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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
パーティーの夜

パーティーの夜 5

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 一人の女性が入って来た。
 思わず周りから「ほう……」と声がもれるほど、その女性は美しかった。
 長い黒髪を肩に垂らし、薄化粧ながらきめ細かな白い肌に特徴時な黒目がちな大きな瞳。すらりとした肢体はモデル並だ。
「あれ、誰だ?」
 ミナムが少し(いや、だいぶん?)興味を持った様子でテギョンに聞いた。
「あれは……」
 テギョンが言葉に詰まって、父ギョンセの顔を見た。
 ギョンセの表情も硬い。
 その女性と一緒に体格のいい白髪の老人もにこやかに愛想を振りまきながら入って来た。
「ねえ、あれって統一進歩党のイム議員じゃない?」
 すぐにジェルミが気付いた。
「イム議員?」
 ミナムが誰だそれ? という顔をした。
「ああ、イム議員だな」
 シヌがジェルミの言葉に応じた。
 そのイム議員の周りを囲むように招待客が集まっていく。
「まあまあ、イム議員。よくお越しくださいました」
 御前さまが満面の笑みを浮かべて二人に近づいていった。
「やあ、これは御前さま」
「まあいやだ。こんなところで御前さまだなんて呼ばないでください」
 おほほほと御前さまがまんざらでない笑い声をあげた。
「こんばんは、大おばさま」
「まあ、ユジュだね? 綺麗になって」
 議員と並んでいた女性に御前さまの顔がさらに笑み崩れる。
「今日はお招きいただきありがとうございます」
「急に呼び戻して悪かったね。でも、帰ってきてくれて嬉しいよ」
「私も大おばさまに会えて嬉しいですわ」
 華やかな笑みが彼女――イム・ユジュには似合った。
「ギョンセ、ヒョナ、テギョン? どこにいるんだい?」
 御前さまが三人の名前を呼んだ。
「伯母上、ここに」
 ギョンセが声に応えて返事をした。
「ああ、こちらに」
 手招きをされて、ギョンセはテギョンを促して連れて行こうとした。でも、テギョンは頑なに動こうとしない。
「テギョン」
「父さん、俺はイヤだ!」
「テギョン! ここは大人しくするんだ」
「でも……」
 二人のやり取りに御前さまが焦れたように声を上げた。
「何をしておる。早くせぬか!」
「テギョン!」
 なおも抵抗しようとするテギョンの腕をそっとミニョが握った。
「オッパ。お父様と行って下さい」
「ミニョ」
 コクンとミニョは小さく頷いた。
 ――私は大丈夫ですから。
 そう言っているように見えた。
「分かった」
 抵抗していたテギョンがミニョの言葉には素直に従った。これにはギョンセも見ていたヒョナも驚いた。
 テギョンは子供の頃から自分がよしとしないことは何があっても嫌がる子だった。それがミニョに対してだけは素直になる。
(この子は……)
 ギョンセを思わず唸らせた。
 テギョンは渋々ながらという態で輪の中に加わった。
「お久しぶりです。イム先生」
「やあやあ、ギョンセくんじゃないか。元気そうだな」
「はい。先生もお元気そうで。ご活躍ぶりは海外にいても聞こえてきます」
「わはははは! まだまだ若い者には任せておけんからな」
 豪快に笑うと、「ユジュ、ご挨拶を」とユジュを促した。
「お久しぶりですわ、おじさま」
「ユジュさん……だったね。久しく見ないうちに綺麗になったね」
「ありがとうございます」
 にこっとユジュは笑ってテギョンの方に視線を向けた。
「おひさしぶりです、テギョンさん」
「ああ……久しぶりだな」
「テギョンさんのご活躍はイギリスでもよく目にしています」
「そうか」
「ますます素晴らしくなられて……」
「ああ」
 ぶっきらぼうな受け答えに御前さまが眉を顰めたが、テギョンは知らんぷりだ。
「いやあ、こうして二人を見ると似合いですな」
 わはははは、とまたイム議員が笑った。
「うちの孫娘はテギョンくんのことになると、そりゃあ嬉しそうに話すんですぞ」
「いやだ、おじいさまったら」
 そこだけ華やかな空気に包まれていた。
「気になるかい?」
「え?」
 じっとその輪を見ていたミニョにミン・ドンハが聞いた。
「あの女性のことだよ」
「私は……」
「俺は気になる」
 すかさずミナムが言った。ドンハは面白い物でもみるような目でミナムを見てから、
「彼女はイム・ユジュと言って、あそこにいるイム議員の孫娘だ。あのイム議員は御前さまの義弟に当たる人でね」
「義弟?」
「ああ、御前さまの亡くなった御主人の弟だ」
「へー」
「御前さまは子供がいないから、あのユジュって娘を自分の孫のように可愛がってきたんだ。だからだろうな……」
「何がですか?」
「ん? だから――」
「本日お集まりのみなさまに発表がございます。しばしお耳を拝借いたしとうございます」
 御前さまがマイク越しに話し始めた。
 歓談していたみんなの目がそちらに向けられた。
「いよいよだな」
 ドンハがニヤリと笑った。
「え?」
「本日は、ファン家当主ファン・ギョンセの帰国パーティーにお集まりいただき、大変ありがとうございます。ギョンセも皆様からのご支援をいただき順調に海外で活躍しております」
 パチパチッと拍手が起こる。
「息子のテギョンも30歳を目前にしております。そろそろファン家の当主として鍛えなおし、さらには――」
 そこで御前さまは言葉を切って、テギョンを見た。
 その目が――笑っていた。
「さらには、テギョンに嫁を迎えて新たなファン家の後継者として皆様にお披露目いたしたいと思います。テギョン、それから――」
 ミニョは一瞬ドキッとした。自分の名前が呼ばれるのではないかと思ったからだ。
「イム・ユジュさん、こちらへ」
 しかし呼ばれた名前は違う人だった。
 ミニョの目の前が一瞬にして真っ白になった。崩れそうになる体をドンハが後ろから支えて、耳元でささやいた。
「彼女――イム・ユジュはテギョンの婚約者なんだ」






