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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
決別

決別 3

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「――これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命のある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
「誓います」
「誓います」
 神父さまの前で二人は誓いの言葉を述べた。
(――誓います)
 ミニョも心の中でそっと呟いた。
 テギョンへの思いをこの一言に込めた。
(オッパ……私は永遠の愛をオッパに誓います。だから、帰ってきてください)

「ミニョ!」
 声をかけられてミニョは振り返った。
「ソンギさん」
「今からサークルに行くのか?」
「はい」
「じゃあ、一緒に行こうか?」
「はい」
 大学に戻ってしばらくはソンギと距離を置いていたが、今では元の通りに戻っていた。
学祭から一ヶ月も経つと、さすがにマスコミも騒がなくなった。と言うより、あっさり過ぎるほど去っていった。
 大学側も裁判だ、慰謝料だ、とかしましいぐらいに騒いでいたのに、それもピタリと止んだ。
 奇妙なぐらいにミニョの周りは静かになった。
 学生たちもあのことは忘れたように元の生活に戻り、ミニョとソンギが並んで歩いていても噂する人もいなくなった。
「今日、あいつは?」
「ヘインですか? お仕事が入ったらしくて、途中で帰りました」
「へ~。あいつもちゃんと仕事してるんだな」
 あははとソンギは笑った。
「そんなこと言うとヘインに怒られますよ」
「言えてる。ナイショだぞ」
 前と変わりなく話せるようになった。今のミニョにはそれが嬉しかった。
「こんにちは」
 サークルの部屋に入るとすでにみんなが集まっていた。
 ソンギも一度は辞めたサークルだったがヘインがうるさいくらいに戻って来いといったおかげで、なんとか復帰できた。
 不思議なくらいにみんな何も言わなかった。そこにも奇妙さはあったが、ソンギは深くは追求しなかった。
 大学側に何かがあったようだが、それを調べることはできない。
「あれ? ヘインさんは?」
 さっそくソンホが訊いた。
「ヘインはお仕事なんです。今日はお休みです」
「ふーん。忙しそうだね」
 つまらなそうにソンホは言った。ソンホがヘインに気があるのはもう周知の事実だ。
 ただヘインにはまったく相手にされていないが……。
 本人はそのことをまったく気にしていない様子だ。

「送っていこうか?」
 サークルが終わると、外はすでに夕暮れになっていた。
「あ、いいです。ぶらぶらしながらバスで帰ります。じゃ、さようなら」
「あ、ミニョ!」
「はい?」
「今、どこに住んでるんだ? あの家にはいないんだろ?」
 何でそれを知っているのかと思った。
「あ、ごめん……。気になって家に行ってみたんだ。そうしたら、誰も住んでないみたいだったから」
「……あそこにはいません。今は……」
 本当のことをいうのは躊躇われた。
「あ、いいよ、いいよ。言わなくていい! 一人じゃないならそれでいいんだ」
「え?」
「いや……あいつ、帰ってないんだろ?」
「…………」
 ソンギの言う「あいつ」が誰をさしているのか、すぐに分かった。
「だから、ミニョが一人だったら寂しいだろうなって思って。それで……」
「ありがとうございます。心配してくれて。でも、一人じゃありません。親戚の家にお世話になってるんです」
「そうか。よかったよ」
 ミニョの言葉をそのまま信じている顔ではなかった。それはミニョにも分かった。でも、ソンギに本当のことは言いたくなかった。
「じゃあ。さようなら」
「ああ、またな」
 ミニョはバス停に向かって歩き出した。

「ミニョ」
 クラクションが鳴らされてバス停に車が止まった。見慣れている赤い車からミナムが顔を覗かせた。
「お兄ちゃん」
「迎えに来たぞ」
「ありがとう」
「ちょっと、迎えに来たぞって、私の車じゃない」
 中からユ・ヘイの声が聞こえた。
「いいだろ。ほら、ミニョ乗って乗って」
「うん」
 ミニョは笑いながら後ろに乗った。






おはようございます。朝から雨です。
みなさんは初恋はいくつでしたか? 私は幼稚園の時でした。今、思えばよく覚えてるなってぐらい鮮明に覚えてます。
今の子供はおませさんなんでしょうか? 小学生でもう「お付き合い」をしてる子もいるらしく・・・。
初恋をすっ飛ばして恋愛ごっこをしてるのかなって思っちゃいます(笑)
私の小学生の甥っ子二人によく旦那が「好きな子おるん?」て聞くんですが、決まって「おらん」との返事がかえってきます。
ちびっこ二人組のほうが、案外おモテになるようで・・・(笑) 早くもチョコをもらったりしてるそうです(笑)
頑張れお兄ちゃん組! と思ってしまう、甥っ子大好きなおばさんです。

今日も一日みなさんが幸せでありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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Re: りぃちゃんさん

こんばんわ。

ヘイにとったらミニョは義妹になるんですね。
違った意味で、近い存在になりました。
これからは憎まれ口をたたきながらも、ミニョを見守る
お義姉さんになってくれると思います。

Re: ケロちゃんさん

こんばんわ。

まさにタイトルどおりですね。
テギョンだけがいないですもんね。
いくら日常が戻ってきても、いつもと違う日常じゃ、
やっぱり日常じゃないですね。
ミニョの誓いがテギョンと一緒に誓えるように頑張ります。

Re: とりこさん

こんばんわ。

静かになった日常生活。
これもファン家が仕組んだことでしょうか?
それぐらいやりかねないですよ、御前様なら(笑)

誓いの言葉が言える日が早く来るように、それまで
ミニョには頑張ってほしいです。
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