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空に太陽がある限り

空に太陽がある限り 30

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 宿舎になっているマンションの表玄関を開けた瞬間、目の前にいるジェルミに驚いて立ち止まった。
「……ジェルミさん?」
 バイクにもたれかかるようにしてジェルミは立っていた。
「ハヌル……」
 ジェルミもびっくりしている。
 ゆっくり、一歩一歩ハヌルはジェルミに近づいた。
「ジェルミさん……」
 にこっと笑ったジェルミにハヌルは駆け寄って抱きついた。
「ジェルミさぁん……!!!」
 そのまま泣きながら必死で何度も名前を呼んだ。
 ジェルミもそれに答えるようにぎゅっと抱きしめかえした。
「ハヌル……会いたかった。すごくすごく会いたかった」
 吐く息が白くなるほどの寒さの夜だった。

 ひっくひっくとハヌルがしゃくりあげる。
 それさえ愛しそうにジェルミはずっと見つめている。一ヵ月、ハヌルに会っていない。
 宿舎近くの公園のベンチに座ってもハヌルはただ泣くばかりだった。
「ねえ、顔見せてよ」
 ぷるぷるっとハヌルは頭を左右に振る。
「どうして? 俺、ハヌルの顔が見たい」
「……でも、ひっく……涙で……ぐしゃぐしゃだから……」
「それでもいい。ハヌルの顔が見たい」
 俯いたままのハヌルの頬を両手で挟んだ。
「ひゃぁっ!」
 ジェルミの手の冷たさに泣いていたハヌルが驚いて小さく叫んだ。
「あ、ごめん。冷たかったね」
 引っ込めようとした手をハヌルはぎゅっと握った。ハヌルの手は暖かい。その暖かさがじんじんとジェルミの手に伝わっていく。
 ハヌルは顔をあげてジェルミを真っ直ぐ見た。
「……やっと顔が見れた」
「……ごめんなさい」
「何が? どうしてハヌルが謝るんだよ」
「……私……ミニョさんにヤキモチ妬いてたんです。ジェルミさんに大事にされてるから」
 恥ずかしいのかハヌルはまた俯いた。
「それは、ハヌルのせいじゃないよ。俺が誤解を与えるようなことをしたからだ。ごめんね、ハヌル」
「違います。ジェルミさんのせいじゃないです」
 ジェルミはじっとハヌルの顔を見た。
「ジェルミさん?」
「……ハヌル。俺が好き?」
「え?」
 真顔で訊かれてハヌルは真っ赤になった。
「どうなの? 俺のこと好き? 俺はハヌルが大好きだし、テレビでも言ったように愛してる」
「ジェルミさん……。私も……大好きです。ジェルミさんを……愛してます」
 顔を真っ赤にしたままでハヌルは一生懸命気持ちを伝えた。
「じゃあ、今から俺が話すこと、信じられないかもしれないけど、聞いてくれるかな?」
「何ですか?」
「俺はこのことを墓場まで持っていくつもりだった。一生誰にも話さずにね。でも、ハヌルにはもう誤解されたくないし、哀しませたくない。だから、話そうって決めたんだ」
 ハヌルはドキドキした。
 よくない話じゃないのか、と思った。
「ミニョのことなんだ」
 ドキッ!
 一瞬、ハヌルの顔が引き攣った。が、すぐに緊張は緩んだように見えた。
「ミニョは……、俺たちが初めて会った時は、コ・ミナムとしてだったんだ」
「……え? あの……」
「意味、分からないよね。長くなるけど、最後まで訊いてね」
 それからジェルミはミニョと出会った経緯、ミナムがメンバーとして加わった後のこと、テギョンとミニョが付き合いだして今に至っていることすべてを話した。
「――だから俺にとってミニョって存在は大切なんだ。俺だけじゃなく、シヌヒョンやヒョンにとってもだと思う。ミニョがいたから今の俺たちがいるんだと思うからね」
「そうだったんですね」
 すべてが分かってハヌルは納得したが、一つだけ引っかかるものがあった。
「あの……聞いてもいいですか?」
「何?」
「……ジェルミさんは……ミニョさんに恋、してたんですか?」
「え?」
 まさかそんなことを訊かれるとは思ってなかったジェルミは不意をつかれて、言葉に詰まった。
 しばらくの間を置いて、「うん」とはっきり答えた。
「俺、ミニョが好きだった。ヒョンと付き合ってるって知った時はショックだった」
「そうですか……」
「ハヌル。もう誤解もして欲しくないからちゃんと言うよ。初めてハヌルに会った時、俺はミニョにそっくりだって思ったんだ」
「え?」
「それはみんなも思ってたみたい。雰囲気がミニョに似てるんだよね。ドジなとこやすぐ泣いちゃうとこなんかも。それで何となくハヌルのこと気になったんだと思う」
「…………」
「でも会って話していくうちに、ハヌルって存在を知れば知るほど惹かれていった。それはミニョに似てるとかそんなんじゃなくて、ソ・ハヌルって存在を好きになったからなんだ」
「……私を見てくれてるんですね?」
「え?」
「コ・ミニョさんを通してじゃなく、私を、ソ・ハヌルをちゃんと見て、好きになってくれたんですね?」
「うん。そうだよ。俺が好きなのは――愛してるのは、今、目の前にいるハヌルだ」
 言い終わらないうちにハヌルの唇にふさがれた。
「もういいです。その言葉だけで充分です」
「ハヌル」
「もう悩んだり泣いたりしません。ジェルミさんを信じます。だって私……」
 少し照れながら、ハヌルは言った。
「ジェルミさんに愛されてますから」
 にこっと笑顔を見せた。
「愛してる。世界で一番愛してる」
 ぎゅっとハヌルを抱きしめながらジェルミをキスをした。





