スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←もしも、あなたに届くなら 4 →もしも、あなたに届くなら 6
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【もしも、あなたに届くなら 4】へ
  • 【もしも、あなたに届くなら 6】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
もしも、あなたに届くなら

もしも、あなたに届くなら 5

 ←もしも、あなたに届くなら 4 →もしも、あなたに届くなら 6
「まったく近頃の若い者は……」
 ぶつぶつ言いながらジスクおばあさんはコーヒーを飲んでいる。
 お茶を注文したのだが、ないと言われたので仕方なくコーヒーにした。
 一口飲むなり「苦い! なんだい、このまずさは」は顔をしかめて文句を言う。
「あ、あの、お砂糖とミルクを入れないと美味しくないですよ」
 慌ててミニョが付属のミルクと砂糖を入れてあげる。
「どうですか?」
「うん。まあまあだね」
 ホッとしたミニョをじろじろとジスクおばあさんは見た。
「何でしょうか?」
「あんた、若いのに気がきくね。よほどご両親の育て方がよかったんだろう」
「……ありがとうございます」
 ミニョは複雑そうな笑みを浮かべた。
「まったく近頃の若い者ときたら……」
 とまた文句を言いそうになったのでミニョは慌てて、
「お体のほうは大丈夫ですか? 病院に行かれたほうがいいですよ」
「ああ、帰ったら主治医を呼ぶからいいよ」
「主治医?」
 二人はまた顔を見合わせた。目の前のおばあさんがどういう人なのかと考えているようだ。
 時計を見たヘインが「あ! 時間だ」と叫んだ。
「これからテレビの仕事なんだ。ミニョ、ごめんね。先に帰るよ」
「うん。頑張ってね」
「ありがとう。じゃあ、失礼します」
 ヘインはぺこりとジスクおばあさんに挨拶すると走っていった。
「慌ただしい子だね」
「すみません。彼女、テレビ関係の仕事をしてるものですから」
「テレビ関係? ほうほう。うちの孫もそうだよ」
「おばあさんのお孫さんもですか?」
「うちの孫は売れっ子なんだよ。テレビでもよく見かける。若い子たちからきゃあきゃあ騒がれてるらしくてね」
 目を細めて語るジスクおばあさんを見て、よほど自慢の孫なのだろうとミニョは思った。
(オッパにおばあさんがいたらこんな感じかな?)
 ふとテギョンのことを思い出してミニョの顔が沈んだものになった。
「なんだい? いきなり暗くなって」
「あ、ごめんなさい。ちょっとある人のことを思い出してしまって」
「若いんだから暗い顔なんてするもんじゃないよ」
「はい」
 しばらく二人は黙ったままだった。
「悩みは多ければ多いほど、それがあんたの心の糧になるはずだ」
 ふいっとジスクおばあさんが言った。
「え?」
「あんたが心に思い浮かべたのは、おおかた恋人のことだと思ったからね」
「あ……はい」
「この世には吐いて捨てるほど男と女がいる。男と女がいれば出会いがあるし、それと同じ数だけ別れはあるものだよ。一度離れた人ともまた再会することもあるし、それっきりって人もいる。若いんだからくよくよするんじゃないよ」
 なぜジスクおばあさんがそんなことを言ったのか分からなかった。でも、ミニョの表情から察するものがあったのだろう。
「はい。ありがとうございます」
 にこっと笑った。
 それから二人はたわいもないことを話した。ミニョが聞き上手なせいか、ジスクおばあさんはあれこれと愚痴などをこぼした。
「まったく、あの人ときたら――」
「伯母上!」
 と話の途中で声がかかった。
 ミニョが振り向くとそこにミン・ドンハが立っていた。
「ドンハ! お前って子は遅いじゃないか」
「すみませんって、あれ? コ・ミニョさん?」
「教授……え? あの?」
「ああ、こちらは僕の伯母だ」
 紹介しながらドンハは二人を交互に見てから、
「ファン・テギョンの祖母だよ」
 と言った。
「え? オッパの?」

