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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
俺のそばにいて

俺のそばにいて 2

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 テギョンはNIKホテルまで車を走らせていた。事務所からでも目と鼻の先の距離しかない。
 マ室長に迎えに行かせるつもりだったが、急に都合がつかなくなったと言い出して、仕方なく会社の車でミニョを迎えに行くことになった。
「ミニョか? 用意はいいのか? ――ああ、今、部屋に向かってる」
 テギョンは電話を切ると、エレベーターに乗り込んだ。
 ミニョはもう一度鏡の前に立って、おかしくないか確認した。
 カバンと小さな袋を持って、ドアの前で待っていた。
 コンコンっとドアがノックされる。
「はーい」
 ミニョはガチャッとドアを開けたが、テギョンの不機嫌な顔を見て、少し驚いた。
「オッパ?」
「お前、今、確認しないでドアを開けただろ?」
「えっ?」
「俺だって確認してドアを開けたのか?」
「いえ……。オッパだって分かってたから」
「俺じゃなかったらどうする? 知らない男だったら、お前……!」
「……ごめんなさい。オッパの言う通りです」
 しゅんとしてしまったミニョを見ると、もうそれ以上文句が言えない。
「今度からは気をつけるんだぞ、いいな? 行くぞ」
「はい」
 ミニョの持っている小さな袋が気になった。
「それは?」
「差し入れです。ホテルの中においしいケーキ屋さんがあったので、買ったんです」
「ふーん」
 つまらなそうにテギョンは言った。
 甘いものが苦手なテギョンにとって、ケーキとかの差し入れはあまり嬉しくない。
(ジェルミやミナムは喜ぶだろうな)
「でも、どうしてオッパが迎えに来たんですか?」
「マ室長に急用ができたんだ。それで俺が迎えに来た」
 会社の車にミニョを乗せると、テギョンは事務所に向かった。
「後から戻って来るから、その時に会えばいいさ」
「はい。そうします」
 テギョンは車を駐車場に止めると、裏口からミニョと一緒に入った。
「……今日の格好、可愛いな」
 ぼそっとテギョンが言った。
「えっ?」
「……可愛いって言ったんだ。格好が」
「ありがとうございます。オッパにいただいた服で合わせてみました」
「似合ってる」
 二人は照れてしまい、お互いそっぽをむいたり俯いたりした。
「ミニョ! ミニョでしょ?」
 歩いてきた二人を会議室から出て来たワンコーディが見かけて駆け寄った。
「お姉さん!」
 ミニョは嬉しそうにワンコーディに抱きついた。
「ミニョ! あんた、キレイになったわねぇ。会いたかったわよ」
「私もです。お姉さん、お久しぶりです」
 再会を喜ぶ二人をテギョンはただ側で見ていた。
「フニの奴もすごく会いたがってたのに、急な用事で出かけてるのよね。すぐに戻ってくるからさ」
「はい」
「でも、あんた、ホントにキレイになって……。テギョンに愛されてる証拠ね」
「お姉さん!」
 ミニョは顔を真っ赤にして、テギョンのほうを見た。
 聞こえていなかったようでテギョンは、「?」という顔をする。
「じゃあ、また後でね。ああ、ジェルミたちが首を長くして待ってるわよ」
 ワンコーディが行ってしまうと、テギョンがミニョに訊いた。
「さっき、ワンコーディは何てお前に言ったんだ?」
「えっ?」
 またミニョの顔が赤くなった。
「何だ? 何、赤くなってる?」
「あ、あの、ここはちょっと暑いなって思って」
 ミニョはわざとらしく手で扇いだ。
「まあいい。あいつらが待ってるから、行くぞ」
「はい」
 今日、ミニョが来ることはアン社長に言ってはいない。
 言えば社長のことだから、チャンスとばかりに記者連中を呼びかねないからだ。
 あくまで極秘での事務所訪問だ。
 メンバーはスタジオで待っていた。
 テギョンに連れられて入ってきたミニョに、早速ジェルミがニコニコしながらハグをしようとした。
「ミニョ~、いらっしゃーい」
「ジェルミ。これ、差し入れです」
 両手を大きく広げたジェルミの目の前に有名なケーキ屋の紙袋が差し出され、ジェルミの気持ちはすっかりケーキに向かってしまった。
「これって、NIXホテルに入ってるケーキ屋だよね。あの店って並ばないと、買えないんだ。ありがとう、ミニョ」
 ジェルミは早速ケーキを取り出している。
 もうミニョへのハグのことも忘れてケーキに夢中だ。
 テギョンは苦笑した。ハグをしようとするたびに阻止してきたのに、今回はケーキがその役を買って出てくれた。



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初めまして

先週、コチラの小説を発見してから、
毎日少しずつ読んで、
ようやく追いつきました(笑)。

次の更新が待ち遠しいです!
(^_-)-☆

Re: ファイティンさん

こんばんわ。コメントありがとうございます。
いつも楽しみにしています。PCの前でニヤニヤしながら、
コメントを読んでると、ダンナに「気味が悪い」と
言われます。

ジェルミって食い意地はってますよね。でも、そこがまた可愛くてツボです。
ミナムもかなり食いしん坊みたいなんで、ジェルミといい勝負?

私もかなり食い意地が張ってるから、ダンナにいつも「意地汚い」って言われてますv-406

毎日、読んでくれてありがとうございます。
誰かが読んでくれてるって思うと、それだけで更新しようって
気になります。
頑張って書きますね。

Re: 碧さん

こんばんわ。はじめまして。
コメント&読んでいただいてありがとうございます。

どうでしょう? 楽しんでいただけてますか?
いつも思うことですが、楽しいんでもらえてるかな?
面白って思えてもらえてるかなって、思いながら
書いてます。

楽しい・面白いって思えてもらえたら、それだけで幸せです。
更新の方、頑張りますので、またお越し下さい。

おやすみ☆テギョン

こんばんわ☆

寝る前にお邪魔したら(もう日課です)リニューアルv-352しててビックリ!?
ハロウィンもとっても可愛くて好きだったんですけど~終わっちゃいましたよね・・・
こちらもネズミちゃんもかわいいですねv-343新しいお話になってワクワクしてるのでますますお邪魔するのが楽しみで~すv-407

ジェルミは相変わらず いい味だしてますね(笑)大好きですよ!
今日はミニョに「・・・今日の格好、可愛いな」、「似合ってる」と言った時のテギョンの顔を想像しながら寝ちゃいます(笑)・・・zzz
それから次の更新も楽しみに・・・ふぁいてぃん(^.^)/~~~

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Re: muyumuyuさん

おはようございます。
いきなりのリニューアルになっちゃいました。
あれこれ悩んで、ギリギリまで悩んで、これになりました。

訂正のコメント読みましたよ。気にしないでくださいね。
大丈夫ですよ。

新しいお話書くたびにドキドキしますね。
喜んでもらえるだけで、嬉しいです。
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