スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←君は僕の宝物 3 →君は僕の宝物 5
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【君は僕の宝物 3】へ
  • 【君は僕の宝物 5】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
君は僕の宝物

君は僕の宝物 4

 ←君は僕の宝物 3 →君は僕の宝物 5
 テギョンは知らなかった。テギョンの知らないところで、少しずつ運命の歯車が動いていたことを。
 ミニョに会ったあと、ジスクおばあさんはそのことばかりを考えていた。
(あの子をテギョンは好きになったんだね……)
 そう思うと、我が孫ながら誇らしく思えた。
 人柄もよく、笑顔も可愛い。ただ家柄が気に入らないことを除けば、何も不満はない娘だった。
(家柄がねえ……。孤児院育ちだと言うし……。せめて両親が揃っていれば……)
 ジスクおばあさんにとって家柄は第一の結婚条件だった。だからこそ、息子のギョンセが結婚したいと言ったモ・ファランに対しても猛反対したのだ。
(家柄さえ良ければ申し分はないのねぇ……)
 そんな時だった。ドンハが出かけようとまた誘ったのだ。
「また、大学に連れて行く気かい?」
「え? 違いますよ。おいしいコーヒーを飲ませる店を見つけたんですよ。おば上、この前飲んでたでしょう?」
「ふん。まあよかろう」
 連れて行かれた先は、外見は古臭い喫茶店だった。
「ここかい?」
 あからさまにジスクおばあさんは不快を露わにした。
「まあ、外見はこうですが、本当においしいんですから。騙されたと思って入りましょうよ」
「ふん。本当だろうね」
 ぶつぶつ言いながら入ろうとしたとき、かすれかけた店名が目についた。
『ミンドゥルレ』と書かれた看板にジスクおばあさんの目が釘づけになった。
「おば上?」
 ドンハが声をかけてはっとしたように、ドンハを見た。
「ここは……」
 声が震えている。
「いいですから、まずは入りましょう」
 さあさあと言いながら中に押し込まれた。
「いらっしゃい……」
 くたびれたマスターが出迎えてくれたが、入ってきたジスクおばあさんを見て言葉を失った。
「いらっしゃいませ。……あれ? たしか……」
 お客の注文をとっていたミニョが二人を見てびっくりした顔をした。
「オッパのおばあさま……ですよね? それから、教授も」
「やあ。奇遇だな。ここ、コ・ミニョさんのバイト先だったのか」
 あははは、と笑うドンハをジスクおばあさんは睨みつけた。
 文句の言葉を言おうとしたが、それより先にまた声をかけられた。
「いやあ、奇遇ですね、ミンさん」
 カウンター席に座っていたコンさんがニコニコ笑いながら話しかけたのだ。
「まあ、先生」
 ジスクおばあさんはまた驚いた顔をした。
「先生、どうしてここに?」
「私はここの常連なんですよ。ミンさんはどうして?」
「私は……」
 ちらっとミニョを見たが何も言わない。
「こちらへどうぞ」
 ミニョに勧められて、席に座った。
「ブレンドコーヒーを二つね」
「はい」
 ジスクおばあさんは落ち着かない様子で店内を見ていたがマスターと目が合うと慌ててそらした。
「マスター?」
 ミニョが不思議そうな顔で見ているのに気づくと、
「ミニョちゃん、今日はもう上がっていいよ」
 と慌てて言った。
「でも……」
 まだ店内にはお客がいる。
「いいから。あとは俺がするから。疲れただろう」
「じゃあ、お言葉に甘えて。お疲れ様でした。失礼します」
 丁寧にジスクおばあさんたちにも頭を下げて、ミニョは帰って行った。
 しんとした店内で、誰も喋らない。
「……その……ミンさんは今日はどうしてここに?」
 口火を切ったのはコンさんだった。
「甥に連れられてね。美味しいコーヒーを飲ませてくれるというものですから」
「ああ、それなら確かですよ。マスターの淹れるコーヒーは絶品です」
 じっとジスクおばあさんはマスターを見た。今度はマスターが目をそらした。
「……店名、姉の名前にしたんですね」
 ぽつりとドンハが言った。
「え? ……ああ、まあね」
 マスターがそれに答えた。
「彼女の希望だったんだ」
「そうですか。いい、名前ですね」
「ありがとう」
「ふん。勝手にあの子の名前をつけるんじゃないよ」
 忌々しそうにジスクおばあさんが割って入った。
「……すみません」
「すみませんじゃないよ、この泥棒猫!」
 激昂したジスクおばあさんはテーブルをバンッと叩いた。
 びっくりしたのはコンさんだ。
「ミンさん、どうしたんですか? そんなに怒ったらまた血圧が上がりますよ」
「先生は黙っててください。血圧があがったらこの男のせいですよ。入院でも何でもしますから、口を挟まないでちょうだい」
「おば上、落ち着いて」
「落ち着けだって!? あの子が早死したのはこの男のせいなんだよ! あの子が……ドゥルレが……」
 そう言いながらジスクおばあさんは泣き出してしまった。







