スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←彼女は知らない 9 →誓いの種 1
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【彼女は知らない 9】へ
  • 【誓いの種 1】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
彼女は知らない

彼女は知らない 10

 ←彼女は知らない 9 →誓いの種 1
 その頃、大学では――。
 ヘインが例の三人娘とばったり校内で会っていた。
「あ、あら、ウ・ヘインさん」
「あら、キム・ミンジさん」
「ちょ、ちょっと! 私はスカーレット・キムよ!!」
「どっちでもいいわよ。それよりもあんたたち」
 じろっとヘインが三人を睨みつけた。
「な、何よ!」
「あんたたち……怖いモノ知らずよね」
「何が?」
「あーんなことしちゃって、ファン・テギョンさんのこと怖くないの?」
「ファン・テギョン様?」
 何のことかと、三人は顔を見合わせた。
 どうやら昨日の夜のテギョンの怒りを彼女たちは分かっていないようだ。
「恐ろしいことしたわよね。ああ、そうそう。キム・ミンジさ」
「スカーレットよ!」
「はいはい。スカーレットさんのお父様はテレビ局のプロデューサーだとか(名前知らないけど)?」
「ええ。そうよ」
 鼻高々にスカーレットが言った。
「あらら……大変ねぇ」
「さっきからあなた何よ。何が言いたいのよ?」
「お父様はお元気ですか? 今日はご出勤してらっしゃる?」
 バカ丁寧にヘインは言った。
「仕事には行ったけど、それが何よ?」
「じゃあ、今日はまだご無事なのね。明日はどうかしら?」
 ますます意味が分からない三人は顔を見合わせた。
「ハン・チョンランさんのお父様は(弱小)芸能事務所の社長さんだとか?」
 ジェシカに訊く。
「ええ。それが?」
「ホ・ソリンさんのお父様は(売れてない)音楽プロデューサーだとか?」
 今度はサラに訊く。
「ええ。あなたさっきから何よ?」
「みなさん、お父様、明日から大変でしょうね。ファン・テギョンさんの怒りを買っちゃったんですから。お父様がご無事にお仕事が出来るといいんですが……おお、恐っ!」
 ヘインはわざとらしく自分の身体を抱きしめて震えてみせた。
「そ、それ、どういう意味よ?」
 三人の顔が不気味なぐらいに蒼ざめていく。
「さあ。おほほほ。では、失礼」
「ちょ、ちょっと、あんた待ちなさいよ!!」
 ヘインはそのまますたすたとサークル部屋に向かっていった。
 残された三人は呆然とその場に立ち尽くしている。

 サークルの部屋に行くと、ソンホがぼんやりしていた。
「――ぱい。先輩。ソンホ先輩!」
「……え?」
 ぼーっとした目のままで声のするほうを見る。
「先輩、大丈夫ですか?」
 ヘインがソンホの顔の前で手をひらひらさせた。
「ウ・ヘインさん?」
「先輩、大丈夫ですか?」
「え? 何が?」
「ずーっとぼんやりしてますけど」
 朝会ったときからソンホは魂を抜かれたような顔をしていた。
 昨日、あれからどうやって帰ったのか訊こうと思ったのに、ソンホは心ここにあらずといった感じで、ぼんやりしている。
 サークルに来てもそうだ。ジュノに連れてこられたようで、ヘインが来た時にはすでに来ていた。
 まだ全員がそろってはいないので、昨日のことをソンホに聞こうと思って話かけたのだが、やっぱりまだぼんやりしたまま。
「ウ・ヘインさん……昨日の……あれって」
「あれ? 昨日のあれって何ですか?」
 ヘインはわざととぼけてみせた。
「だからその……あの、コ・ミニョさんの……ファン・テギョンの……それで」
「先輩。ミニョのこと気に入ってるみたいですから言っておきますけど、やめたほうがいいですよ」
「やめる?」
「ミニョのことです。昨日で分かったと思いますが、ミニョに手を出すと怖いことになりますよ。下手したら昨日が最後の合コンになったかもしれませんね」
 にっこりヘインは笑った。その笑顔はソンホの背中を充分にゾクリとさせるものだった。
「え? ……ええ??」
「ファン・テギョンさんってミニョを激愛してるでしょ? 昨日のあんな場面見ちゃったから……やバイですよ、先輩」
「ヤ、ヤバイって……何が?」
 ごくりとツバを飲み込んだ。
「ヤバイって言えば、ミニョに手を出したらまともな体で生きていけないようになるって聞いたことありますね。他にも犠牲者になった男は数知れずだとか。だから先輩。今後、ミニョに手を出そうなんてバカな考えは……」
「起こしません! 二度とそんな気は起こしません!!」
「先輩には他にもお似合いの人がいると思いますよ」
 さっきとは違う優しい笑顔にソンホはドキッとした。
「あの、ウ・ヘインさん……」
「お待たせー! さあ、今日は次のサークル活動を決めようか」
 部長のテハと副部長のセリョンが入って来た。
「あれ、まだ君たちだけ?」
「はい、そうです」
「じゃあ、みんなが集まるまで待とうかな」
 窓際に座ったヘインを見ながらさっきとは打って変わってソンホはドキドキしていた。
人一倍惚れっぽいキム・ソンホ、22歳。

