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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
彼女は知らない

彼女は知らない 9

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「あっ!」
 起きようとした瞬間、頭がズキンと痛んだ。
「ああっ……! い、痛い……」
 合コンの翌日、ミニョは完全な二日酔いだった。
「気持悪い……」
 胸のあたりもムカムカして吐き気がする。
「起きたのか?」
 ムスッとした顔でテギョンが部屋に入って来た。
「おはようご……いたたっ!」
 自分の声で頭がまた痛んだ。
「まったく。どれぐらい飲んだらそうなるんだ?」
 ほら、と言いながら水の入ったコップを手渡す。
「ありがとうございます」
 こくこくっと一気に飲み干すと少し気分が和らいだ気がした。
「その状態じゃ大学には行けないから休め」
「はい……。あれ?」
 ミニョはふと思った。
「私、どうやって帰ってきたんですか?」
「……はい?」
「ヘインがここまで送ってくれたんですか?」
「…………俺が呼び出されたんだよ」
「ヘインが呼んでくれたんですか?」
「誰が呼ぼうが今はそんなことどうでもいいんだよ!」
 怒りが込み上げてきてテギョンは思わず怒鳴った。
「いたっ!! オッパ、お静かに願います。大きな声は頭に響いて……」
 顔を顰めながらミニョは言った。
「あ、悪い。大丈夫か?」
 怒っていてもミニョには甘いテギョン。
「じゃ、じゃなくて! お前、昨日合コンって知ってて行ったのか? 俺はマ室長にただの食事だと聞いてたぞ。しかも、男までいるなんて訊いて」
「……合コン? それ、何ですか?」
「………………はい?」
「合コンって何ですか? 私は昨日、スカーレットさんたちに“お食事”に誘われたんです。でも、お店にはスカーレットさんたちのお友達の方もいて……。あ、先輩もいましたね。びっくりしたんですけど、“お食事”するなら大勢のほうが楽し」
「待て待て待て!!!! “お食事”だと? お前、ただの“お食事”だと思ったのか?」
「はい。それ以外何があるんですか?」
 確かにミニョの言っていることに間違いはない。そこにいた男たちに携帯番号を訊かれたわけでもなく、「二人で抜け出そうよ」とか「今度二人で会おうよ」とか言われたわけでもない。
 まして“お持ち帰り”も、もちろんされていない。
「今はお友達とお食事をすることを“合コン”って言うんですか?」
「いやいやいや……違う! 根本的に間違ってるぞ。落ち着け、落ち着くんだ俺」
 ぶつぶつとテギョンは口の中で言った。
(合コンを知らない? 大学生なのに?)
 そう思う側から別のテギョンが囁く。
(いやいやミニョならありえる。俺と出会うまで修道院暮らしが長かったから世間のことにはまったくの無知なんだ)
(でもだからって合コンぐらいは知ってるだろ?)
(いやいや、それだけあいつが純粋ってことなんだろうな)
 結局行き着く先はミニョが「純粋」で「素直」で「可愛い」と言う事だった。
「オッパ?」
 さっきから一人でぶつぶつと言っているテギョンにミニョが困ったように声をかけた。
「ん? 何だ?」
「合コンって何ですか? “お食事”のことじゃないんですか?」
 はっとした。ここでハッキリと教えておかないとミニョはまた合コンに誘われても、“お食事”に誘われたと思うかもしれない。
「“合コン”と“お食事”は別物だ!」
「でも、お食事しますよ」
「食事はしても、“お食事”ではない!」
 意味が分からないのかミニョは眉を八の字にしている。
(そんな顔も可愛い!)
 思わず合コンの説明などどうでもよくなってきた。
(いやいやいや! しっかり教えないと!)
「いいか? “合コン”と言うのは男女の出会いの場だ。いわゆるお見合いみたいなもんだ」
 少し大げさに言ってみた。
「お、お見合い!?」
「お前には俺という立派な彼氏がいるからこれ以上男は必要ない。つまり、お前に“合コン”は必要ないと言う事だ。今後誘われても参加するなよ」
「はい。分かりました」
 二日酔いのうえに合コンの事実を知ったミニョはしゅんとしてしまった。
 ぎゅっとミニョを抱きしめて、
「お前がお持ち帰りされなくてよかったよ」
 ほっとしたように言った。
「オッパ」
「何だ? 気持ち悪いのか?」
「いえ……お持ち帰りって何ですか? 何を持ち帰るんですか?」
 きょとんとした顔でミニョが訊く。
「…………え?」
 テギョンの顔が凍りつく。
 合コンの意味を知らない→お持ち帰りはなおさら知らない→危険そのもの!!
「と、とにかく、合コンはもう行ったらダメだ!!!」
「はい。もう行きません」
 テギョンは思った。
(あのヘインとかいう奴によーく頼んでおこう!)

