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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
胸いっぱいにたまる君

胸いっぱいにたまる君 8

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「よーし、気張っていくぞーーーーー!!!」
 かけ声高らかに円陣を組んだメンバーとマ室長。
「ミニョを楽しませるぞ!!!」
 を合い言葉に事務所を意気揚々と出かけた。
 ゲストライヴは夕方からだが、現場入りはお昼にしていた。これはテギョンの提案でもあり、強引に進められた。
 大学に着くと実行委員がずらりと並んで出迎えてくれる。
「お待ちしていました」
 VIP待遇に満足しながら通された部屋で休むことになった。
「ねえねえ、大学の中周ってもいい?」
 さっそくジェルミがマ室長に訊いた。
「ダメに決まってるだろ!」
 くわっとマ室長は怖い顔をした。「お前が大学歩いただけでそれこそ大騒ぎになるんだよ!」
「でも……」
 ちらちらっと視線を泳がせるジェルミ。
「でもも何もない! ここで時間まで大人しくしてろ!」
「でも……」
「いいか? お前たちもだぞ。うろうろしようなんて……ん? んん?? ジェルミ、シヌ、ミナム…………テギョンは?」
 そこにさっきまで座っていたテギョンの姿がない。
「テギョンはどこだ? どこに行った?」
「さっき紙袋持って出て行きましたよ」
「ななななな何―――――――――!? テギョーーーーーーーーーン!!!!!」

 その頃テギョンは、手近なトイレで着替えをしていた。
「大人しくしていられるかっての。ミニョはどこだ?」
 本人は完璧な変装だと思ってトイレから出てきたが、すれ違う人は怪訝な顔をしたり笑ったりとさまざまだ。
(何だ? 何かおかしいのか?)
 それもそのはず。どこで調達してきたのか、アフロのかつら、口元の付け髭、鼈甲メガネに作業服という出で立ちは目立ってしょうがない。
(完璧な変装だ。誰も俺がファン・テギョンだとは思わないだろう。ただの作業員だと思うはずだ)
 本人は目立っているなどと思わずに、ミニョ探しに必死。
(確かトッポギの屋台をするとか言ってたな……)
その格好のままうろうろされては、何かの余興かとみんながじろじろ見ていくのは仕方がないこと。
 まさかテギョンが大学に来ているとは知らないミニョは休憩時間に約束したとおりソンギと周っていた。
 ただしヘインも一緒に……。
「お邪魔して悪いわね」
 意地の悪い笑みを口元に浮かべて、ヘインは二人の間に割って入った。
「お邪魔だなんて……大勢のほうが楽しいですよ。ね、ソンギさん」
 にこっと笑いかけられてはソンギには何も言えない。
(わざとだな)
 顔は笑っているがソンギの内面はヘインに対して怒りでいっぱいだった。
 ミニョと二人だけで周れることを楽しみにしていた。こんなチャンスはめったにない。一歩外に出ればミニョはマスコミに囲まれる。男であるソンギと一緒にいたら何を聞かれ書かれるか分かったものじゃない。
 でも、「大学の行事」ならば一緒にいても不思議じゃないし、周りもそんな目ではみない。せっかくミニョともっと近づけるチャンスだったのに思うほどにソンギはヘインの存在が憎らしい。
 ヘインの言葉ではないが、ミニョは知れば知るほど魅力的な女の子で、気にせずにはいられない存在だ。
 今のソンギの心の中はミニョだけでいっぱいだった。
(あんな威張りくさった彼氏がいたって……)
 ミニョを見つめる眼差しは自然と優しくなり、恋心がこもっていく。
「今日は最終日だけあって人がいつもより多いですね」
 今日もミニョは屋台巡りに余念がない。あれもこれもと次ぎ次ぎ買い込んでいく。ことに珍しいものはすぐに買ってしまう。
「そんなに食べれるの?」
「オッパへのおみやげも含まれてます」
「あ、そういうこと」
 ちらっとヘインはソンギを窺った。何とも思っていないのか、それともそう見せているだけなのか、無表情だ。
(何考えてるのか分からない男よね。ミニョにはファン・テギョンっていう彼氏がいるのに……)
「何か?」
 じろじろと見ているヘインにソンギが訊いた。
「え? べ、別に」
 慌てて視線をずらした。