 後日、週刊誌に『ファン・テギョン、深夜のバーで大暴れ! 俺の女に手を出すな!!』という見出しが出たのは……言うまでもない――?







おはようございます。今日もお天気です。ちょっと朝は寒いです。
今日から新年度がスタートですね。新入生のみなさん、おめでとうございます。
私は・・・もう十数年前のことなので、あのドキドキ感はもう忘れちゃいました(笑)
私も新たな気持ちで、頑張ろうと思います。
旦那との関係も・・・相変わらずでいきます(笑) 「ぶーたん」「ぶーつー(2)」の関係で(笑)
あ、たまに「ぶーレッド」「ぶーピンク」にもなりますよ(笑)

新年度の第一日目がみなさんにとって最高の日でありますように。

いってらっしゃいといってきます。

スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【彼女は知らない 9】へ
  • 【誓いの種 1】へ

~ Comment ~

「おほほぉぉ~」

「おほほ~」って,テギョンが調べさせていた「親」ってこれね。
テギョン達が「出ない」とか,「関わらない」とか…恐ろしい☆
素晴らしいテギョンのブレーン,ナイス働きっぷり☆
しかし,ソンホには笑ってしまいました。
何て,自由で惚れっぽいのか…
いつか,痛い目に遭うことでしょうね。うふふ☆
ヘインが言うのを聴いていて,気持ちが良かったです。
また,週刊誌の見出し,笑いました。
写真も撮られたのかなぁ~凄い睨んでいそう…

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: ともるんさん

こんばんわ。

テギョンが前面に出て来ないことでさらに恐怖を煽る(笑)
ヘインに言われちゃうと余計怖いですよね。
今後三人はミニョとどう向き合うんでしょうか(笑)
ソンホは惚れっぽい男です。
優しくしてくれる=俺のことが好き? みたいな感じで(笑)
週刊誌のテギョン。写真撮られてたらきっとすごい形相だったと思います、

Re: りらりらさん

こんばんわ。

お仕事お疲れ様です。
気がつけば新年度でした。
私の仕事は年中一緒なので、新年度という感覚がないです。
新しい人も入って来ないし(笑)

ヘインという強力な味方を得て、テギョン嬉しいでしょうね。
これからきっとヘインとまめに連絡取りそうです。
大学でのミニョのことなんか聞き出しそう(笑)

「ぶぶ」って呼び方かわいいですね。
「ぶーつー」をやめてそれにしてもらいたいです(笑)

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

とことん、やれるとこまでやっちゃう!
それがファン・テギョンです。
完璧主義者なので、こんなとこまで性格が出ちゃいますね(笑)
みんなの反応は・・・怖いですね(笑)
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【彼女は知らない 9】へ
  • 【誓いの種 1】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。