スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←彼女は知らない 2 →彼女は知らない 4 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【彼女は知らない 2】へ
  • 【彼女は知らない 4 】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
彼女は知らない

彼女は知らない 3

 ←彼女は知らない 2 →彼女は知らない 4 
「コ・ミニョさん」
 甘ったるい声で名前を呼ばれてミニョは一瞬、背中がゾクッとした。振り返ると例の三人組……スカーレット、ジェシカ、サラの三人がニコニコ笑顔でそこにいた。
「何か?」
「何か? だなんて水臭いじゃない。私たち仲良しでしょ?」
「……はい?」
「修能で出会って、さらにサークルも一緒。もうお友達も同然よ。ねえ?」
 どうやらこの「ねえ?」はスカーレットの口癖のようだ。
「そうよ! 私たちはお友達!」
「そうそう。そこで……」
 サラがニヤッと笑って言葉を切った。
「何ですか?」
 ミニョを三人が囲むようにして言った。
「お友達になった記念に、お食事に行かない?」
「……お食事、ですか?」
「そうよ。いいでしょ?」
 有無を言わせない口調でスカーレットが迫る。
「……そ、それは……」
「ちょっと、あんたたち! そこで何してんのよ! あ、ミニョ!」
「ヘイン!」
 ライオンに囲まれて困っているうさぎだとヘインは思った。
「ミニョ! どうしたの? また何かされたの?」
 三人を押しのけるようにしてヘインがミニョを背にかばった。
「ちょっと、それどういう意味よ!」
 すぐにジェシカが食ってかかった。「まるで私たちが苛めてるみたいじゃない」
「実際そうでしょ! 修能のときもミニョを苛めたそうじゃない」
「言いがかりだわ」
「そうよ!」
「まあ、待ちなさいよ。私たちはコ・ミニョさんとお友達になったから、お食事に誘っただけよ」
「お友達? なったの、ミニョ?」
 ぶんぶんっとミニョは頭を左右に振ろうとしたが、三人のすごい目にぶつかって、必死でヘインに目で「違う」と訴えた。
「ミニョを食事に誘うなら、私も一緒に行くわ。ミニョの友達だから」
「ええ!?」
 三人が嫌そうな顔をしてヘインを見た。
「あなたも……来るの?」
「嫌ならミニョも行かないわよ。そうよね、ミニョ?」
「は、はい!」
 困ったように三人は顔を見合わせると、「仕方ないわね。あなたも来たら?」と言った。
 場所と時間を言って三人が去って行くと、ヘインはミニョを見た。
「やっぱりあの子らの狙いはあんたね」
「私ですか!?」
「何がお食事よ。どうせ合コンのくせに……」
「え?」
 ミニョは困ったように眉を八の字にしてヘインを見た。その顔があまりにも可愛くてヘインは笑ってしまった。
「何でもない、こっちの話よ。ホント、あんたは私より年上なのに、守ってあげたくなるような人ね」
「え?」
「大丈夫。私が一緒だから。“お食事”まで時間があるけどどうする? どこかで暇つぶす?」
「そうですね……。あ! コーヒー飲みに行きませんか?」
「いいけど、コーヒーならここでも飲めるじゃない」
「おいしいところがあるんです」
 そう言うとミニョはヘインを「ミンドゥルレ」に誘った。

