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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
パーティーの夜

パーティーの夜 10

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「おはようございます」
 ふわっと大きなあくびをしながらジェルミが階段を降りてきた。髪の毛は寝癖であちこちに向いている。その後を、シヌもあくびを噛み殺しながら降りてくる。
「おは……ミニョ! 大丈夫なのか?」
 こけそうになりながらミニョの側に駆けてくると、ジェルミは少し悲しい顔をした。
「大丈夫ですよ。ほら、顔を洗ってきてください。朝食の用意はできてますよ」
「え?」
 言われてテーブルの方に目をやれば、四人分の朝食の支度がしてある。
「みんなで食べましょう」
 目が少し腫れぼったいものの、ミニョは笑顔だ。
「う、うん。だね。シヌヒョン、顔を洗っちゃお!」
「顔と一緒に頭も洗ったらどうだ? 寝癖がひどいぞ」
「え? 嘘!」
 ジェルミはバタバタっとバスルームに走っていった。
「ミニョ」
「はい?」
「……笑顔が見れて安心したよ」
 シヌの言葉にミニョは少しとまどいの表情を浮かべたが、すぐにニコッと笑った。
「はい。笑顔ですよ」
 軽く頷いて、シヌもバスルームに向かった。
「あとは……お兄ちゃんだな」

「ん……? ミ、ミニョ……?」
 ぽんぽんっと布団を叩いた。しかし、ぽすぽすと音がするだけで、人の気配はしない。
「ミニョ、起きたのか? お兄ちゃん、お腹すいたよ……ミニョ? …………ミニョ!?」
 ミナムははっとして飛び起きた。
「ミニョ!? ミニョ!?」
 部屋の中を見回してもどこにもいない。
「ミニョ!!! どこ行ったんだ!?」
 顔を青ざめさせてミナムはそう広くない部屋をぐるぐる回った。
「ミニョ? ミニョ、どこだ?」
 もう半泣き状態だ。ミニョが出て行ったんじゃないかと思って、おろおろした。
「どうしたの?」
「どうしたもこうしたもねえ! ミニョがいなくなったんだよ!」
「え? いなくなったって?」
「お前ら、ミニョを見なかった――って、ミニョ!?」
 振り返ると、ドアからひょっこり顔だけのぞかせたミニョがいた。
「お、お、お前! どこに行ってたんだ!」
「どこにって、下でご飯の支度してたのよ」
「ご飯? そんなもの作らなくてもいい! ほら、まだ寝てろ」
 腕を引っ張って無理やりベッドに寝かせようとする。
「もう! 私なら大丈夫だって! お兄ちゃんのおかげでぐっすり眠れたから。ありがとう、お兄ちゃん」
「え? ああ、まあ……。本当に、大丈夫か?」
 心配そうにミニョの顔を覗き込む。
「うん。いっぱい泣いたから大丈夫だよ」
「そっか……よかった」
「ごめんね」
「いいよ。ミニョが笑顔になったからいいよ」
 ミニョの頭をくしゃくしゃっと撫でた。

 下に降りるとすでにジェルミとシヌは座って二人を待っていた。
「早く早く。俺、お腹ぺこぺこだよ」
「顔を洗うのは後回しにして、ご飯にするか」
 ミナムも慌てて椅子に座る。
「いただきまーす」
 掛け声を合わせて一斉にご飯を食べた。
 久しぶりにわいわいと賑やかな朝食だった。
 ジェルミが笑い、シヌも笑い、ミナムも笑っている。それだけで今のミニョには嬉しかった。
「……あのね、みんなにお話があるの」
「え?」
 三人の手が止まる。ミニョが何を言うのかと、固唾を飲んでいる。
「……昨日のことだけど」
「…………」
「私……オッパを信じてるの。オッパはパーティーが終わったら一緒にお家に帰ろうって言ったんだ。その言葉に嘘はなかったと思う。何か……何か……」
 ぽたぽたっと涙がミニョの頬をこぼれ落ちた。
「何か……事情がきっと……あったと思うんだ。だから……私は……オ、オッパが……ひっく、わ、別れ……ようって言わない限りは……オッパのこと信じて待ちたいの……」
「ミニョ……」
「お、おかしい……かな?」
「おかしくない! 全然おかしくないよ!」
 ジェルミがフォークを握り締めたままテーブルをドンッと叩いた。
「ミニョの言うとおりだよ。ヒョンが、ミニョのこと裏切って、他の女となんか結婚するはずないよ。ね、シヌヒョン?」
「え? ああ、そうだ。あいつはバカみたいにミニョ一筋だぞ。そんなあいつがミニョ以外の女となんか結婚出来るわけない!」
「ジェルミ……シヌさん。ありがとうございます」
「俺たちも一緒にヒョンのこと待つからさ。ミニョ、もう泣くなよ」
「はい……はい……」
「ミナムも何か言えよ。お前だってヒョンのこと待つだろ?」
「俺は……」
 正直、もうテギョンのことが信じられなくなっていた。でもミニョが待ちたいと言うなら、好きにさせてやろうと思った。
(さらに傷つくかもしれない。でも……ミニョがそうしたいって言うなら……)
「ああ。ミニョの言うとおりだな。あいつがミニョのこと嫌いになるはずないからな」
「お兄ちゃん……」
「よーし! みんなでヒョンが帰るの待つぞ!」
 ジェルミの嬉しそうな声に泣いていたミニョも笑った。