『え? 脅していいんですか?』
「ああ。俺が直接言うより、あんたが言った方が効果的だろ」
『はあ、確かに』
 昨日の合コンをセッティングしたのが例の三人組だと知ったテギョンの怒りは、ソンホだけでなく彼女たちにも向いた。
 すぐにヘインに連絡を取った。
『じゃあ、ちょっと脅しておきますね』
 ヘインは楽しそうに言った。
「あんた、嬉しそうだな」
『え? そうですか? だって面白いじゃないですか。おどおどしてるあの子たちの顔見るのは。くふふ』
「……あんたもSかよ?」
『はい?』
「いや、何でもない。あいつらの親のことだけど……」
 テギョンは昨日帰ってからすぐに合コンに来ていたメンバーのことをマ室長に調べさせていた。
 ミニョのことになると、周りが見えないテギョンは手段を選ばない。
 ソンホにも釘を刺すように頼んでから電話を終えた。
(今度ミニョに手を出そうとしたら……あいつらに明日はない!)
 そんなことを思っているとは知らないソンホとスカーレットたちだった。






おはようございます。今日もお天気です。気温も高くて、ぽかぽかしてます。
今回は書いてて、話の区切りが分からなくなっちゃって、どんどん長くなっちゃいました(笑)
昨日も仕事中に妄想してました(笑) これいいかも! って思っても仕事中なのでメモれない!
ない頭で一生懸命内容を覚えます。でも、覚えようとすればするほど、妄想が広がっていって、私の許容量を超えちゃいます(笑)
そして、帰り着く頃には・・・半分も覚えてません(笑)
仕事中の妄想にはご注意です(笑)←あ、私だけか?

今日も一日頑張りましょう!

いってらっしゃいといってきます。
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~ Comment ~

可愛すぎる26才

ミニョって,天使そのものですね。
「合コン」分かんない…テギョンの悩みは尽きないですね。
彼女たちの「親」って,気になりますね。
しかし,ヘインちゃんは,素晴らしいテギョンのブレーンに?
「脅し」楽しみだなぁ~えっ?そんな私もSですかね。

テギョンたらっ…

更新&コメント返信ありがとうございました!
(^∀^)

ミニョの無垢で純粋な返答に対してのテギョンのツッコミ?
かなり爆笑ですっ!!!!

スカーレット達にはどんな罰が下るんでしょうか…
こっ怖い…
(ΘoΘ;)

私も、なつあおいさんのお話しを反芻して妄想や、ニマニマを仕事中にしております♪
年度末なのにダメダメ会社員です…
(^Α^;)


東京は天気予報に反して肌寒いです。

なつあおいさんの住む別府が羨ましいです。

NoTitle

結局、テギョンはミニョを怒れないですよね。
可愛い・・・になっちゃいますから。
そんなデレデレテギョン、結構、私は好きです(*^_^*)

ぐふふ・・・どんなお仕置き、が待っているのかしら。
楽しみにしています。

更新、ありがとうございました(*^_^*)

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NoTitle

こんばんは!
合コンを知らないとは、さすがシスターミニョ(笑)
お持ち帰りはもちろん、知らないですよねー。

何も知らないって、いい時もあるんだろうけど、この場合、怖いですよね(-。-;
テギョン君、ハラハラで仕方ないかと、気の毒になりますが。
でも、このテギョン君、ミニョに甘いですよね。
思わず笑っちゃいました。

このあと、釘をさされた4人がどうなるんでしょう?
テギョンを、怒らせたら怖いですよね。

ミニョ絡みで怒るテギョン好きなんです(#^.^#)



  • #13764 にこにこひまわり♪♪ 
  • URL 
  • 2012.03/30 23:19 
  •  ▲EntryTop 

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NoTitle

ミニョの天然、全開ですねー。
合コンのテギョンさん怒りの顛末を教えてあげたいけど…、
怒る気力を無くしちゃうのも判ります。(^^)
だってミニョがかわいすぎますもんね。
合コンの教え方笑いました!これからは騙されないと
少し安心しました、お姉さん(?)は。

そちら温かいようでいいですね。うらやましいです。
こちら札幌も昨日まで温かくて一気に雪解けしましたよー。

Re: ともるんさん

こんばんわ。

なーんにも知らないミニョ。
それはそれで怖いですが、ある意味楽しいかも?
いろいろ教えるのも楽しいでしょうね。
さて、ヘインはどんな風に脅すんでしょうか?

Re: スピリッツさん

こんばんわ。

無垢なまま大人になったミニョなら知らないことの方が多いかも。
心配しながらも、いろいろ教えてあげる楽しみもあって、
テギョンは案外楽しいかも?(笑)

妄想してる時間は楽しいです。

Re: しなもんみるくさん

こんばんわ。

結局はどんなに怒っててもミニョの可愛さには
敵わないテギョンです。
何でも許しちゃう(笑)

ヘインの脅し。スカーレットたちには効くんでしょうか?

Re: dejitokki2009さん

こんばんわ。

ミニョの可愛さの前ではお説教なんかできませんよね。
「可愛い」で終わりです(笑)
ヘインとテギョンが手を組んだら最強!?
ある意味この同盟はすごいかも。

Re: にこにこひまわり♪♪さん

こんばんわ。

何にも知らないミニョに不安を感じながら、そこは甘いテギョン。
きちんと怒ることはできませんね。
この先もそんな感じかな?
スカーレットたちへの脅しが今後のミニョのためになるといいですね。
男さえ近づかなければテギョンは安心なので。

Re: リィちゃん さん

こんばんわ。

テギョンからヘインに頼まれたお仕置き。
スカーレットたちが怖がるかな?
ソンホは・・・怖がってる? すでに(笑)

Re: こむぎこさん

こんばんわ。

天然キャラは健在です!
何も知らないからこそ心配ですが、一つ一つ教えていくのもいいかも。
大学ではヘインが守ってくれてるから安心ですね。

こちらは桜が咲き始めて春だなって感じです。
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