?」
 アン社長がふうっとため息をついた。
「これにはファン家も関わってると書かれてある。ファン家のコネで合格させるとな」
「それは……」
「関係ないとは言い切れないだろ? いずれはファン家からも何らかの形で抗議がなされるはずじゃないのか?」
 アン社長の言葉にみんなが一斉にテギョンを見た。
「それは……それはないはずだ」
 テギョンはきっぱり言い切った。
「何でないって言い切れるんだ? ヘタしたらこのことで怒ったファン家がミニョに何か言ってくるんじゃないのか?」
 ミナムが兄らしい顔でテギョンに詰め寄る。
「だから、それはない。安心しろ」
「だから、何でそう言えるんだよ! お前はファン家の人間だろ!」
 ぴくっとテギョンの眉が片方上がった。
「……違う」
「何が違うって言うんだよ!」
「俺はファン家の人間なんかじゃない」
「はぁ? 何言ってんだお前! お前はファン・ギョンセの息子だろうが!」
「確かに父さんの息子だが、ファン家の人間じゃない。……いや、そうと思われてはいないんだ」
 テギョンの言う意味が分からないミナムは首を傾げて、みんなを見た。
 シヌやジェルミ、マ室長にアン社長も分からないようだ。
「とにかく、このことについてファン家が何らかの処置をとることはない。それだけは断言できる。だから今はミニョを守ることだけを考えたい」
「そ、それはそうだけど、どうやって? もうこの週刊誌は発売されてるんだぞ」
「それは……まだ分からない。ミニョと決めようと思う」
「ミニョと? このことミニョに話すつもりか?」
「話す話さない、どっちにしてもすぐにバレることだ。どうせテレビ局も嗅ぎつけて話題になるだろうし」
「だからって……!」
「ミニョにとって一番いい方法で解決したいんだ。これからのミニョのためにも」
「テギョン……」
 ミナムが泣きそうな顔になった。
 妹が傷つく顔は見たくない。これまでさんざん嫌な目に遭ってきた妹。今回もまたこういう形で傷つく。
「週刊誌の回収やそれに伴う謝罪についてはそのままだが、それ以外のことは俺とミニョの判断に任せてほしいんだ」
「ヒョン……。うん、そうだよね。これはミニョとヒョンの問題なんだし。ね、シヌヒョン」
「あ、ああ、そうだな。二人で解決策を見つけたらいいよ。そうですね、社長?」
「え? う、うん、まあ、そうかな? じゃあ、テギョンに任せよう」
「ありがとうございます」
「ミナムもそれでいいな?」
 アン社長がついっとミナムに視線を向けた。
「……分かった。それでいいよ。でも!」
 きっと目線をテギョンに向けた。
「でも、ミニョがツライ思いや、泣いたりすることだけは絶対に許さない! 何があってもミニョを守り通せよ!」
「……ああ、分かってる」
 ぽんっとミナムの肩を叩いて、テギョンは会議室を出て行った。






おはようございます。今日も晴天です。ちょっと肌寒いかな。
私が勤めてる仕事場にはやたらと女性週刊誌があります。それこそ、古いのから新しいものまで。
表紙に必ずと言っていいほど載ってるのが「チャン・グンソク」の文字です。
見かけるたびに仕事中だというのに、周りを気にしながらチラ見をします(笑)
中の写真の笑顔のグンソク君に癒されつつ、いつかこの週刊誌をもらおうなんて不遜なことを考えてます。
廃棄処分になる前に! なんて思ってたら、もうないんですよね(笑)

今日も一日、みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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テギョン君、守り抜いてね。

なつあおいさん,こんばんは。

ミニョが,ふさいでいるのは,
やはり,受験の時の,中傷のせいだったんですね。
早とちりの私は、もしかして・・・?(体調の変化か?)
と,勘違いしていました。
二人で、どうやって、乗り越えていくんでしょうね。
またまた、二人の絆が深まりますように。

なつあおいさん,私は行きつけの美容院から,
グンちゃんのステキショットや記事の切り抜きを
大量に頂いて,ニヤニヤですのよ。
グンちゃんうなぎであることをを公開するのは,
いい年齢のため,抵抗があったのですが・・・。
グンちゃんのためなら,心は乙女に戻って,
廃棄する前に,頂けるように交渉しました。
勇気を出して,よかった,よかった。

Re: めぐみさん

おはようございます。

ミニョがこれを読んじゃったら、ショックは今以上に大きいと思います。
大学に合格しても、きっとなんだかんだと言われちゃうんでしょうね。

Re: みうさん

おはようございます。

ホント、うう~~って言いたくなるし、歯がみしたくなりますね。

Re: ROSE・KISSさん

おはようございます。

ミニョの落ち込みの原因。あの中傷でした。
思っても見ないことで非難されるのって、傷つきますよね。
ミニョの心は思ってる以上に傷ついてると思います。
この先もこんなことはまだまだあると思うので、それを乗り越えて頑張ってほしいです。

いいですね~。私も欲しいって言えたらいいんですが、
お客さんの読まれるものなので、勝手に拝借ってわけにも
いかないんです(泣) しかも、いつの間にか新しいのと入れ替わってて・・・。
廃棄される前にもらおうって思うんですが。言い出すタイミングがつかめません。
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