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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
思惑

思惑 6

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「君。おい、そこの君だ」
 声をかけられて最初ミニョは自分のことだと気付かなかった。
「おい、君!」
 ぐいっと肩をつかまれて、「え?」と振り返るとあのイケメン教授のミン・ドンハだ。
「あ、教授」
「呼ばれてたのに気付かなかったか?」
「すみません」
 ミニョは素直に謝った。
「まあいい。君、コ・ミニョだろ?」
「はい」
「あのファン・テギョンの彼女の?」
 ミニョは心の中で「まただわ」と思った。
 こういう聞き方をされるのは、入学してからミン教授が始めてではない。
「そうですが……」
「おいおい、そう怖い顔をするなよ。別にミーハー心を出して訊いたわけじゃないんだからさ」
 イケメンは笑ってもイケメンだ。テギョンでそのことをよく知っているはずなのに、ミニョはこのミン教授の笑い方が嫌いだった。
 ヘインなどは「あの笑顔最高よね」と絶賛するが、ミニョは何かしら嫌なものを感じていた。
(何だろ? 別に変な笑い方じゃないのに、何か嫌だな)
 思わずじっと顔を見つめてしまった。
「おいおい、何だよ? 俺に惚れたのか?」
 ミニョが学習したことがもう一つある。
 イケメンは大概自惚れが強い、と言う事だ。このミン教授などは特にその傾向にあるようだ。
 韓陽大学中の女子学生の憧れの的だから無理もないのだろうが、アイドル時代もかなり名声をはせたらしい。
 悪い意味で……。
 噂では女子学生の何人かとも付き合っているというほどだ。
 そんなミン教授に声をかけられ、ミニョはちょっと嫌な気がした。
「何か御用ですか?」
 つい口調が硬くなる。
「うーん、御用なんてもんじゃないけど、一度その顔を拝見しておきたくてね」
「?」
「あのファン・テギョンをどうやってたらしこんだのかと思ってね」
「た、た、たらし?」
 これまで言われたことのない言葉に、ミニョの顔が怒りで真っ赤になった。
「ミン教授! いくら教授でも失礼ですよ!」
「ああ、失敬。これは失言だったな。怒った顔も可愛いけどね」
 ふふふっと笑った。
 ミニョはその笑い方。笑うときに舌で自分の赤い唇をちょっと舐める仕草にゾッとした。
(…………蛇みたい)
 まるで紅を塗ったような赤い唇。そこだけ見れば女のように見える。
「し、失礼します」
 ミニョは背筋に冷たいものを感じて慌ててその場から逃げた。
(怖い……!)
 これまで感じたことのない恐怖をミン・ドンハには感じた。

「ねえ、カン・シヌ!」
 抗議が終わって帰ろうとした時、同じ学科を専攻している女の子に声をかけられた。
「はい?」
「今からちょっとお茶しない?」
「?」
 これまで話したこともない女の子だ。当然、相手の名前も知らない。
「あの……」
「あ、もしかしてこれから仕事とか?」
「いや……そうじゃなくて、君、誰?」
「ええ? やだ、私のこと知らないの? ちょっと同じ学科専攻してるのよ」
 ちょっと怒ったように頬を膨らませた。
 シヌはサークルのことがあって以来、極力大学の学生と関わらないようにしてきた。サークルには一応顔を出してはいるが、あれ以来気まずいことはこの上なしだ。
「ごめん。俺、ここで友達を作る気はないから。じゃあね」
「ちょっと待ってよ! じゃあ、その友達第一号、私にしてよ」
 女の子は食い下がって、シヌの腕を掴んだ。
「あのさ……。友達第一号って、作らないって言っただろ?」
「そんなこと言わないで。じゃあ、お試し期間ってことでちょっと付き合ってみようよ。ね? 嫌ならすぐに友達なんかやめればいいし。ね? いいでしょ?」
 強引すぎると思ったが、ここで拒んでグチグチ言われるのも嫌だった。
「分かった。じゃあ、三日だけな」
「三日だけ? まあいいわ。じゃあ、時間もないことだし、早速お茶しようよ」
 彼女の強引さにシヌは脱帽した。
 校内にある学食にでも行くのかと思えば、わざわざ外のカフェへと向かった。
 コーヒーを二つ注文すると、間を置かずに、
「ねえ、どうして経営サークルに入らなかったの?」
 単刀直入に訊いてくる。
「え? どうしてって、別に」
「別にって何よ。興味ないの? 経営学を専攻してるのに?」
 シヌは少しムッとした。
「君には関係ないことだろ? それに俺は君のこと知らないし、そんなこと言われる筋合いも」
「ハ・ヒョリよ。歳は二十。江南(カンナム)区に住んでて高校は……」
 いきなりハ・ヒョリは自己紹介を始めた。
「あ、あの……俺にはどうでもいいから。三日間だけの友達だろ?」
「あら、ずーっとお友達かもしれないわよ」
 にこっと笑って言う。
「そういう話なら俺はこれで失礼するよ」
「まだコーヒー来てないわよ!」
「一人でどうぞ」
 そう言うと伝票を持ってさっさとレジに向かった。
「何よ! でも、イイ男よね。絶対サークルに誘うんだから!」
 ちょうど運ばれてきたコーヒーを飲みながらハ・ヒョリはにこっと笑った。





