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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
招かれざる客

招かれざる客 1

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 テギョンがミニョの元にもどってきて二週間が経った。
 あの日以来、ファン家からは何も言ってこないし、何もしてこない。不気味な時間が流れていた。
「あの大おば様がこのまま黙ってるわけがない」
 大学に手を回してミニョを退学処分にするんじゃないかと思ったが、その気配すらない。
「事務所にも手を回してないし……おかしいな」
 あまりにも奇妙すぎる御前様の行動に最初こそ首を傾げていたが、日が経つにつれ諦めてくれたんだろうと思った。
 仕事に復帰をしてマスコミにも顔が出るようになったテギョンを、あれこれと噂したが、事務所は一切ノーコメントの姿勢を貫いた。
 その日、ミニョのバイト先「ミンドゥルレ」に思わぬ客がやって来た。
「オッパのおばあさま!」
 チョン執事を従えて店に入ってきたのは、ジスクおばあさんだった。
「いらっしゃいませ」
「こんにちは、ミニョ様」
「こんにちは、チョン執事さん」
 テギョンからチョン執事のことは聞いていた。
「この前はありがとうございました。オッパがお世話になったようで……」
 ぺこりと頭を下げたミニョの頭上に、
「ふん。礼を言うなら、まず私に、じゃないのかい?」
 とジスクおばあさんの声が降ってきた。
「あ……すみません。おばあさま、ありがとうございます。オッパとまた一緒に暮らせるようになりました」
「そりゃよかったね」
 言いながら椅子に座ってコーヒーを注文した。
 そのやり取りを見ながらマスターは苦笑している。
 なんだかんだと言いながらジスクおばあさんはミニョを気に入っているようだ。
「今度ぜひ、ご飯を食べにきてください。ご馳走します」
「おや、そうかい?」
「はい。オッパも喜ぶと思います」
「じゃあ、早速今からご馳走になろうかね」
「はい?」
「今からお前さんの家に行くんだよ。ご馳走してくれるんだろ?」
「え? あの、今からですか?」
「ああ。善は急げというからね」
 言うが早いかジスクおばあさんは早速椅子から立ち上がると、さっさと入り口に向かった。
「あ、あの! 私まだバイトが……あの、おばあさん!?」
 聞く耳は一切持たないようだ。
「あの!」
「ミニョさん。今日はもういいから、帰りなさい」
 見かねてマスターがそう言った。
「でも……」
「いいからいいから。ほら、早く」
「はい。すみません」
 そんなやり取りをしているなど知らないジスクおばあさんはすでに車の中だ。
 途中、買い物をするため近くのスーパーに立ち寄った。普段、こういう店に来ないジスクおばあさんは物珍しそうに店内を見て回った。
 ミニョは買い物の合間にテギョンに電話をして、今日は早く帰るように伝えた。
『え? おばあさまが!? どういうことだ?』
「とにかく早く帰って下さいね。お願いします」
 それだけ言うとミニョは慌ただしく電話を切った。
 買い物を済ませると、ようやく家に向かった。
「お前さんたちの家は大きいのかい?」
「え? はい。大きすぎるぐらいです」
「ほうほう。テギョンも頑張ったんだね」
「はい。オッパが……テギョンさんが決めてくれた家なんです。でも、広すぎてお掃除とかが大変です」
「何だい! メイドも置いてないのかい?」
 呆れたというようにジスクおばあさんは言った。
「メイドさん、ですか?」
「まったくテギョンは気がきかないね」
 ぶつぶつ言っているうちに車が家の前に着いた。
「ここです」
「どこだい?」
「ここです」
「だから、どこだい?」
 車から降りたジスクおばあさんはキョロキョロと家の前でしている。
「あの、ここです」
 ミニョは困ったような顔で「家」を指し示した。
 ジスクおばあさんはゆっくりとその「家」を見上げた。
「……ここかい?」
「はい」
「……ここは、なんだい? 警備員の常駐部屋かい?」
「はい!?」
「大奥さま。こちらがテギョンさまとミニョさまのお宅でございます」
 チョン執事がみかねて説明した。
「ここが? このウサギ小屋のようなここが!?」
「ウ、ウサギ小屋……」
 ガーンとミニョはショックを受けた。
「お、大奥様。このお宅は世間一般の常識で見ましたら、広いほうでございます」
 汗を拭きながらチョン執事が説明する。
「そうなのかい?」
 まだ信じられないと言った顔でジスクおばあさんは家を見上げている。
「これじゃあ、メイドは必要ないね」
 ふんっと鼻を鳴らしておばあさんはさっさと門に向かった。
 ミニョはこの先、家に入ったジスクおばあさんの反応が目に見えるようで、天を仰いだ。






おはようございます。ようやく九州も梅雨明けしました。途端に夏真っ盛りです。
昨日は更新をお休みしてしまいました。仕事で失敗をして、すごーく落ち込んでしまい、頭の中はそのことでいっぱいになっちゃいました。
昨日は朝から頭を下げまくって、なんとか通常通り仕事に戻れました。下っ端はツライです(泣)
こういう時の旦那は慰めてはくれません。理由は「慰めても意味がないから」だそうです(笑)
私は一度落ち込むと立ち直るのにかなりの時間がかかります。旦那はそのことをよーく知ってるので、「元気出せ」としか言わないんです。愚痴も訊いてくれません。
旦那のように寝て起きたら忘れてるっていう頭になりたいといつも思います(笑)

