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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
人の気も知らずに

人の気も知らずに 3

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「…………で、ここがいいところなのか?」
 額から汗をたらしながらテギョンは唇を尖らせて聞いた。
「ん? ひゃんかいっふぁ?」
 口いっぱいにゆで卵を頬張りながら訊き返したジェルミの手には、すでに次のゆで卵がスタンバイしている。
「口いっぱいに食うな! 何でここなんだ?」
 テギョンが怒るのも無理はない。
 ジェルミの言った「いいところ」はサウナだったからだ。平日の昼間だというのに、結構人が大勢いる。
 大概はおばさんが多いのだが、中にはサラリーマン風な男性や、子供までいる。その子供たちは広い休憩場をあちこち走り回っている。
「サウナいいでしょ? 疲れも取れるし、ゆっくりできる……ことはないけど、まあ、たまにはいいでしょ?」
 言いながら次のゆで卵を丸ごと口に放り込んだ。
「ひょら、ヒョンも食べひぇ」
「いらないよ」
 ぐいっとバナナオレを飲んだジェルミは怪訝な顔をした。
「まさか、ゆで卵もダメなの? アレルギーとか?」
 テギョンのアレルギー体質はメンバーの間では有名なもの。そこに一つ増えたぐらいでは驚きもしないだろうけど……。
「違う! こんなクソ暑いとこで、こんな咽喉に詰りそうなものなんか食えるか!」
「詰らないためにこれでしょ?」
 と言いながらまたバナナオレを飲む。
 ふんっとテギョンは鼻を鳴らして、ごろりと床に寝ころんだ。
 子供たちやオバサンたちのかしましい声がうるさいこともないが、一人であの広い家にいるよりはマシだった。それに、誰もサウナに来る人のことなんて気にもとめていないようだ。
 現にテギョンとジェルミが現れても、受付の女性も、サウナの客も誰一人騒がない。それはそれで寂しいものがあったが、のんびり気兼ねなく過ごせるのはありがたかった。
 ジェルミはまだゆで卵を頬張っている。
(一体いくつ食う気だ? まさか、あれ全部食うつもりなんじゃ……)
 二十個はあったゆで卵がもう半分。テギョンは見ているだけで気分が悪くなった。
 ジェルミに背を向けてテギョンはミニョのことを思った。
(ミニョは……何してるのかな……?)

 ミニョは……講義のため教室に向かっていた。
「ほらミニョ、早くして! 遅れちゃう! いい席が無くなったら大変よ!」
「待ってください」
 急かすヘインに手を引っ張られてミニョは慌てた。
「そんなに急がなくても、まだ時間は……!」
「何言ってんの! 席がなくなっちゃうじゃない!」
「席?」
 ワケがわからずただ付いていくのがやっとだった。
 教室に着くとそこは女子学生で半分以上が埋まっていた。
「うわっ! すごい人ですね」
「当たり前じゃない! くそっ! 出遅れちゃったわ」
 ぶつぶつ言いながらヘインはそれでも教壇に近い席を物色している。
「あ、あそこまだ空いてるわ!」
 教壇から近い位置に四つの席がかろうじて空いていた。またヘインに手をつかまれて人で溢れる階段を駆け下りる。
「あ、あの……危ないですよ。あの」
 なんとか席にたどり着くとヘインが座った。その次にミニョが座ろうとしたら、
「ちょっと、奥のほうに詰めてくれない?」
 と声をかけられた。
「あ、ごめんなさい」
 ぺこりと頭を下げて顔をその声の顔を見たミニョはびっくりした。
「あなた、あの時の!」
「え?」
 相手もミニョの顔を見た。しかし、相手は「誰?」という顔をするだけ。
「あの、覚えてませんか? 私のこと?」
「……さあ」
 相手は首を傾げるばかりで、「座りたいんだけど」とぶっきらぼうに言うだけ。
「あ、ごめんなさい」
 ミニョは慌てて奥に詰めた。
 隣り合って座ってもミニョは諦めきれずに、
「あの、私のこと……」
 と聞こうとしたが、相手は無視を決め込んでいるのか顔さえ向けようとしない。
「ちょっと、誰?」
 みかねたヘインがミニョに聞いた。また“ライバル”の出現かと思ったのだ。
「あの、修能の日に……」
「コ・ミニョ! ウ・ヘイン!」
 気軽に二人に声をかけてきたのは、カン・ソンギ。
「あ、ごめんね。ちょっと詰めてもらっていい?」
 最後の一つの空いている席に座るべく、女の子に声をかけた。
「お知り合いなら奥にどうぞ」
「あ、いいですか? すみません」
 悪びれた風も無くカン・ソンギはミニョの隣に座った。
「また来た」
 っち、とヘインは小さく舌打ちした。
「君たちもこの講義受けるんだ? 人気だから席とるの大変なんだよな」
「人気?」
「あれ? 知らないの? 講師の教授が人気者なんだ」
「そうなんですか? 私は今日初めてなので……」
「俺は二回目。今日も多いな」
 きょろきょろっと周りを見回して言った。
「ちょっと、あんた!」
 ヘインがミニョを間に挟んでカン・ソンギに声をかけた。
「何?」
「何でここに来たのよ。席なら後ろにまだあったでしょ?」
「いいだろ? 俺たちサークル仲間でもあるんだし。仲良くしようよ」
「仲良く? 冗談じゃないわよ!」
 ミニョに少しでも近づく「男」はテギョンとは違う意味で排除したいヘインだった。
 ヘインがカン・ソンギに睨みを利かせていると、教授が教室に入って来た。






