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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
決別

決別 6

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 ミナムの結婚式の数日前、テギョンは御前様に呼ばれていた。
結婚式の招待状がファン家に届けられた時、テギョンは出席しないつもりだった。
 ミニョに会うのが怖かったからだ。顔を見てしまえば、このまま一緒に逃げたくなる。でも、それが許されるはずもないことは自分が一番よく分かっている。
 それなら、このまま会わない方がいいと思ったのだ。
「ほう、結婚式の招待状か」
 それを目ざとく御前様に見つけられてしまい、
「出席すればよい」
 と言われたのだ。
「はい?」
「お前の仲間だった者の結婚式なら、出席して祝福してやらねば」
 ほほほ、と気味悪そうな笑い方をする。
「……結構です」
「ほう、なぜじゃ? この新郎のほうはあの小娘の兄であろう? ならばなおさら出席したほうがよかろう」
 テギョンは拳を握りしめて怒りに耐えた。
「そのようなお心遣いは無用です」
「いいや。お前はこの式に出席するのじゃ」
「なぜですか? いまさら!」
「いまさら? いまさら何じゃ?」
「俺からミニョを奪い、仕事を奪い、生活のすべてを奪っておきながら、式に出席しろ? どんな顔して出席しろと言うんですか!?」
 御前様は冷たい視線をテギョンに向けた。
「そのようなくだらぬことをまだ言うか? お前も納得した上でのことではないか?」
「……そうです。納得した上での結果です。でも……!」
 テギョンは口惜しそうに唇を噛み締めた。
「出席して、あの小娘にはっきり別れを告げるのじゃ」
「…………え?」
 何を言ってるんだ、この人は?
「あの小娘め、生意気に言いおったわ。お前の口から別れを言われない限り自分は別れない、とな。可愛気のない」
 吐き捨てるように御前様は言った。
「ミニョが? そんなことを?」
 テギョンは嬉しかった。自分のことを信じてくれているんだと思うと、それだけで嬉しかった。
「だから、はっきりお前の口から別れを告げてやれ。それがせめてもの情けではないか?」
「…………」
「お前の選べる道はもうないのじゃ。ユジュと結婚して、ファン家を盛り立てるのじゃ。よいな?」
「…………」
「答えよ!」
「…………はい。仰せの通りにします」

 そう言ったものの、いざミニョを目の前にすると、とてもそんなことを口にできそうになかった。
(ミニョ……)
 一ヶ月ぶりに見るミニョはあの日よりさらに痩せて、痛々しかった。
 ミニョの方を見ないようにすればするほど、心が締め付けられるほど痛い。
 ユジュとの結婚を決めたのは自分。一番悪いのも自分。
 それでもミニョには……ミニョだけには自分を信じて欲しかった。
(無駄なことなのにな……)
 今日の結婚式に御前様はユジュを連れて行くように言った。
「とにかく式には出席せよ。ああ、ユジュを同伴したらよかろう。公の場での紹介にもなってよい」
「はい?」
「正式な発表や紹介は改めてするにしても、今回はお前と親しかった者たちへのお披露目ということでよかろう」
 親しかった――過去形の言葉を使っていう御前様が憎らしい。
「お断りします。出席するなら、俺一人でします」
「いいや。ユジュも伴うのじゃ」
「嫌です。彼女は何の面識もないんですよ。お断りします」
「あの小娘にユジュと一緒の姿をみられるのが嫌なのか?」
 テギョンはきっと御前様を睨みつけた。
「嫌ですよ! 嫌に決まってるじゃないですか!」
「たわけ者! だからこそユジュを連れていけと申しておるのだ! あの小娘にはっきりお前とのことは終わったことを分からせるためじゃ。ぐだぐだ言わずに言うとおりにせい!」
「…………」
「……このまま、時が過ぎれば、などというくだらぬ考えは捨てることじゃ。お前とユジュの結婚はもうすでに決まっておる。大人しく私に従え」
 頭ごなしに決められ、テギョンに逆らうことはできなかった。
 ユジュは一緒に来たものの、
「わたくしはここで待っています。テギョンさんはどうぞご出席してください」
 テギョンの気持ちを知っているのかユジュはそんなことを言った。
「……すみません」
「いいえ。おば様には一緒に出席したと伝えておきますわ」
「……ありがとうございます」
 一人で式に出席してよかったと思った。ミニョにユジュと一緒の姿は見せたくなかった。
(ミニョ……)
 ユ・ヘイの投げたブーケがミニョの手に落ちた。
「次はあんたの番よ」
 と言ってからテギョンを見て、「幸せにしなさいよ」と言った。
(……できるものなら、今すぐにもそうしたい……)





