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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
胸いっぱいにたまる君

胸いっぱいにたまる君 4

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「スンアさん、待ってください」
 今日もミニョはチョン・スンアを誘っている。
「あんたもいい加減しつこいわね」
「すみません」
 素直に謝るミニョにいつもムスッとした顔のままのスンアも思わず笑ってしまった。
「いいわ」
「え?」
「あんたには負けたわ。一時間だけなら一緒に周ってもいいわよ」
「ホントですか? きゃあっ!! 嬉しい。ありがとうございます」
 ぴょんぴょん跳ねて喜ぶミニョにスンアの心も自然に跳ねていた。
「じゃあ、最終日に一緒に周りましょうね。楽しみにしてますね」
「うん」
 にこにこ笑顔で手を振りながら走って行くミニョを見送りながら、スンアの心は嬉しいという気持で満たされていた。

 その頃、事務所でテギョンたち四人は驚くことをアン社長から訊かされていた。
「学際のゲスト?」
 仕事を始めてから一度も訊いたことのない「仕事」だった。
「今年はお前たちをぜひにぜひにと頼まれてな。これまでは学際になんてお前たちを出すのをためらっていたが、今年はな」
 ぐふふと嫌な笑みが聞えてきそうなほど、アン社長の顔はニヤニヤしている。
「珍しいですね。初めてじゃない?」
 ジェルミが不思議そうな顔でシヌに訊いた。
「ああ、初めてだ」
「初めて? これまで一度もないのか?」
 ミナムが驚くのも無理はない。テギョンたちだって驚いているんだから。
「で、いくら積まれたんですか?」
 味も素っ気もなくテギョンは単刀直入に訊いた。
「な、な、何てことを言うんだ! シャラップ! 口を慎めテギョン! これはお金の問題じゃない! 言うなれば…………親切心?」
「親切心?」
 そんなものをアン社長が持ち合わせてるのかと、みんなの顔が訝る。
「そうだ。友情でもあるかな。いやいや、友愛? とにかく、人助けみたいなものだ」
 親切心、友情、友愛、人助け。どれもアン社長とはかけ離れた世界のものだと四人は思った。が、口にはしなかった。テギョン以外は……。
「そんなもの社長にはないだろ。積まれた額の問題だろ」
「バ、バカ者! 私を何だと思っている!」
「金のもう」
「ヒョン! シャラップだよ、シャラップ!!」
 慌ててジェルミが口を塞がなかったら、間違いなくマ室長に怒りの矛先が向けられたはずだ。
「そ、そんなことよりも、どこの大学ですか?」
「どこかって? 訊いて驚くなよ。まさにサプライズだ!」
「はいはい。で、どこですか?」
「んふふふ……韓陽大学だ」
「韓陽大学!!!???」
 名前を訊いた四人はさらに驚いて顔を見合わせて、またアン社長の顔を見た。
 どうだ、驚いただろ? とアン社長の顔が言っている。
「ミニョさんの通う大学からは毎年のようにオファーをもらっていた。これまでは断っていたんだ。でも、今年はね……」
 意味深な流し目をテギョンに向けた。
「ミニョさんがいるからな。テギョンも学際に行きたいだろ?」
「そ、そりゃ行き」
「はいはーい! 行きたいでーす!!」
 テギョンが言うよりも早くジェルミが言い、ミナムとシヌまでもが言った。
「そうだろう、そうだろう。だから、今年はそのオファーを受けたんだ」
 つい最近ね、ということは黙っていた。
「でもよくスケジュールの調整ができたね」
「そこはまあ、ちょちょいと」
 指をくるくると回しながら言う。何のことはない。マ室長に無理を言って、半ば強制命令的に明けさせたのだ。あとでかなり無理なスケジュールになることなど、四人にはナイショだ。
「テギョン」
「はい」
「このことはミニョさんにはナイショだからな。学際で驚く顔が見たいだろ? A.N.JELLにとってもサプライズは大きな反響を呼ぶ」
「それが狙いですか」
 お金よりもA.N.JELLにとって益になること。一番はそれなんだと分かってテギョンは笑った。
「俺だって進んで自分から言わないよ。ミニョの驚く顔が見たいからな」
「驚くだろうね」
 ジェルミも嬉しそうな声で言う。
「俺、ヘイを呼ぼうかな?」
「え? そうなのか? 俺もハヌルを……」
 彼女のいる二人は十代に戻った気分になっているようで、ワクワクしてそんなことを言う。
「おいおい。仕事だってことを忘れるな」
「分かってますってば」
 一人彼女のいないシヌだけは冷静なものだった。






おはようございます。昨日から雨です。ちょっと肌寒いかな?
みなさんは「速読」「遅読」って知ってますか? ちょっと前にテレビで特集をしてました。
本を読むことが好きなのですが、「速読」は無理です。頭によく入るなあって感心しちゃうので。
で、「遅読」のほうなら出来るかも、と思って試し中です。番組で紹介されていた方をお手本にして、あちこちに本を置いてます。
面白い本から、なかなか先に進まない本までさまざまです。私が読む本の系統は「歴史物」と決まっているので、たまーに名前がごっちゃになったりしますが、それはそれで思い返しながら読めるので楽しいです。
あらゆるヒントをもらいながら、自分の書くお話に生かしたりもしています。

今日も一日みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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Re: 名無しさん

こんにちわ。

ごめんなさい。お名前がなかったので、名無しさんとさせていただきました。
初めての方ではないようなので、お名前を教えてくれたら嬉しいです。
明日からお仕事なんですね。初日はどうしても緊張しちゃうと思うので、
がんばって下さいね。

お話のほうが進んでましたね。ミナムとユ・ヘイに赤ちゃんができました。
ミナムがメンバーで最初の既婚者となろうとは・・・。
次こそはテギョンをと思っています。
A.N.JELLが出演する学際。きっと大盛り上がりになるでしょうね。

Re: ファイティンさん

こんにちわ。

今日も昨日も雨でした。

学園祭、懐かしいですね。
私の場合は高校のです。屋台出しましたよ。クラスで四つぐらいの班に別れてそれぞれ
出しました。
写真が残ってますが、たまーに見ると若いなあ、私って(笑)
私の高校は短大の附属だったので、学際のゲストは芳本みっちょんや、当時地元で大人気だった
バンドが来てました。ちゃっかり一緒に写真に納まってます(笑)
ファイティンさんとこの学際はミッチーですか!?
いやーん!! 羨ましい!! 確かに昔は「王子」キャラでしたよね。

名無し

なつあおいさん、すみません!

久々のコメントだったにも関わらず、しかも名無しだったとは(--;)

みうです。

そそっかしくてごめんなさいm(__)m
穴があったら入りたい…

明日の初日、ちょっと緊張しますが頑張ってきます!
ありがとうございます(^-^)

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Re: みうさん

おはようございます。

お名前、ありがとうございます。
改めてのコメ、嬉しかったです。
気を使わせてしまって、申しわけありません。
ちゃんとコメの中にお名前があったので、大丈夫です。
こちらこそ、余計な気を使わせてしまってごめんなさい。
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