「ドンハ……あの子かい?」
「ええ。あの子ですよ」
 ドンハはそれ以上何も言わずに、ジスクおばあさんの次の言葉を待った。
「…………平凡な子だね」
 ぷっとドンハは吹き出した。何という言い草だろうか。仮にも孫の恋人だというのに。
「でも……優しい子だよ」
 おやおや、とドンハはジスクおばあさんの顔を見た。
(このおばさまから、こんな言葉が出るなんて……)
 少ししゃべっただけだが、ミニョの人柄を悪くは思っていないようだ。
「どんな子だい?」
「いい子ですよ。――平凡ですが」
 じろっとジスクおばあさんがドンハを睨んだ。
「最初は俺も、あのテギョンを虜にしてるからどんな美女かと思ったんですが、会って見てびっくりですよ。ちんまりしたホントに普通の子で……。でも、何となく分かった気がします。あいつの周りにいる女性はみんな個性が強すぎますからね」
「みんな? あの人だけだろ?」
 自分は違うと言いたいらしい。
「……まさか、お前、私を今日ここへ呼んだのはあの子に会わせるつもりでかい?」
「まさか! 偶然ですよ、偶然。さ、お約束どおりご馳走しますから、行きましょう」
「ああ、そうだね。たっぷり美味しい物を食べさせてもらうよ」
 駐車場に向かいながらジスクおばあさんは何やら考え顔だった。







おはようございます。今日はちょっとだけ朝が明るいです。一日この調子だといいんですが・・・・。
昨日は旦那と恒例の(?)お風呂でケンカをしました。
私は梅雨時期になるとストレートパーマをかけたくなります。それは前から頼んでいたのですが、グンちゃんのツアーチケットが当たったため、旦那的には「思わぬ出費」だったらしく、「美容院は諦めてほい」という考えだったようです。
でも、私はチケットを買う前から「パーマをかけたい」と言っていたので、それならそれで「どっちか一つ」と言ってくれればいいものを・・・と思って、ついお互いケンカ口調に。
そしていつものように旦那が怒ったまま先にあがって、私もぷりぷりしたままあがるというパターンでした。
こういうとき、旦那は必ず玄関前に座って私を待っています。ぶすっとしたままあがってきた私に何も言わずに普通に接してくれるのが、我が家の旦那のいいところ(笑)
お互いちょっかいを出し合って仲直りです。このとき使用される呼び方は「ぶーたん」です(笑)

今日も一日みなさんが楽しく過ごせますように。

いってらっしゃいといってきます。
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【もしも、あなたに届くなら 4】へ
  • 【もしも、あなたに届くなら 6】へ

~ Comment ~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ここにきて!

此処に来て,何やら「救いの神様」が見えるような気がします。
ファランさん,おばあさま…ちょっとずつ何かが動き出した
感じがします!!
ドキドキします!!
あ~続きがとっても気になります!!
でも,あおいさん,無理はしないでくださいね。

進展ありそうですが・・・・

平凡でちんまりしてても・・・いいですよね。ミニョは性格が良い子ですから(笑)
ドロドロしたファン家には勿体ないです。
テギョンが相手じゃなければ、絶対反対です!!
ジスクおばあさんはテギョンのことが可愛いんですね。
明るい兆しがみえるような・・・自慢の孫の為に動いてほしいです。


なつあいさんの旦那様は優しい人ですね。
大きなケンカにはならないでしょ。いいなぁ(笑)
 

Re: あかぴさん

こんばんわ。

ミニョと少しでも触れ合えば、きっと誰でも心が癒されますね。
あのテギョンさえも変えちゃったんですから!
ジスクおばさんもミニョを気に入ったかな?
これから助けてくれるといですね。

Re: kimukimuさん

こんばんわ。

人との繋がりってホント不思議ですね。
出会うことのない二人が、ドンハを通して出会いました。
この出会いがミニョにとってもテギョンにとってもいい方向に
向かえば最高ですね。

あはははは。
はい、いつも一緒に入ってます。
うちは共同風呂なので、ぐずぐずしてたら二時間、三時間待ち当たり前なので。
入れるときには一気に入っちゃいます。

Re: あられさん

こんばんわ。

ミニョにとっての追い風になるといいですね。
ジスクおばあさんにとってテギョンは可愛い孫。
幸せになってほしいと願っているはずですから。
この先、ミニョにとって幸せがたくさん降り注ぐように・・・。

Re: sakkoさん

こんばんわ。

ありがとうございます。
体調はすっかり良くなりました。
これからは無理せずにお話を書いていこうと思います。

Re: ともるんさん

こんばんわ。

ミニョにとっていい方向に向かいだしています。
モ・ファランさんはミニョの味方ですもんね。
ジスクおばあさんもそうなるかな?
そうだといいですね。

Re: とりこさん

こんばんわ。

元いいとこのお嬢様だったジスクおばあさんから見たら、
ミニョは平凡でしょうね(笑)
でも可愛い孫が愛してやまない彼女です。
きっと気に入ってくれると思います。
そして二人を助けてくれるといいんですが・・・。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【もしも、あなたに届くなら 4】へ
  • 【もしも、あなたに届くなら 6】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。