今日も一日みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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~ Comment ~

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ジスクおばあさんは我が道を行くって感じですね (^o^) テギョンとミニョの一般的には大きな家をうさぎ小屋だなんて…
ジスクおばあさんにしたらそんな風にしか見えないんだろうね。家のマンションなんかだったらなんと言われるだろうな… きっと、うさぎ小屋にも見てもらえないね(^^)

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やっぱりジスクおばあさん出てきましたね。

ジスクおばあさんはミニョが可愛いみたいですね。
でも物言いは辛辣! 戸惑ったミニョの困った顔が目に浮かびます。少しづつ認めてくれるといいですね!

なつあおい様
お仕事お疲れ様です。まだ落ち込んでますか?誰でもミスはします。でも、ミスをした自分が情けなくなったりしますよね。きちんと謝ったのは、すごくいいです。元気出して下さい。ミニョなら微笑んで「ファイティン!」って言ってくれますよ。
  • #14677 まごまごピンク 
  • URL 
  • 2012.07/25 14:03 
  •  ▲EntryTop 

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強烈だぁ

流石,ジスクお祖母様…強烈ですねぇ
「ウサギ小屋」「警備員の常駐所」
ズバズバとした物言いに,
ミニョも困惑するよね~
テギョンが,帰ってきたら…どうなるのかな…
ドキドキします!!

Re: kimukimu さん

こんばんわ。

温かいコメありがとうございます。
まさにkimukimuさんにおっしゃるとおりです。
愚痴を言ってる時って、何言われても慰めにならないんですよね。
私はいつも旦那にそう言われます。
だから、「寝たら忘れろ。明日まで引きずるな」って言われます。
それができるなら苦労してないんですが(笑)
でも、少なからず何かは考えてくれてると思います。
気にしてくれてるみたいなので(笑)

Re: ヨシヨシさん

こんばんわ。

まさに我が道を行くってタイプですね。
そこはテギョンと似てるかも?
もしおばあさんが我が家を見たら・・・馬小屋かい? っていうかも(笑)

Re: りくさん

こんばんわ。

確かに傍から見たらコントのようなおばあさんですね。
決してイヤミではないので、そこがまたグサッとくるところかもしれません(笑)
果たしてミニョの手料理を気に入ってくれるでしょうか?
このおばあさんならあれこれ文句つけちゃうかな?(笑)
優しいミニョなので、笑って許しちゃう?

仕事の失敗はキツイです。結果的には私がいけなかったのですが、
それまでの対応もまずかったようです。
もう悔しいやら情けないやらで、思わずトイレで泣いちゃいました。
でも一応は表面上は何事もなかったように元通りですが、信頼回復に務めることが
第一だと思っています。

Re: メイナママさん

こんばんわ。

ご心配おかけしました。
違う意味でのストレスを抱えています(笑)
これまで大きな失敗なくこなしてきたので、今回はきつかったです。
当日から頭を下げまくって、翌日も謝罪をして・・・。
正直、何してんだろ? って気持ちは極限状態でした。
温かいコメをいただいて、嬉しくて頑張ろうって気持ちになりました。
本当にありがとうございます。

Re: まごまごピンクさん

こんばんわ。

孫の可愛い彼女。そう思ったらミニョのことが可愛く思えちゃったかも。
物言いはかなり辛辣なんですが(笑)
チョン執事とはいいコンビなので、活躍して欲しいです(笑)

ここ二日、失敗したことが頭から離れずにいて、気持ちが沈んでいました。
自分を情けなく思ったり、現実逃避したり・・・。
でも、温かいコメを読んでいると元気をもらえました。
また明日から頑張って仕事します。本当にありがとうございます。

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

お屋敷に住んでるジスクおばあさんから見たら、テギョンたちの家もうさぎ小屋に見えちゃうんでしょうね(笑)
どう見ても豪邸なんですが(笑)
パワフルおばあさんに二人が振り回されないといいんですが・・・。

はい。グンちゃんの歌声訊いて癒されます。
ありがとうございます。

Re: おかんさん

こんばんわ。

元お嬢様のおばあさんの庶民体験ツアーですね。
多分何もかもが珍しいかと。
テギョンたちの家の部屋全部で、お屋敷のリビングぐらいだったりして(笑)

Re: りのちゃんさん

こんばんわ。

やっぱりお屋敷に住む人から見たら、庶民の家って思うんでしょうか?
どういうのを豪邸、お屋敷っていうのかな?
キョンポックンとか? あれはお屋敷じゃないですね。
宮殿です(笑)

Re: ともるんさん

こんばんわ。

こういう強烈キャラって韓国ドラマのおばあちゃんにはかかせませんね。
強烈な中にもどこかコミカルさがあって可愛い。
ジスクおばあさんもそんな存在にしたいです。
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