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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
パーティーの夜

パーティーの夜 6

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 それからのことをミニョは覚えていない。
 ユジュの名前が呼ばれ、ドンハに「彼女はテギョンの婚約者だ」と言われた瞬間に意識がなくなったからだ。
「ミニョ!?」
 ミナムの叫ぶ声が遠くに聞こえた。
「ミニョ!!」
 みんなの声も遠くに聞こえた。
 そして、人混みを掻き分けて走って来るテギョンの姿が……見えたような気がした。

 目が覚めた時、ミニョはベッドに寝かされていた。
「ここは……?」
「気がついたか?」
 ミナム、シヌ、ジェルミ、マ室長、アン社長の顔が見えた。
「……お兄ちゃん?」
「大丈夫か? 起きれそうか?」
「……うん」
 ゆっくりミニョは起き上がった。
 周りを見回すが、一番見たい顔はいない。
「……オッパは?」
 ミニョが聞いた瞬間ミナムが吐き捨てるように言った。
「あいつなら、今頃みんなに祝福されてるよ!」
「え?」
「俺はあいつを見損なった! ミニョをここに呼んでおきながら、別の女と婚約だなんて!」
「やめろ!」
 シヌがミナムの胸ぐらを摑んだ。
「ミニョに聞かせることじゃないだろ!」
「いずれ分かることだ! それなら!」
「やめろよ! ミニョの気持になってみろ!」
 ジェルミまで叫ぶように言う。
 その場の空気がピリピリしたものになった。
 夢じゃなかったんだ、とミニョは思った。
「お前ら、こんなところでケンカ――」
 コンコン、とドアがノックされた。
「はい」
「失礼いたします」
 入って来たのはムン秘書だった。
「お帰りのお車がご用意できましたのでどうぞ」
 その言葉にミナムが食ってかかった。
「お帰りの車だ? ふざけんな! 用が済んだらさっさと帰れって言うのかよ? テギョンは? あいつをここに連れて来いよ!」
「テギョン様は取り込んでおります」
「取り込んでるだ? どうせ、あの美人な女といちゃいちゃしてて取り込んでるんだろ!」
 ミナムの言いようにムン秘書は顔色一つ変えない。
「どうぞ、玄関に」
 有無を言わせない言い方だ。
「……仕方ない。今日は帰るとしよう」
 アン社長が促すように言った。何を言ってもそうするしかなかった。
 テギョンを見つけようにもこの広い屋敷では、さっきの会場にたどり着くことさえ困難だ。しかも黒服の男たちが会場の中にも外にも配置されていて、とてもテギョンを連れて帰れる状況にはなかった。
「ミニョ」
 シヌが労るように身体を支えた。
「大丈夫です……」
 そう言いながら、立ち上がる足に力が入らない。
 ミナムはたまらずにミニョをおんぶした。
「お兄ちゃん!」
「いいから、大人しくおんぶされてろ」
 子供の頃、ミナムはミニョをよくおんぶしていた。甘えん坊で泣き虫だったミニョ。
 大人になった今はさすがに甘えん坊なところはなくなったが、それでも泣き虫なのは変わらない。
 ミナムの背中に顔を押し付けてミニョは泣いた。

「どういうことですか! 婚約? 結婚? ふざけないでください!」
 テギョンは怒りで顔を真っ赤にして御前さまに詰め寄った。
 ミニョがパーティーの最中に倒れてしまい、テギョンが駆け寄ったことで一時中断となっている。
「大おば様!」
「テギョン、落ち着きなさい」
 ギョンセも少なからず不快そうな表情だが、息子を制した。
「父さん、これが落ち着いてられる話ですか? 俺は……俺は!」
「黙りゃ!」
 御前さまの一喝が飛んだ。
「お前は自分の立場というものを分かっておらぬ! お前はファン家の人間だ。それをあの場で見苦しくもあの小娘に駆け寄るなど……! ユジュやトンジェがどう思ったことか! この恥さらしめが!」
「恥さらしで結構です! 何と言われても俺はかまいません。でも……ミニョを傷つけることは許しません。たとえ大おば様であっても、俺は許さない!」
「テギョン! 言葉に気をつけろ!」
「な、な、何ということをお前はこの私に向かって言うのだ? お、お前などギョンセの息子でなければとうの昔に放り出しておったところじゃ!」
「じゃあ、今すぐそうしてください!」
「テギョン!」
 バシッとギョンセがテギョンの頬を叩いた。
「口を慎め!」
「父さん……」
「とにかく会場に戻ってユジュさんに謝るんだ」
「何で?」
「お前はユジュさんに恥をかかせたんだぞ。礼儀を欠いたことをしたんだ。さ、先に会場に戻りなさい」
「……ミニョは? ミニョはどこですか?」
 誰も答えようとしない。
「だんまりですか? ミニョに会わせてくれないなら会場には――」
「今頃帰りの車の中であろう」
「なっ! 大おば様、あなたって人はどこまで人を傷つければ!」
「大人しく会場に戻ってユジュの相手をするのだ」
 有無を言わせない口調に、テギョンはなおも何か言おうとしたが、
「テギョン。大人しく戻っていなさい」
 ギョンセの言葉にがっくりと肩を落とした。
 とぼとぼと部屋を出て行く息子をギョンセは痛ましそうに見つめた。








おはようございます。今日は晴れです。昨日の金環日食はテレビで観ました。きれいでしたね。
みなさんは夢って見ますか? 私は結構見るほうです。楽しい夢からツライ夢、怖い夢までさまざまです。
先日はすっごく怖い夢を見て、思わず叫んでしまい、自分の叫び声で目が覚めました。
ビックリした旦那が慌てて様子を見に来ました。
怖い夢ってそれだけで、イヤですね。今日も見るんじゃないだろうかって思うと寝るのが怖かったです。
昔は好きな人の夢を見れるおまじないってのがあって、よくそれを試していました。
結果は・・・見れませんでしたが(笑)

今日も一日みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。

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Re: あかぴさん

こんばんわ。

二人にとってはツライ出来事です。
ミニョにとっては寝耳に水状態だろうから、余計ツライでしょうね。
テギョンも身動きとれないし。

Re: みうさん

こんばんわ。

お仕事お疲れさまです。
ちょっと今、ツライ展開になってます。
二人にとっては最大の試練かもしれません。
でも、ここで踏ん張って二人の強い絆をファン家に見せ付けて
ほしいです。

Re: ぴっぴさん

こんばんわ。

思ったとおりでしたか?(笑)
韓国ドラマってこんな感じの内容多いですよね。
試練ばっかり(笑)
ここからはいろんな人が動くと思います。
テギョンとミニョがそれに巻き込まれないように
頑張ってほしいなと思ってます。

日食見たんですね! うらやましいです。
次は20年後だか30年後に見れるらしいですが・・・。
地元で見たかった(笑)

二次は今、重い展開が多いんですか・・・。
明るい展開ばかりだといいんですけどね。
私も早く明るくしたいです!
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