「で? 答えは決まったのか?」
 御前様がゆっくりとテギョンを見た。
 ギョンセがつらそうな表情でテギョンを見て、また顔を背けた。
「はい。心は決まりました」
「では聞かせてもらおう。そなたはどうするつもりじゃ?」
「俺は……」
 テギョンは無表情のまま、息をすうっと吸うと、一気に言った。
「イム・ユジュさんと結婚します」

 暗雲がテギョンとミニョだけでなく、みんなの上に降りかかろうとしていた――





おはようございます。今日も晴れています。
最近の私は早起きです(笑) 目覚ましよりも先に目が覚めてしまうことも・・・。
ただ、そのため出勤のバスの中でうとうとし、帰りのバスでもがっつり寝てしまいます。そして、夕方。
猛烈な睡魔に襲われます。それを過ぎちゃうと、今度は9時頃から眠気が・・・。
旦那が帰っていれば、そのまま「おやすみなさい」するんですが、帰っていないと眠るに眠れません。
「先に寝てていいよ」と言われても、「はい、そうですか」といかないのです(笑)
「もう寝た?」「まだ起きてる?」「もうすぐ帰るよ」と次々メールが来るからです。
結局、だらだら起きてて、翌日また寝不足状態で起きる、というパターンを繰り返してます。
若い頃は徹夜しても仕事も遊びも頑張ってたんですが・・・・(笑)

今日も一日笑顔で頑張りましょう!

いってらっしゃいといってきます。
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なんだか、ミニョとテギョンは、なかなか幸せになれないな・・・。
やっぱり、運命の人ではなかったのかな?なんて、思ってしまう今日この頃です。

それでも、毎日お話しを読むのを楽しみにしてます。

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Re:りぃちゃん

こんばんわ。

すみません。今の時点では
「そんなこと言うわけねぇだろ!」とはテギョンは言いません(笑)
ホント、そう言って御前様をびっくりさせてほしいんですが・・・。
でも、テギョンが本当に心の底から好きなのはミニョだけです!

Re: よなゆなさん

こんばんわ。

運命の人とは赤い糸で結ばれてるって言いますね。
人生は楽もあれば苦もあると誰かも歌ってました(笑)
多分、今のミニョとテギョンがまさにそうだと思います。
苦ばっかりじゃないです! 苦のあとには楽がありますよ。

Re: あられさん

こんばんわ。

ツライお話ですみません。
ミニョの気持ちを考えると、すぐにでも一緒にさせてあげたいんですが・・・。
ミニョだけじゃなくみんなもツライですよね。
テギョンはもっとツライと思います。
きっと最後はみんなが笑顔で終われるようにします。

Re: りらりらさん

こんばんわ。

テギョンがミニョ以外の女性と結婚宣言。
びっくりさせてすみません。
テギョンにも何か考えがあると思います。
考えずにこんな発言はしないので・・・。

Re: とりこさん

こんばんわ。

あははは。すみません、思わず笑っちゃいました。
ごめんなさい、ウソですって書き換えれたらいいんですが、
無理でした(泣)
ミニョにとってはツライ状況になってます。
今後もそうなると思います。テギョンにとってもですが・・・。
でも、二人の思いはきっと同じです!

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Re: ケロちゃんさん

こんばんわ。

早く二人に幸せが訪れますように・・・
本当にそうだと思います。
今はツライお話ですが、笑顔を迎える日がきます。
それまでもう少しお付き合いいただければ、嬉しいです。
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