おはようございます。今日は朝から寒いです。
ローソン通い・・・続いてます(笑) この前、旦那にもらった1枚、職場の人が1枚、そして欲しかったもう1枚をゲットして、満足満足です。
グンちゃんパン(旦那はグンパンと呼んでます)も食べました。メロンパンはおいしかったですよ。プルコギはおいしかったんですが、お肉が・・・(笑) 取りながら食べたので、ちっちゃいのにお腹いっぱいになりました。
そして「君ぺ」! 公開されたのに、まだ見に行ってません(泣) 今週こそは見に行きたいと思っていますが・・・。早くみたいよーーーーー!!!

今日からまた一週間が始りました。元気で頑張りましょう!

いってらっしゃいといってきます。
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人気講師

どんな人でしょう?楽しみです…
カンソンギ ふふふ 何かとミニョの周りに現れますね…皇帝ファンテギョン様がお知りになったらどうなるのか(●^o^●)

※昨日逢ってきましたよ~しかも…前から2番目の席(@_@)一番前はスタッフでしたからうなぎ席は実質一番前 2m位の距離に…しっかり焼き付けてきました…幸せな30分間でした

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Re: みうさん

こんばんわ。

ミニョの大学生活はすんなりとはいかないようです。
やっぱりいろんな人がいますよね。
少しでも利用使用とする人。
純粋に友達になりたい人。
恋しちゃう人。
いろんな出会いがまたミニョを成長させてくれると思います。

私の家にはグンソクくんのクリアファイルがいっぱいあります(笑)
「もういいやろ?」と集めるたびに旦那に言われてます。

Re: りくさん

こんばんわ。
多分、サウナ情報はアン社長からですよ(笑)
やたらとミニョのことも誘ってたぐらいですから。
韓国のサウナっていったらゆで卵ですよね。
これでもかってぐらい食べてて(笑)
おいしそうに食べるから、つい食べたくなっちゃう。
それに組み合わせるのがバナナオレらしいです。
卵にバナナオレ? って思いましたが、他にもあるのかな?
ちょっぴり寂しさを味わってるテギョンと違ってミニョは忙しそうです。
ヘインはこの先、真の友達になってくれるんでしょうか?
でも、ある意味テギョンには心強い人かも(笑)

お仕事大変ですよね。私も今、ストレスで体の不調を訴えるぐらい大変です。
そういうとき、甘いもの食べると少し嫌なこと忘れられちゃうんですよね(笑)
でも、太っちゃう(笑) ほどほどにしないとっていっつも思ってます。

Re: ケロちゃんさん

こんばんわ。
人気講師と言えば・・・湯川教授が浮びます(笑)
私、ガリレオ好きなんです。
カン・ソンギもミニョにこれから何かと関わってくる存在です。

生グンソクくんはどうでしたか? 鼻血でませんでしたか?(笑)
なんと一番前!? なんというおいしいお席!!
そこに私がいたら間違いなくぶっ飛んでます(笑)

Re: もちもちさん

こんばんわ。

テギョンにとっては憂鬱苦痛な始まりですね。
自分の知らないところで過ごすミニョを心配すると思います。
テギョンがどうにかならないように頑張ります(笑)
そのうち、保護者(?)の学校訪問とかさせましょうか?
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