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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
招かれざる客

招かれざる客 5

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 大量のダンボールと家具を前にミニョは呆然としていた。
「何で? どうして?」
 雷の音が気にならないぐらい、考え込んでしまった。
 この大雨の中をわざわざ荷物だけ寄越したのも気になるし、その相手がよりにもよってテギョンの「婚約者」である、あのイム・ユジュとは……。
「どういうこと!???」
 思わず叫んでしまった。

 しかし、この大荷物をどうしたものかと思案に暮れた。このまま玄関に放置しておくわけにもいかない。第一、テギョンが帰ってきても入れないからだ。
 かと言って、家の中に運ぶことはしたくない。第一、ミニョ一人では運べない荷物の量だ。
 どうしようかと迷った末に、やっぱりテギョンに相談するのが一番だと思った。
 携帯の番号を押そうとしていると、ピンポーンとまたチャイムが鳴った。
「今度は誰かな?」
 慌ててまた玄関に引き返す。
「はい。どちら様ですか?」
 しかし、返事がない。
「?」
 開けようかどうしようか迷っていると、
「ファン・テギョン様はご在宅ですか?」
 と老婆の声がした。
 ミニョは一瞬、ジスクおばあさんが来たのかと勘違いしてしまった。後から思い返せば、ジスクおばあさんが「様」付けなどするはずないのに、その時のミニョはパニくっていた。
「今、開けます」
 とは言ったものの、目の前のダンボールが邪魔をしてドアさえ開けられない。
「あの……鍵は開いていますので、どうぞ」
 ガチャっと機械音がして誰かがドアを開けたのだろうが、何せ向こう側が見えない。
「あの……おばあさまですか? すみません、こんな状態で……」
「何とまあ! お嬢様のお荷物をこのようなところに放置したままとは!」
 さっきの老婆の声が聞こえた。多少、甲高くキイキイした声だ。
「すぐに中に運び込むのじゃ!」
 と誰かに命じたかと思うと、わらわらっと数人の男たちが一斉にダンボールを中に運び込み始めた。
「え? あ、あの……」
 ミニョを完全に無視して男たちは荷物を次々と運び込んだ。
「あの! ちょっと!」
 ものの数分とかからずにすべての荷物が運び込まれると、すっきりした玄関に戻っている。
「あの……」
 玄関に目を戻すと、そこにはイム・ユジュと老婆が立っていた。
「あの……どちらさまですか?」
 ミニョは一度会っただけのユジュを忘れていた。
「こちらはファン・テギョン様のお宅のはずですね? あなたこそ誰ですか?」
 老婆がムッとした顔で聞いてきた。
「私はコ・ミニョです。あの……これは」
「さ、お嬢様、狭いところですがお上がりください」
 この老婆もミニョを無視してユジュにそう言った。
「ええ」
 ユジュはにこやかな笑みを浮かべて、そのまま靴のまま上がってきた!
「あ、あの! 靴は!!!!」
「黙りなさい! このようなところは靴のままで十分です!」
「え? はい」
 老婆の勢いに飲まれてミニョは返事をしていた。
 しかしリビングはさっきの荷物で足の踏み場もないほど……。
「何とまあ……狭い家でございますね、お嬢様」
 呆れたというように老婆は大きなため息をついた。
「まるで……うさぎ小屋でございますよ」
 つい最近きいたようなセリフだと思った。が、相手がジスクおばあさんでないとミニョもムッとする度合いが違う。
「失礼なことを言わないでください」
「何ですと?」
「ここはオッパが見つけてくれたお家です。あなたにとやかく言われる筋合いはありません」
「先ほどから、あなたは何ですか? オッパ? ただのメイドではないようですが……」
 じろじろっとミニョを上から下まで見る。
「ばあや、失礼ですよ」
 見かねたのかユジュが老婆――ばあやをたしなめた。
「こちらは、コ・ミニョさんとおっしゃって、テギョンさんの恋人よ」
「まあ! まあまあまあ!!!」
 ばあやは大仰に驚いて、またミニョを見る。
「テギョン様に恋人が!? まあ、お嬢様、どうしましょう! まあまあまあ!」
「落ち着きなさい。とりあえずこの荷物をどうにかしてちょうだい。これでは座ることさえできないわ」
「まあ、そうでございますね。はい、ただいますぐに」
 そう言うとまたさっきの男たちを呼んだ。
「ちょっと、あなた」
「はい? 私ですか?」
「ええ、あなたよ。どこかにこの荷物を入れる部屋はないかしら?」
「部屋は……」
 あるが、そこにこの荷物を運ばせることは嫌だった。
 何の目的があってユジュ(とばあや)が来たのか分からない以上、うかつには動けない。
「あの……」
 ミニョがためらっていると、ばあやはさっさと男達に命じた。
「適当に空いている部屋に運び込みなさい」
「え? あの、待って!」
 またミニョを無視して荷物はゲストルームに振り分けられた。ようやくすっきりしたリビングで、ばあやはかいがいしくユジュの面倒を見る。
「さ、こちらのソファに。お茶を飲まれますか?」
「ええ、そうね。喉が渇いたわ」
「ちょっと、あなた」
「はい?」
「お嬢様がお茶を飲みたいそうだから、淹れてください」
「は、はい……」
 もうミニョは反論する気力すら残っていない。
 お湯を沸かしているとばあやがキッチンに入ってきた。
「まあまあ、狭いのね」
 これも聞いたことのあるセリフだと思ったが、ミニョは無視することにした。
「茶葉はもちろん雀舌(サッソル)茶でしょうね」
「え? いえ、普通の……」
「まあまあまあ! こんな安いお茶をお嬢様に飲ませるつもりですか? 冗談じゃありませんよ! まあまあまあ!」
 どうもこのばあやは「まあまあまあ」が口癖のようだ。
「まったく、庶民というものは……。もう、結構です。私が淹れますから、あなたは下がっていなさい」
 言うが早いか持ってきた風呂敷から大事そうにその「雀舌茶」を取り出した。
(シヌさんなら知ってるお茶かな?)
 暢気にそんなことを思ってしまった。






