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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
愚か者

愚か者 11

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「……訊いてたんだろ?」
 ドアを閉めて、テギョンは言った。
「……はい。すみま……」
 言葉に詰まってヘインは口元を押さえた。涙が止まらなかった。
「ここで泣くのはよせ。ミニョが気付く」
「……はい……はい……」
 テギョンに促されてヘインは階下に降りた。
「どうぞ」
 お茶ではなくコーヒーをヘインの前に置いた。
「……ありがとうございます」
 ミニョと同じように泣き腫らした目で頭を下げた。
 テギョンは何も言わずにコーヒーを飲んだ。
 ミニョが部屋に閉じこもってしまった翌日、ヘインが家の前をウロウロしていた。
「あんた、確か……」
 仕事から帰ってきたテギョンが声をかけようとすると、ヘインは顔を青ざめさせて何も言わずに逃げてしまった。
「何だ?」
 その翌日も、ヘインは家の前にいた。やっぱりテギョンを見ると逃げてしまう。
 テギョンが仕事を休んで家にいる間も、ヘインは毎日家の前に来ていた。でも、テギョンは外に出て声をかけることはしなかった。
 ミニョの激しい落ち込みようとヘインの行動で二人の間に何かあったのはすぐに分かったが、間に入ってどうこうするつもりはなかった。
 問題は二人の間で起こっているから、当事者同士で解決するしかないと思ったのだ。
 今日になってチャイムが鳴った。出てみると覚悟を決めたのか、決死の顔をしたヘインが立っていた。
「何か?」
「あ、あの……ミ、ミニョ……ミニョさんに会わせてください」
 ぺこっと深く頭を下げる。
「……どうぞ」
 テギョンはヘインを家に招きいれた。
「ちょうど今から食事を持って行こうと思ってたんだ。ミニョの都合を訊くから、あんたはドアの外で待ってたらいいよ」
「はい」
 キッチンで食事の支度をしながら、そこに立ったままのヘインに言った。
「何をしたんだ?」
「……え?」
「あんたが原因なんだろ?」
「あ、あの……」
 じろっとテギョンは睨みつけた。
「ミニョは数日前から泣きっぱなしで、部屋から出て来ない。食事もしない。その原因はあんたなんだろ?」
「わ、わ、私……」
 ヘインは顔を青ざめさせてわなないた。
「……もし、これ以上あいつを傷つけるつもりで来たのなら……容赦しないぞ」
 凄味のある声にヘインは震えながら、
「ち、違います! 私、あ、謝りたくて……」
「ふーん。謝るのは勝手だけど、それでミニョがさらに傷ついたらあんた……今日からでも芸能界で生きていけなくしてやるからな」
「!!」
 テギョンが自分を芸能人だと知っているのも驚いたが、ミニョのためにそこまでするテギョンにも驚いた。
 二階の寝室に食事を運ぶテギョンの後をついていきながら、ヘインはどう謝ったらいいのか頭を悩ませていた。テギョンの言葉も怖かったが、何よりもミニョをそこまで傷つけてしまったということが頭を占めてしまい、言葉が見つからない。
 テギョンが部屋に入ってしまい、外でヘインは二人の会話を聞いていた。泣きじゃくるミニョの言葉に深く深く傷つけてしまったことをまた後悔した。
 自分の愚かさを何度も呪った。芸能界に生き残りたい、有名になりたい。そのためだけに、自分を友達だと信じてくれていたミニョを傷つけてしまった。
(ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい……)
 ドアの向こうで泣きじゃくるミニョに何度も謝った。
「……ミニョの気持が落ち着いたら、また来いよ」
 カップをテーブルに置いてテギョンはそう言った。
「はい。今日はありがとうございました」
 ぺこりと頭を下げるとヘインは帰って行った。

 翌日、ミニョはようやく部屋から出てきた。
「今日から大学に行きます。ちゃんと話してきます」
「サークルはどうするんだ?」
「まだ分かりません。私がいると迷惑になっちゃうから……」
「そうか。お前が決める事だから俺は何も言わないけどな」
 じっとミニョはテギョンを見た。
「何だ?」
「オッパはどっちがいいですか?」
「何が?」
「やっぱり辞めてくれたほうがいいですか?」
「じゃあ、俺が辞めてくれって言ったらお前はそれで辞めるのか? そんなもんなのか?」
「え? ち、違いますよ。私はサークルが好きだから」
「じゃあ、辞めることないんじゃないか? 好きなら続ければいい。無理して辞めたって後悔するだけだろ? 俺はお前に後悔しないで大学を楽しんでもらいたい」
「オッパ……」
 ぐすっとミニョが鼻をすすった。
「泣くなよ! 俺が泣かせたみたいだろ」
「だって、嬉しくて……」
「ほら。顔を洗って来い。泣き顔で大学に行くなよ。それこそ明日の朝刊を賑わせかねないからな」
「はい」
 ミニョはいつもの笑顔になっていた。






おはようございます。今日も朝から寒いです。そして・・・眠いです(笑)
先日、録画しておいた「宮女」という韓国映画を見ました。私はホラーだと知らずに録画してしまい、最初は本当におもしろいなって思ってました。
モ・ファランさん役の女優さんや「タムナ」のボジンのお母さん役の人も出てて、懐かしさ満載で。
でも、だんだん気持悪くなってきて・・・。最後はほとんどまともに見ることができませんでした。
見なきゃよかった・・・。夜中にト○レに行けないやん・・・状態です(笑)
みなさん、私のようなヘマはしないように(笑)
ちなみに最後まで見たのは、終りが気になったから。ただそれだけなんです(笑)

今日も一日笑顔で頑張りましょう!

いってらっしゃいといってきます。
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Re: りくさん

こんばんわ。

私もそんな高級なケーキを食べてみたいです。
私だったら、誰にもあげません(笑) 一人で食べてニヤけます。

テギョンのとった行動はヘインに反省と謝罪の気持を持たせる意味合いもあったと思います。
ミニョがどれだけ傷ついたかを知ってもらうには一番のやり方です。
ミニョの前では大人のテギョンも知らない人の前では(笑)やっぱりお子ちゃんです。
ミニョを傷つける相手には手加減なしです(笑)
ちゃんとヘインと向き合って、仲直りが出来たらいいです。

風邪はだいぶんよくなりました。とうとう旦那にはうつらずじまいで・・・。

Re: たくみままさん

こんばんわ。

ミニョと接しているうちにヘインも少しは変化があったのかもしれません。
ミニョのペースにどうしても巻き込まれちゃいますもんね。
早くミニョに謝って許してもらえたらいいですね。

Re: 柚子さん

こんばんわ。

あははは。確かに考えてみたらヘインって以外に抜けてるのかもしれませんね。
芸能界で生きてる割にはけっこうドジです。
そういうとこはミニョと似てるかも。
今回はテギョンに救われたミニョです。
多分、テギョンはミニョ以上にいろんなことで傷ついて悲しんだと思います。
そういう人の言葉は重いですから・・・。
ヘインとはちゃんと向き合ってまた友達になってほしいです。

韓国の映画は今までラブコメばっかりしか見たことなかったので、
今回のがちょっと怖かったです。
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