おはようございます。今日は朝から雨です。
いつものように(?)お花畑で甥っ子に会うと、何とグンソクくんを知ってるというんです。
しかも「美男ですねを見て知った」と!! 「韓国版も日本版も見たよ。最終回は両方共泣いた」って。
思わず「いい子や! 最高だ!」って叫んじゃいました(笑)
ただ、どうして見たのか分かりません。お義姉さんは興味がないそうだし、家族に観そうな人はいないし・・・。
それでもこんな近くにファンがいたことに感激してます。
今度美男ですねについて話そうねと約束しました。

今日も一日頑張りましょう。

いってらっしゃいといってきます。
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~ Comment ~

更新ありがとうございます。
ずっと読み逃げしてごめんなさい…。
コメントするのに何だかビビってました。

今回のお話し、とても切ないです。目を背けてしまいたくなるくらい、胸がぎゅーって締め付けます…。
だけど、色々と二人を取り巻くものは激しいけれど、その下には揺らぐ事の無い互いを思う気持ちがあると信じています…

居てもたってもいられず、コメントしてしまいましたっ…

変わらず応援してますっ!
ありがとうございました☆★

こんにちは

おひさしぶりです、なつあおいさん。

コメントずいぶんしていなくて申し訳ありません。
今回のお話は本当に切なくて、テギョンが全く出てこなかったのでヤキモキしていました。今日テギョン側の状況が少しわかったので、少し安心しました、、、が、この切ない状況はまだまだ続きそうですね・・・。

先日、息子が小学校の国語の時間に先生に知っているカタカナ言葉をノートに書きなさいと言われ、「バッハ」や「ベートーベン」などに交じって『チャン・グンソク』と書いてありました。
とりあえず、ほめまくりました。

先ほどのコメント

すみません、先ほどのコメントdejitokki2009です。
名前入れ忘れてました(汗)

もう,切なくて…

すみません…
ここ数日,辛くて辛くて,何とコメすればいいのかさえ
考えつかなくて…
今回のテギョンとミニョ,胸が締め付けられる毎日です。
二人の,相手を大切に想う気持ちで
繋がっている「絆」を信じて,朝を迎えようと想います。

辛いです(>_<)

辛いのに読まずにいられない… 今日こそは今日こそはと、テギョンがミニョの元に帰って来るのを期待しながら開く毎日です…(T_T)
テギョン… なぜ家をとったの… きっとミニョを選ぶと思ってたのに… テギョンが憎らしくなっちゃう… ミニョはテギョンを信じて待ってるのに…
辛くて辛くて胸が痛みます。

Re: スピリッツさん

こんばんわ。

今回はホントつらいお話しばっかりです。
二人にとっての最大の危機だと思います。
これをどう乗り越えるかで、二人の今後が決まると思うので、
最後まで全力で書いていきたいと思ってます。

Re: dejitokki2009 さん

こんばんわ。

今回のお話はテギョンがちょっと出てこない状態でした。
ほとんどミニョ目線でした。
これからテギョンの事情も出せるようにします。
ミニョを思う気持ちは変わらないはずなので・・・。

それにしても素晴らしい息子さんですね。
うちの旦那にも教えてあげたいです(笑)

Re: ともるんさん

こんばんわ。

すみません。ツライお話しばっかりですね。
二人の強い絆は変わってません。
お互いがお互いを思う気持ちも。
でも、テギョン側に何らかの事情があって、そうするしかないと
思ってください。

Re: ヨシヨシさん

こんばんわ。

すみません。こんなツライお話し楽しくないですよね。
ドラマでも離れちゃうシーンがあって、ホントに悲しかったですが、
最後はちゃんと戻って涙しました。
あんな風に最後はちゃんと二人がまた元に戻れるように
お話を書いていきます。
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