おはようございます。今日も朝から寒いです。
私は甥っ子の一人がSHINeeのkeyに似ている・・・と思っています。それを旦那に話したら「どこが?」
見る目ないなあって思って今度は妹に話したら「え? 似てないよ」
あれあれ? じゃあ、キム・ボムにも似てるよ! って妹にさらに言ったら「その子は可愛いとは思うけど、似てないよ」
おやおや? どうも、私のいう「似てる」は「似てない」らしいです。
でもでも、その甥っ子の弟ちゃんはガチャピンにそっくりです! これは旦那も認めてます! 妹には言ってませんが(笑) 「ガチャ」と呼んで、おばさんはメロメロです。

今日もお仕事の方、頑張りましょうね! お休みの方、ごゆっくりしてください。

いってらっしゃいとごゆっくりといってきます。
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~ Comment ~

よかったです


ハヌルの誤解もとけたでしょうし二人はもう大丈夫ですね。

全て正直に話すジェルミが◎です。
ジェルミにこんなに愛されているハヌルが羨ましい。私が嫉妬してしまいそうです(笑) 







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雪降る夜です

札幌はただいま12月10日24:55
しんしんと雪が 降っています
すべての 汚れを 覆い隠すかのように 降っています
月も星も見えない だたひたすら 降ってくる雪を
見ていると まるで自分が 天に昇っていくような
錯覚になります

ジェルミも まさに ハヌルのキッスで
天にも昇る気持ちなんでしょうかね^^

2011.12.10 皆既月食でしたが
残念ながら 札幌では 観察できずです・・・

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なつあおいさん、
こんばんは。
ジェルミ君、よかったですね(*^_^*)
誤解もとけたし…

ミニョに似てるから、最初は引かれたかもしれないけど、今はハヌルとして愛してるものね♪かわいい2人、きっと仲良く末永く育んでいくね(^^)v
ジェルミ、男らしかったぞ!!!
  • #12964 にこにこひまわり♪ 
  • URL 
  • 2011.12/11 17:55 
  •  ▲EntryTop 

Re: とりこさん

ありがとうございます。
ようやくジェルミも本当のことが言えました。
ハヌルの誤解も解けて、これでもう大丈夫でしょうね。

Re: りくさん

おはようございます。

前に好きだった人のことを話すのって勇気いりますよね。
でも、ハヌルへの誤解を解くためだったらちゃんと話しておかなきゃって思いました。
ハヌルだって安心できるでしょうか。
これで二人の間のもやもやもなくなったと思います。
でも、アン社長やマスコミ対策、ハヌルの立場は・・・まだまだ揉めそうです(笑)
ジェルミだったら明るくおちゃらけ記者会見とか開きそうですね(笑)

お仕事お疲れ様です。いつも遅くまで・・・。
りくさんのお仕事もハードですよね。
お体壊さないように気をつけてくださいね。
甥っ子のガチャピン似なのは、かわいくて仕方ないです。
妹がまたパジャマにガチャピンとか着せるから、ますます(笑)

Re: らんちさん

札幌は雪だったんですね。
こっちは寒い寒いっていっても、山が雪化粧するぐらいで、降ることはなかったです。
皆既月食もあったそうですが、翌日のニュースで知ったような吞気者です(笑)
ジェルミとハヌルの今の心境は、幸せそのもの、でしょうね。
二人のデートの様子なんかも書いてみたいです。

Re: うめちゃんさん

おはようございます。

お互いの気持ちをちゃんと再確認したら、もやもやなんてなくなっちゃいますね。
過去は過去です(笑)
ミニョに対する思いとハヌルへの気持ちはまた別ですから。
これからはたーっぷりラブラブしてほしいです。

Re: にこにこひまわり♪さん

こんばんわ。

出会いはどうであれ、今の気持ちが一緒ならそれでいいと思います。
過去のない人はいませんからね(笑)
ハヌルへの気持ちが本物で大切に思う気持ちがあれば、それだけで
ジェルミのこと信じれると思います。
これからは例の二人のようにラブラブにしてあげたいです。
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