スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←思惑 9 →愚か者 1
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【思惑 9】へ
  • 【愚か者 1】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
思惑

思惑 10

 ←思惑 9 →愚か者 1
「ええ、そうです。ご存知でしょう、コ・ミニョのこと。あのコ・ミニョですよ」
『ええ、もちろん存じ上げてますよ。A.N.JELLのファン・テギョンの彼女ですよね?』
「そうです、そうです! あの彼女が今度、さる孤児院にボランティアに訪れるんですよ。これ非公開ですよ」
 ニヤッと口元に笑みを浮かべてヘインはしゃべっている。
『非公開ってどういう意味ですか? それよりもあなたは?』
「私? 私はコ・ミニョさんのお友達ですよ。彼女のことならなーんでも知ってるんです。だから、今回のボランティア活動についても真っ先に御社にお知らせしたんですよ。いい記事に」
 ブチッ!
 しゃべっている途中で電話がいきなり切られた。
「な、何なのよ! もう!」
 携帯に向かって文句を言っても相手にはもう聞こえない。
「せっかくの特ダネ教えてやったのに! 見てなさいよ! あんたのとこにはもう二度と情報回してやらないからね!」
 ふんっと鼻息荒くして、テレビ局や雑誌社のリストにまた目を向けた。
 そこには赤いペンでたくさんの名前の上に赤い線が引かれてある。
 今の雑誌社で十社目だった。どれもこれもが「いい加減な情報流すな」と言って取り合ってもくれない。
 中には「コ・ミニョのお友達? 寝言は寝てからいいなさい」とバカにしたように言うテレビ局もあった。
 そのテレビ局でちょっと前に仕事をしたことがあっただけに、ヘインはさらにむかついた。
「次よ次!」
 ヘインが電話した先は大手の雑誌社だった。
 さっきと同じような内容をしゃべったが、まともに受け取ってもらえない。
「だから、ホントに私はお友達なのよ!」
『あなたね、一度精神科を訪れたほうがいいわよ』
 そう言って一方的に切られた。
「何よ? 何なのよ? コ・ミニョのお友達ってそんなにおかしいの? ホントのことじゃない!」
 マスコミがヘインのいうことをまったく信じないのも無理はない。
 ミニョが大学に入学してから、ミニョの私生活に関して一切取材はできないことになっていた。事務所側がそのように対応して、もし私生活に関することなどを雑誌やテレビで無断で載せたり、流すようなことがあった場合は法的手段に訴えるとあらかじめ念を押していたのだ。
 大学の同級生の話、という名目でインタビューすることも禁じられている。敢えてその禁を犯そうなどというバカなマスコミはいない。
 そんなこととは知らないヘインの空しい努力は夜中まで続いた。
「じゃ、じゃあ、偶然取材に来たってのはどうですか? そうねぇ、孤児院の実態ってことで取材に来て、たまたまそこにコ・ミニョがいた場合は?」
 やけくそでヘインはそのテレビ局に言ってみた。
 このテレビ局がもう最後だった。
 ここに断られたらヘインの企みは泡と消える。
 テレビ局でも雑誌社でもマスコミを呼んで、ミニョと一緒に自分が映る。これがヘインにとっては大事なことだった。
 顔を世間やマスコミに売るには、ミニョと一緒なのが効果テキメンだからだ。まして、テレビや雑誌で「コ・ミニョのお友達」として流されれば、まさに棚ボタ状態だ。
 無名のそのまた無名のヘインにとってはめったにない大チャンス。
 ミニョを利用しない手はなかった。一緒のサークルに入るといって、ボランティアと訊いた途端に逃げた二人の仲間はこの際、見捨てることにした。
(生き残るのは厳しいのよ。仲間なんて切り捨てなきゃ!)
 本気でそう思っていた。自分が上に行くためなら、仲間だって“お友達”のミニョだって足がかりにする。
 五年という間にヘインが芸能界で学んだことだった。
「で、どうですか? これだったらいいんじゃない?」
『まあねえ、それだったら上手く撮影できるかもしれないけど、無断で放送することはできないんだよ。コ・ミニョの放映権を持ってるのは、A.Nエンターテイメントだから』
「はあ? 何それ? どういうこと?」
 ヘインの相手をしてくれているテレビ局の男性はミニョに関してのことを教えてくれた。
「そういうことなの? どうりで他が断るはずだわ。まったく!」
 くだらないことだと思った。
 たかだか一般人に対してそこまで規制をかけることが、“芸能人”のヘインには許せなかった。
(私なんか映りたい載りたいために頑張ってるっていうのに!)
 ふつふつと怒りが沸いてくる。
「大丈夫です。そちらのことは私に任せてください。放送できるようにしますから」
『本当に? まあ、駄目で元々だからなあ』
 男性はヘインの言葉をまともに信じていないようだ。
(ふん! 見てなさいよ。私はやってやるんだからね)
 交渉が成立して、ヘインは自分の未来のためにこの計画を成功させることだけを考えて、ようやく眠りについた。

 そんなことになっているなど知らないミニョは、今夜もテギョンと甘い夢を見ていた――






おはようございます。今日は晴れています。そんなに寒くないかな?
私が映画を見たいというと必ず旦那は「レンタルを待て」と言います。「はぁ?」「お前が見たいという映画は必ず面白くない!」と断言。
た・たしかに・・・見たいと言った映画はことごとくハズレでした(泣)
今回見たいのは「テルマエ・ロマエ」です(笑) もちろん「レンタルを待て」でした。
レンタルって・・・公開もされてないのよ~!?
「きみぺはよかたよ!」って言ったら、「それはお前がファンだからだ」と言われました。
ちがーーーーーう!!! いい映画だったの!!!
あの感動をもう一度! 

今日も一日笑顔で頑張りましょ!

いってらっしゃいといってきます。
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【思惑 9】へ
  • 【愚か者 1】へ

~ Comment ~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 水夢さん

こんばんわ。

これまで経験したことないようなことばかりで、
ミニョ自身これからまだまだいろんなことがあるでしょうね。
スンアで傷つき、このうえヘインまでってなったら、
ミニョはどうなっちゃうか・・・?

セクシーグンソクくんに鼻血ぶーです(笑)

Re: とりこさん

こんばんわ。

果たして一般人にそんなものがあるのかどうか(笑)
でも、テギョンだったらそれぐらいやりそうなので(笑)
ヘインを信じてるミニョが彼女の策略を知ったらどうするか?
スンアのとき以上に傷つくでしょうね。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【思惑 9】へ
  • 【愚か者 1】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。