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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
胸いっぱいにたまる君

胸いっぱいにたまる君 3

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 ボランティアサークルで出す屋台のそれぞれの役割が決まった。買出し組みはミニョとソンギ。
 最初はミニョとヘインだったのだが、横入りをしてきたソンホがヘインと組みたいと言い出したのだ。
 何も知らないミニョが「ヘインと組みたいのならどうぞ」と言ってしまい、ソンギが「じゃあ、ミニョは俺と組もうか?」と言う事になったのだ。
 ヘインは正直、嫌な気持になった。ソンホと組むのも嫌だが、それ以上にソンギがミニョと親しくするのが不満だった。
(テギョンさんからミニョのこと頼まれてるのに、男なんか近づけさせたらマズイじゃない!)
 それとなくミニョに注意するように言ってみたが、「ええ? ヘインったら何言ってるの?」と笑われた。
 無理もない。ソンギははっきりと気持ちを態度に出しているわけではない。でも、勘のいいヘインには分かる。
(カン・ソンギはミニョのことが好きなんだわ)
 そんな二人が学際というイベントで近づく。
(アブナイじゃない! とっても危険だわ!!)
 かといってどうすることもできない。犯人だと分かっているのに証拠がないために捕まえられない警察の心境だった。
(ソンギがはっきりミニョを好きだと言ってくれればね……阻止もしようがあるのに)
 一人イライラしながら、仲良く買い出しについて話す二人を見るヘインだった。

「チョン・スンアさん!」
 ミニョは前を歩くスンアに声をかけた。
「何か用?」
 相変わらず素っ気ない。
「あ、あの、今度の学際、お互い時間があったら一緒に周りませんか?」
「……はい?」
「私、スンアさんともっと仲良くなりたくて」
「もっとって……まだ全然仲良くなってないけど?」
「だからです。私、スンアさんとお友達になりたいんです」
「私はなりたくないわ。前にも言ったと思うけど、有名人とは」
「私は有名人じゃありません。ただの一般人です。スンアさんと変わりませんよ」
 にこっと笑った。
「ホントにそう思ってるの? 思ってるならあなたバカね」
「バカ、ですか?」
「うん。とにかく私はあなたと仲良くなる気はないから、じゃあね」
「ま、待ってください」
「しつこいのは嫌いなの」
 そう言うとスンアはさっさと行ってしまった。
「しつこくしてないのにな……」
 スンアと仲良くなりたいというのは本当だった。
 ヘインとは違うスンアにミニョは少なからず憧れてもいた。
(あんな風に自分の気持をちゃんと言えるのってすごいな)
 また誘ってみようとミニョは思った。

「へ~、トッポギの屋台ね」
 その夜、ミニョはテギョンと食事をしながら学際の話をした。
「オッパもお仕事がなかったら来れたらいいですね」
「行きたいけど、多分、無理だろうな」
 仕事があろうがなかろうがアン社長が行くことを許すはずがない。
「仕事でなら行けたのにな。あははは」
「仕事、ですか?」
「ああ、例えば学際のゲストに呼ばれてる、とかだ」
 ドキッとした。まさについ最近言われたばかりだ。
「でももう無理だろ。スケジュールは決まってるし、もうゲストも決まってるだろうしな」
 まだ決まっていないようです。A.N.JELLにオファーが来てます、とミニョは心の中で呟いた。
 どうも韓陽大学では毎年のようにオファーを出してはいるようだが、ことごとく断られているようだ。
 そのため毎年実行委員長に選ばれた者にとっては、自分の年にA.N.JELLをゲストとして呼ぶことが悲願となっているようで、今年の実行委員長がミニョに頼み込んだのも無理ないことだった。
「あの、これまで呼ばれたことはないんですか?」
「え? 学際にか? ないな」
「どうしてですか?」
「まずスケジュールの調整が合わない。時期がツアーと重なることが多かったりしたから。それから特別性だな」
「特別性? 何ですかそれ?」
「学際は1時間も歌わないでけっこう実入りはいいんだが、アン社長の意向で俺たちは学際にはゲストとして登場しないことになっている。まあ、他のやつらとは違うってことをアピールしたいんだろうな」
「なるほど……」
 ミニョは頷いた。
 安易にその話に乗るつもりはなかったが、いろいろと事務所にも思惑があることが分かって、自分の入り込める領域ではないと思った。
「そういえば、入学式のときにも学校の卒業生だという芸能人の方が見えていましたね」
「ああ、あの歌手か。ああいうのも芸能人ではよくある仕事だ。呼ばれる方も呼ぶほうもそれぞれにメリットがある。有名大学であればあるほど箔がつくからな。大学側も卒業生にこういう有名人がいますってことをアピールできれば満足だろうしな」
「いろいろあるんですね」
 芸能人がいろんな方面で繋がっていることにミニョはただ感心するばかり。
「お前だってそのうち、大学の顔になるかもな」
 あはは、とテギョンは笑いながら言った。
「まさか。私はただの一般人ですよ」
 ミニョもあははは、と笑ったが、別におかしな話でもなかった。
 A.N.JELLと繋がりのあるミニョを大学側でも広告塔として利用したいとは常々思っているようだ。
 しかし、事務所のガードが固くておいそれとミニョには近づけない。
 そんなことは知らないミニョはのん気にテギョンと楽しい夕食を食べていた。







おはようございます。今日はくもりです。どうもお天気が崩れるようです。
昔見たドラマで、「女の子は父親と似た人と結婚する」って言っていました。私はその時、「絶対イヤだ!」って思いました(笑)
うちの父は見た目も中身もすべてが怖い人だからです(笑) だから、結婚相手は見た目も中身も優しい人がいいって思っていました。
実際のところ旦那は父とは似ていません。めったに怒らないし(怒ったらめっさ怖いですが)、見た目も八の字眉毛のぽやんとした顔をしています。
でも、子供の頃には分からなかった父の良さ、みたいなものがこの年になるとよく分かります。父の子供に生まれてよかったなって思ってます。親の気持ちは親にならないと分からないとよく言われましたが、親にならなくても、私は親の気持が少し分かった気がしています。

今日もみなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。

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ミニョの周りって

ミニョの周りには,本当にいろいろな事が起こり
いろいろな事が人がいて,
いろいろな気持ちが交錯しますねぇ~
しかし,テギョンたちが学祭に来たらぁ~
もう,大変な事になりそう☆
ミニョは,テギョンが「ミニョアンテナ」を張っている限り、
誰も下手に近づけないから,大丈夫ですよね。
でも,何か心配だなぁ☆

Re: ぴっぴさん

こんばんわ。

うまくいってテギョンが学際のゲストに来ちゃったら・・・・。
かなり盛り上がるでしょうね。テンションMAX間違いなしです!
そのときはチケット手配しますね(笑)

子供のころは優しいお父さんに憧れました。
「パパ」って呼んでる友達が羨ましかったです(笑)

Re: ともるんさん

こんばんわ。

あははは。
たしかにいろんなことが起りますね。
静かなときがないというか・・・。
まさき危険地帯?(笑)
A.N.JELLが学際にきたら大騒ぎになると思います。
テギョンにとってはまたとないチャンスですけど・・・。
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