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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
君は僕の宝物

君は僕の宝物 1

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『私、待っています』
 あの時のミニョの言葉がテギョンの胸に残って離れなかった。
「……さん。テギョンさん」
「……え?」
 ぼんやりとした顔でテギョンは返事をした。
「お食事中ですよ」
 ヒョナが御前様の顔色を伺うようにして言った。
「あ……すみません」
 見ればフォークが宙に浮いたままだ。
「何じゃ。ユジュのことでも考えておったのか?」
 じろっと御前様がテギョンを見た。
「違います」
 むっとした口調でテギョンは言い返した。
 今宵の夕食にギョンセはいない。イム議員との会食に呼ばれているからだ。
「婚約式もこれで決まろう。テギョン」
「……はい」
「覚悟を決めよ」
「…………」
 どうやら先日、イ・スジンさんのお墓に行ったことを知っていての言葉らしい。
「失礼します」
 フォークをテーブルに叩きつけるように置くと、テギョンは出て行った。
「まったく、いつまでも情けないものじゃ。ヒョナ。そなたはあれの母親なのだから、遠慮せずによく言い聞かせるのじゃ。よいな」
「はい」
 ヒョナはテギョンのことを思って、その後は何を食べたのかさえ分からなかった。
 なさぬ仲の息子ではあっても、この15年間少なからず母になろうと努力した。最初の頃こそぎこちなかった関係だったが、成長するにつれてテギョンは「父の妻」としてのヒョナを認めてくれた。
「母」と「息子」という関係にはなれなかったが、曲がりなりにも「家族」にはなれた。
 その「家族」が今、苦しんでいる。
(私に出来ることは……)
 ヒョナなりにテギョンのことを案じていた。

 いつからだろうか、とテギョンは思った。ギョンセの態度がおかしくなり、祖母のジスクが自分に向ける視線が微妙になったのは……。
 あきらかにおかしい態度を取るようになった二人。
「何かあったのか?」
 それが自分とミニョに関しての事だとは思わなかった。
 ギョンセの元にはあれからもモ・ファランからの連絡が絶えず来ていた。秘書を通しての連絡だったが、ギョンセはヒョナの耳を気にして、
「その件でしたらお断りしたはずです。もう、かけてこないでください」
 と堅苦しい口調で電話をいつも切っていた。
「先生? どなたからですか?」
 仕事のことかと思ったのだろう。仕事のことなら、ヒョナはパートナーとして全てにおいて把握しておく必要がある。
「仕事じゃないから心配しなくていい。ちょっとした知り合いからだ」
「そうですか……」
 モ・ファランと会っているとヒョナに知られたくなかった。結婚当初こそ愛情はなかったものの、この15年夫婦として寄り添ううちに、男女の愛情こそないものの夫婦としての愛情は芽生え、ヒョナを大事にしたいという思いが湧いてきた。
 はからずもテギョンの問題で、モ・ファランと関わることになってしまったが、それをヒョナに知らせるつもりはなかった。
(もう、これは決まったことなのだ……)
 そう思いながら、テギョンを不憫に思う気持ちがないわけではなかった。
『あの子に私と同じ思いをさせないで』
 そう言ったモ・ファランの言葉がよみがえる。それは自分にも当てはまる言葉だった。
(私はテギョンを自分と同じようにさせようとしているのか?)
 一度はミニョとのことを許しながら、父親のことを知って反対した自分。でもテギョンの「ファン家の名前を捨ててもいい」という言葉に、胸が締め付けられる思いがした。
(私は……情けない男だな)
 ふっと自嘲の思いが湧いた。
(いまさら昔のことをグチグチと根に持っているなんて……。もう一度、彼女に会ってみようか……)
 それでどうするか決めようと思った。

 数日後――。
 ミナムは何度も何度もその家の前をうろうろしていた。
「クソッ! どうやったら会えるんだ!」
 さっきから何度もインターホンで呼びかけているが、
『テギョン様は外出中でございます』
 との返事しか戻ってこない。
 よっぽど「ウソつけ!」と言い返したかったが、相手が使用人ではどうしようもない。
 あれほどユ・ヘイには二人の問題に介入するなと言われていたが、ミナムは居ても立ってもいられずにファン家に来ていた。
「もうこれ以上、あいつの好き勝手にはさせないぞ! お兄ちゃんがガツンと言ってやるからな、ミニョ!」
 息巻いてきたものの、会うことができなければどうしようもなかった。
「テギョンの奴、携帯にも出ないし、何やってるんだよ!」
 いっそのことこの高いそそり立つ壁を乗り越えて、侵入しよかとさえ思った。
「落ちたら痛そうだな……。うーん、怪我でもしたらヘイが心配するよな……。いやいや、怒るかもな。怒るよな、確実に」
 ぶつぶつ言っていると、門がいきなり開いた。
「え?」
 びっくりしていると、大きな黒塗りの車がゆっくりと出てきた。
「テギョンか!?」
 ミナムは車を止めるべく、車の前に飛び出した。
「ちょっと待ったぁ!!!!!!」






おはようございます。昨日と今日、快晴です。梅雨が明けたんじゃない? って勘違いしちゃいます。
先日、我が家のクーラーが壊れたと書きました。ここ数日、暑かったので「暑い! 寝られない!」って文句を言ったら、旦那が自分の部屋にあるウインドクーラーを寝室につけてくれました。
おかげで涼しく快適なんですが、今度は旦那の部屋が地獄状態・・・。この部屋、日中は40度近くまで気温が上がります。
扇風機や窓を開けたくらいじゃとても過ごせる部屋ではありません。
なので、旦那がぶっ倒れる前にウインドクーラーをもう一台買おうか、という話になっています。
ただ、旦那はかなりの暑がりなのでいつも設定温度が17度・・・・。
え? 寒いを通り越して震えちゃいました(笑)

今日から一週間が始まりました。元気に頑張りましょう!

いってらっしゃいといってきます。
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みんなの気持ち

御前様だけは,テギョンの結婚に向けて
笑っていますね。
しかし,ヒヨナさんも,ギョンセさんも
ファランさんも…
「家族」「子ども」が苦しんでいることに
自分たちも辛い想いをさせていると,感じているのですね。

ミナムの「ちょっと待ったぁ~」
テギョンに会えるといいな。
難しそうだけど。

Re: ぴっぴさん

こんばんわ。

お待たせしました! って言葉がいいのか分からないけど(笑)
ようやく長い冬が終わります。
途中、何度やめようと思ったか(泣)
でもでも、ここを乗り越えないと未来がない! って思っちゃいました。
まだまだいろいろありますが、ひとまずはラブラブに・・・。

わぉっ!!! 楽しんできたんですね!!!!
羨ましいーーーー!!!!!!
私もタオルを振り回したいな。横の人気にせずに(笑)
ジェジン・・・生ジェジンを見れたんですね!!!
うう・・・羨ましい。
あの可愛いお顔が見れるなんて、最高ですよ(私的には)。
今度はグンちゃんですね!

Re: ともるんさん

こんばんわ。

御前様だけがみんなとは違う方向向いてます。
みんながテギョンとミニョのために何かしたい!
何かしなきゃ! って思ってるのに・・・。
まずはミナムから行動しました。
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