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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
愚か者

愚か者 12

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 テギョンと一緒に家を出ると、そこにヘインが立っていた。
「……ヘインさん」
「ミニョ」
 お互い何を言ったらいいのか分からない。
「おい。そんなところに突っ立ってないで話があるなら、家に入ってもらえよ」
「オッパ」
「俺は今から仕事に行く。邪魔はしないからそのほうがいいだろ」
 じゃあな、と言うといつものようにミニョのおでこにキスをして出かけて行った。
「あの……どうぞ」
 恥ずかしそうにしながらミニョはヘインを家に招き入れた。テギョンのキスでヘインまで恥ずかしくなっているようだ。
 少なからず二人の緊張はとけたようだ。
「どうぞ」
 ミニョはコーヒーをヘインの前に置いた。
「この前と同じ……」
「え?」
「ううん。ミニョ」
 ヘインはソファから降りると、床に座って頭を下げた。
「本当にごめんなさい! 私がバカだったの」
「ヘインさん?」
 いきなり頭を下げられてミニョはとまどった。
「あ、あの……」
「ミニョに許してもらおうなんてそんな大それたことは考えてないの。ただ、謝りたかったの。あなたを傷つけたことを謝りたくて」
 ぽたぽたとヘインの目から涙がこぼれてカーペットに落ちていく。
「私……あなたを利用しようとしてた。ううん、したのよ。自分が芸能界で有名になりたいために! あの日だってテレビ局をわざわざ呼んで取材させて。自分があなたと一緒に映っていればテレビで顔も売れるしって思って……でも、でも、すごく後悔したの。騙したこと後悔したの」
「ヘインさん。頭を上げてください」
「でも……」
「顔を見ないとお話が出来ません」
「ミニョ……」
 言われるままにヘインはソファに座った。
「ヘインさん。私、すごく傷つきました。お友達に利用されたなんて想像もしなかったからです」
「…………」
「正直、ヘインさんのこと嫌いにもなりかけました。もう顔も見たくないって。私、今まで人を疑ったりしたことがなかったんです。だから、今回のことで人間不信にもなりかけました。でも……」
「…………」
「でも、私やっぱりヘインさんが好きなんです。お友達だから。そう思ってるのは私だけかもしれませんが、私にはお友達なんです。だから、もしヘインさんも私のことそう思ってくれるなら……」
「私なんかが友達でいいの? 私、騙したんだよ? 利用したんだよ?」
 ヘインが顔をぐしゃぐしゃにしながら言った。涙で頬はべとべとだし、鼻水も出ている。
 ぷっ!
 思わずミニョは笑ってしまった。
「何よ?」
「だって……ヘインさん。やだぁ……あはははは」
「な、何よ! 何がおかしいのよ!」
「は、鼻水が……それに顔だって……」
 ミニョはお腹を抱えて笑い転げた。
「し、失礼ね! 私だって泣けば鼻水ぐら……もう、何よ。そんなに笑わなくたって。ぷぷぷっ」
 泣きながらヘインも笑った。
 二人して大笑いして落ち着くと、
「ミニョ。本当にごめんなさい」
 ヘインが深々と頭を下げた。
「私のこと許してくれて、ありがとう」
「許してませんよ」
「ええ?」
「芸能人のウ・ヘインという人はキライです。でも、私のお友達のウ・ヘインさんは好きです。だから、私の前では『お友達』のヘインさんでいてください」
「ミニョ……。うん、うん」
「じゃあ、仲直りしましょうね」
 ミニョは手を出した。ヘインはその手を両手でぎゅっと握り締めた。
「これで私たちは本当のお友達ですね」
「ありがとう、ミニョ」
「これからは『ヘイン』って呼びますね」
「うん」
 二人はにこっと笑いあった。

『オッパ、ありがとうございます。ヘインと仲直りしました』
 そのメールを見たテギョンも思わず笑っていた。
 久しぶりの仕事。みんながミニョは大丈夫なのかとしつこく訊いてきた。
「ねえ、何があったの? ミニョ、大学でいじめられてるの?」
「バカ! 俺の可愛い妹をいじめる奴なんかいるわけないだろ!」
「おいテギョン! どうなんだよ」
 三人にあっちからこっちからと訊かれてテギョンはうるさそうな顔をした。
「何でもねーよ。楽しくやってるみたいだ」
「でも、ヒョンはミニョが体調悪いって!」
「それってやっぱりミニョが……!」
「そ、そうなのか!?」
「だーからそうじゃないって! あいつはあいつで大学生活を楽しんでるよ」
「そんなのヒョンには分からないだろ。ああ、心配だな」
 ジェルミが親のような顔になってぶつぶつ言う。
「お前はあいつの親か? お前が心配するのは彼女のことであって、ミニョのことじゃないだろ? 捨てられないように自分の心配でもしてろ」
 悪態をつくテギョンにシヌもミナムもホッと胸をなで下ろした。この分では本当にミニョは大丈夫なんだろうと。ジェルミだけはそんな変化にも気づいていないが……。
「自分の心配? 俺とハヌルは大丈夫だよ! ヒョンたちに負けないくらいラ」
 ♪♪♪
「ほら、これがその証拠だ」
 テギョンが見せた携帯のメールに添付された写真には――笑顔でサークルメンバーと写っているミニョがいた。
 写真を見ながらテギョンが実は一番ほっとしていた。
(ミニョにも信頼できる友達ができたんだな……)

 少しだけ、ミニョの大学生活に安心できたテギョンだった――






おはようございます。今日は天気が悪いようです。
昨日旦那とメールをしていました。「光テレビで独眼竜あるよ」とメールがきました。
大河の独眼竜は私の大好きなドラマです。「知っちょん」と返信したら・・・・。
「ふん! ラブレイン」というワケの分からないメールが・・・。
思わず笑っちゃいました。旦那が「ラブレイン」を知っていたことも驚きでしたが、意味不明なメールに大爆笑です。
旦那のメールはいつもこんな感じです。でも、意味通じちゃうとこが夫婦なんですね(笑)

今日も一日みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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~ Comment ~

よかった!!

あ~、ほっとしました。
今回のことでの、ファンテギョンのアドバイスは最高に良かった。かっこいいです!
ミニョは本当に素直ですね。まさにエンジェルな二人ですね。
  • #13706 まごまごピンク 
  • URL 
  • 2012.03/16 09:25 
  •  ▲EntryTop 

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ホッと・・・

今回のことでミニョには本当の友達ができましたね・・・
今まで人を疑うことを知らなかったミニョ
でもへインが本当はいい子でよかった~
 
そしてやはりテギョンは素敵(結局そこかい!)
へインを責めることなくミニョの気持ちを一番に考えての言動にほれなおしてしまった・・・


 

Re: まごまごピンク さん

こんばんわ。

ミニョよりもテギョンのほうがいろいろと苦労してると思います。
だからこそ、その言葉って重いと思います。
テギョンが一番安心したと思います(笑)

Re: dejitokki2009さん

こんばんわ。

ミニョにとって初めてのお友達。仲直りできて本当によかったです。
これからは何でも話せる仲になって、生涯の友になってほしいです。

Re: ケロちゃんさん

こんばんわ。

ミニョに初めてできたお友達。
ヘインも内心はいい子でよかったです。
多分これからはミニョの大学でのテギョン代わりになりそうです(笑)
テギョンもこれで一安心?(笑)
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