おはようございます。昨日からまた雨です。夜中にすごい雷が鳴って、慌てて布団を引きかぶりました(笑)
今回から数話、どうして周りが協力的になったのかを書いて行こうと思います。
もうちょっと二人のラブラブまでお待ちください(笑) 
昨日、旦那と大分駅で待ち合わせをしました。あ、デートではありませんよ(笑)
歩いて、近くの駅まで行っている途中で、いきなり足が攣りました! 歩くことも立ってることすらできないぐらいの痛みで、慌てて路地に逃げ込みました。
見知らぬおばあちゃんが「大丈夫ですか?」って声をかけてくれたのですが、「大丈夫です」って言うのが精一杯。冷や汗はダラダラ出てくるし、立ち上がれなくて父に電話をして迎えに来てもらいました。
昨日は朝からずーっと歩きっぱなしで、筋肉を使いすぎたようです(笑) 結局、出かけずに家で大人しくシップを貼って旦那の帰りを待ちました。
みなさん、たくさん歩いたらしっかり水分とりましょうね(笑)

今日も一日頑張りましょう!

いってらっしゃいといってきます。
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【君は僕の宝物 3】へ
  • 【君は僕の宝物 5】へ

~ Comment ~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: おかんですさん

こんばんわ。

ジスクおばあさんとマスターの関係。
ミニョだけじゃなく、ここでも関わってます。
コヒプリのマスターとおばあちゃんの関係も微妙でしたね。
あんな感じかな?

私の住む地域はまったく被害がありません。
ご心配おかけしてます。ありがとうございます。

Re: たくみままさん

こんばんわ。

おばあさんが協力的になった理由が分かります。
孫可愛さもあるでしょうが、それだけじゃないですね。
この先もまだまだいろいろありますが、ひとまずは
ミニョとテギョンの再会に向けて頑張ります!

足って攣っちゃうともう泣きたくなります。
旦那に話したら笑われました。こっちは痛くてたまらなかったのに!

Re: りぃちゃんさん

こんばんわ。

焦らしちゃってすみません(笑)
すぐにも二人を再会させたいんですが、もう少しお待ちください。
またラブラブな二人になりますので。

Re: 名無しさん

こんばんわ。

お名前がないので「名無しさん」とさせていただきました。
もし「私だ!」って思われましたら、お知らせください。

まさに運命の糸が絡み合ってます。
それも複雑に・・・。
ジスクおばあさんとマスターの関係が明らかになると、きっと
テギョンとミニョの関係にも影響を及ぼして、いい方向に・・・・。

今日の雨ですが、私の住む地域はまったく被害がありません。
同じ県内でもこうも違うのかと思っています。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【君は僕の宝物 3】へ
  • 【君は僕の宝物 5】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。