おはようございます。今日は暑いんですが、曇り空です。台風が近づいてるみたいです。
先日、母と旦那の三人で出かけました。帰りに「冷たい物でも食べよう」ということになって、ファミレスに入りました。
私は元々うるさいです(笑) 声もデカイし、とにかくよくしゃべります。この日も、旦那とあーだこーだとしゃべっていたら、母が「あーうるさい! 家でもこうなん?」と顔をしかめて旦那に聞きました。
「脳がおかしくなりそうや」とも言われちゃいました(笑)
そう言えば、GWに会った甥っ子もびっくりした顔して私を見てたような・・・・(笑)

今日もみなさんが一日笑顔でありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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嵐がやってきましたね。

こんにちは。
ただですむわけがありませんでしたね。
嵐が...(楽しみ~)
台風もわくわくする性質なので、ククク。
しかし、セレブの世界ってすごいですね。
今後の展開も楽しみです。(((^艸^)))

Re: とりこさん

こんばんわ。

押しかけ女房ならぬ婚約者!?
しかも「ばあや」付きですから(笑)
家出をしたとしても、御前様の差金としても何を考えているんでしょうか?
お嬢様というのは分かりません(笑)

私よく寝ているそうです(笑) いろんな方に「寝顔見ました」って言われちゃます。
あははは。
おかげさまで何とか元気になりました。まだギクシャクしたところはありますが・・・。

Re: あかぴさん

こんばんわ。

今回はなんというかおばあさんパワーが炸裂中です(笑)
誰一人として大人しく可愛いおばあちゃんがいない!
こういうパワーあふれるおばあちゃんは見慣れているので、
可愛いおばあちゃんが好きです(笑)
ユジュがやって来て、どうなるんでしょうね。

Re: ぴっぴさん

こんばんわ。

まさに招かれざる客の到来です。
ユジュだけでも大変なのに、ばあやさんまでついて来ちゃったら・・・。
パワーあふれるおばあちゃんのようなので・・・。
花男のタマさんのようなばあやさんならよかったかな?(笑)

Re: あられさん

こんばんわ。

あははは!
女難とは面白いですね! まさにそうかも!!
テギョンの側にいたら、それだけで女難に遭っちゃうかも??(笑)
これが最後の女難になるといいですが・・・。

Re: ring輪さん

こんばんわ。

このまま大人しくしてるような御前様じゃないですから・・・。
ユジュ(とばあやさん)を投入してきましたか??
計略とはいえ、素直にユジュが従ったとは思えませんが・・・。
セレブな世界ってすごいですよね。
一度は体験してみたいです。
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