「ミニョはどこだ?」
 きょろきょろ周りを見回していると、少し向こうの屋台のところにミニョを見つけた。
「ミニョ!」
 走っていこうとしたが、この人混みだ。なかなか前に進めない。なんとか掻き分け掻き分けしながら前に進んだ。
「ミ……」
 名前を呼ぼうとしてテギョンはその場に立ち尽くした。
「何であいつといるんだ?」
 ミニョのすぐ側に嬉しそうな笑顔を浮かべるソンギの姿を見つけてテギョンは拳を握り締めた。近くにヘインもいたのだが、人混みにまぎれてテギョンには見えない。
 ソンギと二人で楽しそうにしているように見えた。
「何で……」
 ぎりぎりっと奥歯を噛みしめた。
 ドンッ!!
「あ、ごめんなさい」
 女の子にぶつかられた拍子に付け髭が取れて、鼈甲メガネがズレ落ちた。
「ごめ……ファ、ファ、ファン・テギョン!??」
 女の子が大きな声で叫んだ。
「……え?」
「ファン・テギョンさんですよね!? きゃあああああああっ!!!!!」
 もの凄い悲鳴を女の子はあげた。周りが何事かと振り返って、叫び声にびっくりしているテギョンを見つけ、さらに周りが大騒ぎを始める。
 A.N.JELLだ! ファン・テギョンだ! とわあわあと一気にテギョンを取り囲む。
 それを遠巻きに見ていたミニョたちだったが、芸能人がやってきて騒がれているのだろう、ぐらいにしか思わなかった。
「そろそろ先輩たちと交代の時間だから戻ろうか?」
「そうですね」
 ミニョはテギョンに気づかないままその場を離れた。
「ミニョ……! ま、待て」
 追いかけようとしたが人に四方八方取り囲まれて身動きすら取れない。
「あ! ヨン様がお忍びデートしてるぞ!!」
 誰かが叫んで、みんなの目が一斉にそちらに向いた瞬間に、テギョンの腕を誰かが摑んで人混みから脱出させた。
「ジェルミ!」
「ヒョン、ひとまず逃げよう!」
 言われるままに人混みから逃げ出した。走りながらテギョンの胸を強くきつく締めていたのは、さっきのミニョとソンギの姿だった。






おはようございます。昨日は、お昼過ぎからひどいどしゃ降りでした。 今日は何とかお昼から晴れそうです。
学祭の思い出・・・と言えば、私にはあまりいい思い出がありません。
高校三年、最後の学祭のとき、献血車が学校に来ました。献血をするとジュースがもらえるんですね(笑)
友達と一緒に「やってみようよ」ってことになって初体験。看護師のお姉さんが私を見て「400いけるわね」と(笑) 意味も分からずにいざ挑戦!
針をぶすっと刺された瞬間、気が遠くなりだんだん気分が悪くなりました。ヤバイ! もうダメ!! と思って途中でリタイア。
立ち上がることすら出来ない私を男の先生たちが担架で保健室まで運んでくれたんですが、その時先生が言った言葉が今でも忘れられません。
「重い・・・・」 先生ーーーーーーーー!!!! 言ってはいけない言葉ですよ! 乙女に(当時はそうでした)向かって「重い」って!!!
あれ以来、採血、自己血などすべておいて恐怖心を感じるようになり、たまに気が遠くなります。

今日も一日みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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Re: kimukimuさん

こんばんわ。

この状況のテギョンの気持、私はよく分かります。
自分でいうのもなんですが、テギョン並みのヤキモチ焼きなので(笑)
旦那にたまに「ワケ分からん」って言われるぐらいです。
前は飼っていたハムスターにまでヤキモチ妬いてました(笑)
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