おはようございます。朝から雨です。二連休でしたが、一日はあっという間に過ぎ去り、昨日もあれこれしてたら、あっという間に終わっちゃいました(笑)
土曜日に旦那の実家に行った際に、お姑さんに「お父さんが仕事辞めたら、湯布院に一泊しに行こうよ」と言われました。私は同じ大分にいても、高級感漂う湯布院にお泊りしたことはないです。
「やったーーーー!」と心の中でガッツポーズ! 
すかさず旦那が「黒川のほうがよくねぇ?」とさらに提案。おおっ! たまにはいいこと言うなあってまたまた心の中でガッツポーズ!(笑)
そのことを後から旦那に言ったら「話半分で訊いとけ」とあっさり言われました。
まあ、そうですよね・・・口約束、その場の雰囲気・流れですから(笑)

でもでも、楽しみを夢見ながら今週も頑張ります!(笑)

※オリキャラの人物紹介は近いうちに更新します。

いってらっしゃいといってきます。
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Re:ぴっぴさん

こんばんわ。

ヒョリさん・・・シヌにチャレンジしちゃいました。
シヌみたいなタイプは強引な女ってあんまり好きじゃないような・・・。
どんな手を使ってシヌをサークルに連れ込むのか・・・。
ミニョはミニョで大変ですね。
変な危ない教授に興味をもたれちゃいました。
有名人って普通に大学に通えてるのかなっていつも思います。

そ、そんなに黒川に行ってるんですか?? 羨ましい!!
一度は行ってみたい黒川です。

Re: 水夢さん

こんばんわ。

ミン教授・・・うん、確かにあの方に似てますね。
「いい人」ってイメージがあったから、内面しちゃったらびっくりです。
ヒョリのように強引なタイプっていますよね。
何でも思い通りになっちゃうって思ってる、みたいな。
三日だけじゃ納まらないでしょうね(笑)

湯布院って言ったら高級感ただよってるんで、ちょっとお泊りって
わけにはいきません。

しかし、チョコ36個ってすごいですね!

Re: ファイティンさん

こんばんわ。

あはは、ファイティンさんでしたか。
名前が分かってよかった。
新たに加わったオリキャラ「ミン教授」
最初はただの人だったんですが、ある意味面白い立ち位置にいるんで、
ちょっとミニョと絡めてみようかなって思いました。

湯布院は大分に住んでても、一度もお泊りしたことないです。
黒川は一度は行ってみたい温泉ですね。

Re: ともるんさん

こんばんわ。

ありがとうございます。
昨日はすっかりテンパってしまい、オロオロしちゃいました。
旦那も義母もけっこうあっけらかんとしてるのに、
私ひとりオロオロ・・・。
身内の入院って自分のとき以上に怖かったです。
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