おはようございます。今日は雨です。あらら・・・金環日食が見れないわ(笑) って、あることすら知りませんでしたが(笑)
美男ですねのスペシャルDVDがまた出ますね。「完全保存版! 美男ですからの最後のプレゼント」って言葉につい目が(笑) しかも四人を主役にしたそれぞれのドラマが収録されてるなんて!
思わず手が出そうになりました。でも1万という値段にそろそろっと手が引っ込みました(笑)
グンソクくんのアルバムも買うのに、DVDまでほしいなんて言ったら(ってもう言いましたが)旦那が「アホか」と呆れてました。
でも欲しい! なんとか旦那の機嫌のいい日を見計らって・・・。いやいや、ボーナスを狙って(笑)
なんて考えています。

今日も一日みなさんが楽しく過ごせますように。

いてらっしゃいといってきます。
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どうしよう!

あ~ぁ!どきどきする。

大丈夫かな?二人はどうなっちゃうの?
まるでパーティの場に居合わせたような気がします。
ミニョの顔面蒼白の様子で、私の胸が締め付けられる。

金環日食の興奮と、なつあおいさんのブログで…
胸キュンです!!
  • #14038 まごまごピンク 
  • URL 
  • 2012.05/21 08:26 
  •  ▲EntryTop 

え…

どうなるのかな?

誰か助けを出して欲しいです

金環日食バッチリ見ましたよ

ミニョとテギョンの指輪にしたい位?綺麗なリングでした

そんな感動に浸る中、娘がリングから貞子が~って

恋には、程遠い娘かな?

こちらも雲行き怪しいです

Re: あかぴさん

こんばんわ。

大おば様が強行突破に出ましたね。
相手が相手だけにテギョンとしても動きがとれないかな?
テギョンにはミニョやシヌたち仲間がついてるから
何があっても大丈夫ですね。
きっと戻ってきますよ。

CDは快く買ってくれる旦那もDVDとなると
うるさいです(笑) まずは宥めすかしてから交渉に持ち込みます(笑)

Re: りくさん

こんばんわ。

究極のお嬢様ユジュ。
私の中ではまだどっちか決めかねてます(笑)
優しいお嬢様か、見た目は大人しいのに中身は意地悪の塊のお嬢様(笑)
とある人をイメージしてるので、ほぼ固まりつつあるのですが・・・。
韓国ドラマの場合はたいてい後者ですね(笑)
ユ・ヘイもそうでした(笑)
ミニョにとってははじめての本格的なライバルになると思います。
ユジュ・大おば様相手にミニョはこれから頑張らなきゃいけません!
ジェルミと一緒にイギリスに帰るという手もありますね。
帰省のついで連れて帰ってもらえたら(笑)

最後の贈り物・・・なんて書かれたら欲しくなっちゃいます!
旦那に交渉試みるつもりですが・・・。

Re: まごまごピンクさん

こんばんわ。

ミニョにとっては目の前が真っ暗になるぐらいのショックでしょうね。
テギョンの婚約者。いてもおかしくはないですが、いるのはイヤですね。
テギョンにとっても最悪の事態です。また離れ離れにならないように
頑張ります。

Re: 水夢さん

こんばんわ。

この続きはまた来週ってなるのがドラマですが、
また明日~ですね(笑)
ミニョにとっては最悪続きです。
この先、まだまだあるかな? ありますね、確実に!(笑)

貞子か・・・怖いけど、野球の貞子は可愛かったです(笑)
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