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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
嵐の予感

嵐の予感 8

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 大学は未だに騒然としていた。無理もない。こちらにはマスコミがまだ詰め掛けていた。
 ミニョの姿を見つけるとそれ! っとばかりにマスコミが駆け寄ってきた。
「コ・ミニョさん、この前の事件についてどう思われますか?」
「コ・ミニョさん! 本当に男子学生とキスされたんですか?」
「浮気ですか?」
 なんて失礼な質問まで飛び出して、ミニョはさすがにムッとした。
「何もお答えすることはありません。失礼します」
 大学の中まではマスコミも入ってこれないから、ホッとしていると今度は学生たちの目が気になった。
 ほら、あの人よ。ファン・テギョンの彼女なのに、浮気してるんだってという声が聞こえてくる。そのほかにもミニョを軽蔑するような言葉があちこちから聞こえる。
「ミニョ!」
「ヘイン!」
 友達の顔を見てミニョは心からほっとした。
「大丈夫? さ、行こう」
「うん」
 二人で歩いていても、周りの目は冷たい。
校内に入ってもあちこちから囁かれて、居心地は悪かった。
「あんたは何も悪くないんだから、堂々としてなさいよ」
「うん」
 そうは分かっていても、やはり周りの目はちくちくと突き刺さって痛い。
「ひとまずサークルに行こうか? あそこだったら――何か?」
 いつの間にか目の前に教授のミン・ドンハが立っていた。
「ようやく出てきたんだね。大丈夫?」
 にこやかな笑顔でミニョの肩に手を置く。反射的にミニョの肩がぴくっと震えた。
「……は、はい。大丈夫、です」
 なぜか声が震えた。ミニョはミン・ドンハが怖かった。
「よかった。心配してたんだよ」
「あ、ありがとうございます」
「すみません、教授。私たち急ぎますので」
 ヘインが周りの目を気にして言った。
「ああ、そうだね。コ・ミニョさんも大変だね。――でも、これからもっと大変だろうね」
「……え?」
「早く行きなさい」
 ぽんっと肩を叩いてミン・ドンハは歩き出した。
 ――これからもっと大変だろうね。
 どういう意味だろうかとミニョは思った。
「ミニョ、行こう」
「うん」
 今はそれよりも誰もいないところに行きたかった。

 学祭の事件からそろそろ十日経とうとしていた。大学側からオファーを受けて仕事を引き受けたのに、A.N.JELL側の勝手な行動で中止になったことで、こちらも大問題になっていた。
 大学側は事務所に対して慰謝料を請求する考えもあるとマスコミに話した。また問題を起こした学生の処分も考えていると。
 誰を指すのか言わずとも知れたことだ。
 ミニョだけでなく、ソンギもマスコミのやり玉に上っていた。一般人であることを考慮して顔は出ないし、名前も伏せてあるが、学生ならばそれが誰を指すのか一目瞭然だった。
 事務所側としても一般人を巻き込んでしまったことに正直、困り果てていた。
 話しを聞こうにもテギョンとは連絡がとれない。
 事務所はピリピリしていた。
「あの~、社長?」
 受付嬢がひょっこりと顔を見せた。
「何だ!? またマスコミか!!」
 アン社長の機嫌の悪さは未だに収まっていない。
「い、いえ! 社長にお会いしたいという方が……」
「マスコミなら追っ払え! いちいち聞きにくるんじゃない!」
「いえ、だから、マスコミでは……」
「じゃあ、何だ!? さっさと言え!」
「は、はい! ファ、ファン家の方だそうです」
「ファファン家? 何だそれは? 新しいお笑いか?」
「いえ、そうではなく……テギョンさんのお家の方らしくて……」
「何!? テギョンの!? なんでそれを早く言わないんだ! さっさとお通ししろ!!!」
 入って来たのは黒スーツに身を包んだ男性だった。
「初めまして。私はファン・ヨンジャ女史の秘書を務めています、ムンと申します」
「はい、どうも」
「今日伺いましたのは、テギョン様についてなのですが」
「テギョン! テギョンがどこにいるか知っているんですか?」
「テギョン様はただいまファン家本邸におられます。このたびファン・ギョンセ氏がご帰国なさいます。つきましては凱旋パーティーを開くことになりましたので、テギョンさまがお世話になっているこちらの事務所の方々をパーティーにご招待するようにと女史より仰せつかって参りました」
「はあ……凱旋パーティーですか……って、はい!? 俺たち……いえ、わたくしたちも招待していただけるんですか??」
「はい。ぜひにとのことでございます。改めまして招待状を送らせていただきます」
「あ、はい! よ、喜んで!」
 ファン家の人間が来たときいて、ドアの向こうではミナムたちが聞き耳を立てていた。
「何だって? 何て言ってる?」
「うるさいな。お前の声で聞こえないよ」
「お前の耳が遠いんじゃないのか?」
「何だと!」
 いきなりドアが開いて三人は社長室になだれ込んだ。
「うわぁっ!!!」
「うひゃ!!」
「ええっ!??」
 どどどどっともつれるように入ってきた三人にアン社長は顔を真っ赤にした。
「お、お前たち何してるんだ! まさか、立ち聞きしてたんじゃ!!」
 恥ずかしそうにムン秘書を見て三人を慌てて紹介した。
「テギョンの仲間のカン・シヌ、ジェルミ、コ・ミナムです」
「……コ・ミナム? あなたが」
 じろじろっとムン秘書はミナムを見た。
「では、そういうことでよろしくお願いします」
 ムン秘書が帰って行くと、飛びあがらんばかりにアン社長は三人に帰国パーティーに招待されたことを告げた。
「そんなことよりもテギョンはどこにいるんですか?」
「ファン家本邸にいるらしい。まあ、パーティーの時に会えるだろう」
「社長、そんなのん気なこと言ってる場合じゃ」
「いいじゃないか。これはいい宣伝になるぞ。大々的にマスコミに流すのもいいな」
「それはちょっとマズイんじゃ」
「ん? そうか? まあ、いいさ。楽しみだな、あはははは」
 三人はアン社長ほど楽しみとは思えなかった。







おはようございます。今日も晴れています。
今回強烈なお年寄り二人が出ています。大おば様! 私の思い描くキャラは「キャンディキャンディ」のエルロイ大おばさまその人です。
子供のころ読んでいた漫画ですが、今でも強烈だったあのキャラが忘れられません。
そしてもう一人、テギョンのお祖母ちゃん。こちらは韓国ドラマでよく見かける「お祖母ちゃん」をイメージしてます。ガミガミうるさいけど、本当は優しいって言う(笑)
イメージとしては「フルハウス」のピのお祖母ちゃん役だった女優さんでしょうか?
この方、結構私の中では好きな女優さんです。嫌味な役柄が多いですが、何かコミカルで(笑)
この後も、強烈お年寄りパワー炸裂になると思います。

今日も一日みなさんが楽しく過ごせますように。

いってらっしゃいといってきます。
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