「いらっしゃい」
 入って来たミニョとヘインにマスターはいつものように無愛想に言った。
 マスターを見た瞬間ヘインは「美味しいコーヒーなんて飲めないでしょ」と心の中で思った。
「おや、ミニョちゃん」
 入って来たのがミニョだと分かるとマスターは笑顔を向けた。
「こんにちは」
「今日はバイトの日じゃないよ」
「あははは。分かってます。今日はお友達と一緒にコーヒーを飲みに来たんです」
「おやおや……」
 ちらっとヘインの顔を見た。派手な容姿のミニョとヘインを見比べているようだ。
 ムッとしてヘインは見返した。
「今日もここで彼氏待ちかい?」
 コーヒーを淹れながらマスターが訊いた。
「え? 違いますよ。今日はお食事会なんです」
「へー、お食事会ね」
 本当に“ただの”お食事会なのかい? っと喉元まで出かかった言葉をマスターは飲み込んだ。
「彼氏は知ってるの?」
「え? あっ!!! オッパに言うの忘れてました! ヘイン、ちょっと電話してくるね」
 そう言うとミニョは喫茶店を出て行った。マスターが店内で携帯を使うのを嫌っているのを知っているから、ここではかけられないのだ。
 二人っきりになった店内に、こぽこぽっというコーヒーを淹れる音だけが響いた。
「……ミニョちゃんは、合コンだって知ってるのかい?」
「……え?」
 ふいっと訊かれてヘインは顔をあげてマスターを見た。
「今日のお食事会はただのお食事会じゃないんだろ? 若い子が好きな合コン、とかいうやつじゃないのか?」
「え? ああ、まあ、そうですね」
 こんなさえないオヤジですら気づくことにミニョは気づいていない。ヘインは思わず笑ってしまった。
「あの子の彼氏のことは知ってるかい?」
「ええ。ファン・テギョンでしょ?」
「ふーん。そんな名前なんだ」
 はい、どうぞとコーヒーカップをヘインの前に置いた。
「マスターは名前を知らないんですか?」
「知る必要はないよ。彼女と俺はバイト先での知り合いなんだから。でも、会った事はあるよ。しょっちゅうね」
 ヘインは恐る恐ると言った感じでコーヒーを一口飲んだ。
「おいしい!」
 思わず言葉が洩れていた。お世辞抜きで本当にそう思った。
「ありがとう」
 マスターは笑って言った。不思議なことだった。若い女の子嫌いのマスターがミニョ以外の女の子に対して笑顔を見せる。
「あの子の彼氏を知ってるなら、その性格も知ってるんだろ?」
「ええ、まあ」
「それを知ってて、あえて合コンに誘ったのかい? あの彼氏に知れたら……修羅場じゃないか?」
「でしょうね」
 そんなことは言われなくても百も承知だった。
「だから、私が一緒に行くんです。ミニョを守るために」
「守る? それどういう」
「すみません。オッパに繋がらなくて、マ室長に頼んできました」
 カランコロンと音をさせながらミニョが戻ってきた。






おはようございます。朝はちょっと寒いですが、晴れそうな天気です。
昨日は月1の病院の日でした。3時間待ちの間(眠たかったのとお腹がすいてイライラしました(笑))に、どこからか訊きなれた言葉が・・・。
最初はよく聞き取れなかったのですが、だんだんと声が大きくなって。
「アゲスミダ。コマスミダ」・・・・こ、これはもしや・・・!!!!
「キムさん」という女性でした。こんなところで韓国語を聞けるとは。感激しちゃいました。
3時間待ちの苦労が吹っ飛ぶような・・・ことはありませんが(笑)、嬉しくなったできごとでした。

今日も一日元気で頑張りましょう!

いってらっしゃいといってきます。
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【彼女は知らない 2】へ
  • 【彼女は知らない 4 】へ

~ Comment ~

NoTitle

お疲れ様でした!!病院3時間・・!!!!本1冊じゃ足りませんね・・病院の時間待ち・・どっと、疲れますよね・・。ほんと、お疲れ様でした!
合コン・・・ひゃーーどきどきしますね。しかしマスターが知ったから・・何かないかしら・・?
なつあおいさーーん!!!なつあおいさんからの返信メッセージが迷惑ボックスに入っていることを今日になり発見(T^T)ほっとした&本当にごめんなさい!!!!アメーバめ・・!!!!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

NoTitle

ミニョが変な子達の陰謀に引っかからないように!
ヘインに期待しております。

テギョンさんのお怒りは怖いけど…。
もうちょいミニョちゃんも世間を知って欲しいような…。
ヘインがんばれー(^^ゞ

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: のあさん

こんばんわ。

毎回思うんですが、病院の待ち時間って退屈です。
音楽聞いて過ごしたらそのまま寝ちゃうし、本読んでても途中で飽きちゃって。
時間通りにしてほしいです。

ありますあります。あれって何なんでしょうか? 普通のメッセージなのに、
迷惑ボックスって(笑) 私、何かアメさんの逆鱗に触れるようなこと書いてたかな?(笑)
大丈夫ですよ~。

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

みんなに守られてるミニョ。
あの愛されキャラは自然とそうさせちゃうんでしょうね。
マスターがミニョを好きになることはないと思いますが、
やっぱり見守ってあげたくなるのかな?

ご、5時間待ちですか?? ひえーーーーーっ!!!!!
それはキツイですね。体調悪いとさらにキツイですよね。

Re: こむぎこさん

こんばんわ。

少しずつ世間の荒波にもまれて、世間を知っていくんでしょうね(笑)
合コンもミニョにはいい経験になるかも?
テギョンの怒りが怖いですが・・・。

Re: 水夢さん

こんばんわ。

合コンなんて、テギョンが一番嫌なことでしょうね。
それにまさかミニョが参加するなんて思ってもみないと思います。
テギョンが知ったら・・・地獄です(笑)

お友達のお母さんが韓国人ってことはハーフなんですね!
ぜひ、そのお母さんとお友達になりたいです。
私は母の仕事先に韓国人の大学生がいて、母と仲良しです。
会話は当然ながら日本語ですが。母は「リーちゃん」と呼んでます(笑)
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【彼女は知らない 2】へ
  • 【彼女は知らない 4 】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。