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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
胸いっぱいにたまる君

胸いっぱいにたまる君 7

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「ちょっと待ちなさいよ」
 ぐいっとスンアの手を摑んで立ち止まらせた。
「何?」
 じろっとヘインを睨みつける。
「あんな言い方ないでしょ? 何があったか知らないけど、ミニョが可哀相だよ。あんたと仲良くなりたいって、今日のことすごく楽しみにしてたのよ」
「知らないわ、そんなこと。とにかくあの子といると嫌な気持にばっかりなるのよ」
「ミニョは嫌な子じゃないわよ。いい子よ」
「そうかもしれないけど、一般人じゃないわ。有名人よ」
「それも違う。ミニョはただの女の子だよ。どこにでもいる普通の女の子。有名人なんかあの子が望んでそう思われてるわけじゃない」
「でも」
 まだ何か言おうとするスンアに、
「今日一緒に周ってみてどうだった? ずーっと嫌な気持がしてた? 違うでしょ? 楽しいことのほうが多かったんじゃない?」
 と聞いてみた。
 言われてみればそうだった。声をかけられてもミニョは嫌な顔ひとつせずに応えていたし、飾ることなく普通の女の子のように接してくれた。
「あの子って、自分のこと有名人だなんてこれっぽっちも思ってないのよ。どこにでもいる普通の女の子としか思ってない。じゃなかったら、友達を選ぶはずだよ」
「え?」
「まあ、今、私があれこれ言っても分からないと思うからさ、もう少しあの子と付き合ってみてよ。そうしたらミニョの良さが分かると思うのよね」
「でも……」
「イヤだって言うなら仕方ないけど、損はしないと思うわよ」
 ぽんっと肩を叩いて、「学祭終わったら一緒にご飯でも食べよう。友達として」と言ってヘインは戻って行った。
「……何よ。類は友を呼ぶってこと?」
 ふんっと鼻をならすとスンアは歩き出したが、表情は明るかった。
 屋台に戻って来るとミニョは例のごとく落ち込んでいた。
「ミニョ。そんな顔しないのよ。大丈夫。あんたのよさはきっと伝わるから」
 ヘインの慰めの言葉に、うんっと小さく頷く。
「笑って。笑わないとくすぐるわよ」
 言いながらヘインは両手をうねうねとさせてみせる。
「もう、ヘインったら」
 ミニョの顔にも笑顔が戻った。

 学祭の最終日――。
 今日もミニョは朝から大忙しだ。
「おい」
 バタバタバタ。
「ミニョ」
 バタバタバタ。
「ミニョ!!」
 バタバ……「何ですか?」
「少し落ち着けよ。話がある」
「はい」
 ミニョの乱れた髪の毛を手でなでつけながらテギョンは言った。
「今日はいいことがあるぞ」
「……はい?」
 意味が分からずきょとんとするミニョに軽くキスをして、「いいことがある。楽しみにしておけよ」と分かるような分からないようなことをまた言った。
「はあ……分かりました。あっ!! 時間がない!」
 またミニョはバタバタと走り回った。
 今日もソンギがミニョを迎えに来た。
「またお前か」
 嫌そーな顔をしてテギョンが出迎える。
「おはようございます」
 礼儀正しくソンギは頭を下げる。
「他にいないのか、他に!」
「すみません。時間がないのでミニョは……」
「だから、ミニョって呼ぶな! コ・ミニョさんとか」
「お待たせしました、ソンギさん。じゃあ、行きましょうか」
 すぐにも出かけようとするミニョをテギョンは引きとめた。
「さっきも言ったけど、今日はいいことがあるからな」
「はい。それさっきも訊きました」
「いいから」
 ちらっとソンギを見た。二人を見ないようにしているのか、目線をそらしている。
「楽しみにしていい子で待ってるよ」
 言うなりミニョにキスをした。
 ミニョもびっくりしたが、ソンギもびっくりした(表情には出さないが)。
「オ、オ、オッパ!!」
 顔を真っ赤にしてソンギを気にするミニョに、
「いつもしてることだろ? 恥ずかしがるなよ」
 そう言うとにこやかに二人を送り出した。
「ざまーみろ。ミニョにちょっかい出そうなんてくだらないこと考えるなよ」
 あっかんべーと舌を出した。
 気まずいままソンギの車で大学に向かった。
「あ、あの……」
「仲がいいんだね」
「え? あ、はい」
 嬉しそうに答えるミニョにちくりと胸が痛んだ。
「そうだ。今日で学祭が最後だろ? 休憩時間、一緒に周らないか?」
「え? いいですよ」
 あっさりとOKしたミニョにソンギは「ありがとう」と言った。
 ミニョの中でソンギはあくまでも「お友達」「サークル仲間」でしかなかった。






おはようございます。昨日の大分は全国で初めての真夏日だったそうです。どうりで暑かったはずです。半袖を着ていてよかったです(笑)
今日は晴れていますが、お昼からは雨とのこと・・・・。
みなさん、「あだ名」ってありますか? 私はないんです。ずーっと名字を呼ばれてたので(笑)
高校時代の友達にエッチなことばっかりいう子がいて、あだ名がそのまま「エッチ」になった子がいます(笑)
今、あだ名が私にあるとしたら・・・「ぶー2」かな?(笑) 旦那を「ぶーちゃん」「ぶーたん」と呼ぶ仕返しです(笑)
妹の甥っ子を密かに「ガチャピン」と呼んでいます。似てるんですよ。可愛くてつい「ガチャ」と呼んじゃうイケナイおばさんです。

今日も一日みなさんが楽しく過ごせますように。

いってらっしゃいといってきます。
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Re: しなもんみるくさん

こんばんわ。

まだ二人の約束を知らないテギョン。
ミニョもまさかテギョンが来るとは思っていないので、
そんな約束ができたのでしょうが・・・。
嵐の前触れですね。

しかし、そのあだ名を付けられた子は可哀相ですね。

Re: kimukimu さん

こんばんわ。

表向きだけの付き合いよりも、内面まで知り合って仲良くなりたいですね。
ヘインと仲良くなれたようにスンアともきっとそうなれると思います。
テギョンがみにょとソンギの約束知ったらブチ切れそうです。

あははは。「好き好き」攻撃が通じるように頑張ります。

Re: ぴっぴさん

こんばんわ。

可愛い名前ですよね。由来は・・・きっと旦那さんの愛情ですよ(笑)
私なんて「ぶー2」ですよ(笑)
もう愛情のカケラすら感じません(笑)

この二人、書いてる私が言うのもなんですか、アレコレありすぎでしょ!(笑)
付き合っててここまでトラブル続きだと、疲れちゃいますよね。
ただ一つ言えることは絶対「浮気」のトラブルだけはないです!
断言します(笑)
甘え上手なミニョもいいですね。
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