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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
招かれざる客

招かれざる客 6

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 まさかユジュ(とばあや)が家にいるとは思っていないテギョンは、今日もウキウキした足取りで帰ってきた。
 チャイムを鳴らすと、何やら慌ただしい気配が中からしてきた。
「?」
 もう一度チャイムを鳴らす。
「はーい」
 何やら聞きなれない声がしたと思ったら、叫ぶような「オッパ!!!!」というミニョの声がそれに混じった。
 何かあったのか? と鍵を開けようとしたら、向こうからいきなりドアが開いた。
「ミニョ!」
 と思ったら、目の前にはエプロン姿のユジュがいる。
「………………」
「おかえりなさいませ、テギョンさん」
「…………あの」
「どうなさいました? 早くお入りになって」
 テギョンは一瞬固まったようになったが、すぐに頭を大きく左右に振って、少し後ずさりして、我が家を見上げた。
「……俺の家だ」
「嫌だ、テギョンさんったら、当たり前じゃないですか。さ、早くお入りになってください」
「あの……どうして、あなたがここに?」
「え? それは入ってからお話ししますわ」
「いや、あの、今ここで説明して……」
 言い終わらないうちにミニョが飛び出して……は来なかった。ばあやを引きずりながら出てきた。
「オッパ!!!!」
「ミニョ!?」
 何がなんだか分からないテギョンは二人(とばあや)を見た。

「先にご飯にしましょう。私がお夕飯は作りましたのよ」
 ユジュはひらひらレースのエプロン姿でそう言った。
 テーブルにはこれでもかというぐらいの料理が並んでいる。
「これをすべてあなたが?」
「ええ。花嫁修業の一環として、有名料理人の先生に教えを請いましたの」
「はあ……」
 すっかりユジュのペースに巻き込まれてしまい、テギョンはそのままテーブルにつこうとして、はっとした。
 ミニョが恨めしそうな目で自分を見ているのに気づいたからだ。
「あ、いや! そうじゃなくて! 何であなたがここにいるんですか!?」
「あら、それはお食事のあとでもよろしいじゃありませんか」
「そうでございます、テギョン様」
 ばあやまでユジュの言葉に乗っかってくる。
「どうぞお嬢様の手料理をご賞味ください」
「いや、だから……」
「さあさあ」
 無理やり箸を渡され、二人してテギョンが食べるのを待っている。何だか食べないのも申し訳ない気がしてきて、料理に箸を伸ばしたとき、ミニョが、
「オッパのバカ!!!」
 と言って、二階に駆け上がってしまった。
「ミニョ!!」
 我に返ってテギョンは箸をテーブルに置くと、ミニョの後を追いかけた。
 ミニョはベッドに潜り込んでしまい、テギョンが声をかけても出てこようとしない。
「ミニョ。悪かった」
「知りません! どうぞ、ユジュさんの手料理を食べてあげてください!」
「ミニョ」
「知りませんってば!!!」
 頑ななミニョにテギョンはほとほと困り果てた。
 こんなミニョは初めてだ。
「ミニョ……怒らないでくれよ」
「怒ってません! もう、オッパなんて知りませんからね!」
 ミニョの矛盾した言い方に、ふとテギョンはあることを思った。
(ミニョの今の態度は……あの時の俺に似てないか?)
「……そうか。それなら仕方ないな。俺は下でユジュさんの手料理でも食べるよ」
 すっとベッドから離れる気配がした。
「え?」
 ミニョは慌てて布団から顔を出した。素早くテギョンが布団を剥いでしまう。
「オッパ! ズルいですよ、騙すなんて!」
「ヤキモチだろ?」
 ニヤッと口元が笑っている。
「え?」
「お前、ヤキモチ焼いたんだろ?」
「…………」
 言われてみれば思い当たるふしがある。ミニョは素直にこくんと頷いた。
 でも、こんな感情は初めてだ。戸惑いながら、どうしたらいいのか分からないミニョをテギョンはぎゅうっと抱きしめた。
「最高だ! 嬉しい!!」
「はい!?」
 自分は怒っているのに、何が最高なのか? 何が嬉しいのか?
「ミニョがヤキモチを焼いてくれた! 今日は俺にとって記念日だ!!!」
 うはうはっとテギョンは一人で大喜びしている。
 その子供のようなはしゃぎようにミニョの怒っていた気持ちがしぼんでいった。
「もう、オッパったら……」
「もっと怒っていいぞ。もっとヤキモチ焼いてもいいぞ。あ! そうだ、ユジュさんにはこのままここにいてもらおう! そうすればミニョがもっとヤキモチ焼くだろ?」
 本気かウソか分からないようなことを言い出す。
「オッパ! 冗談でもそんなこと言わないでください。これ以上……その、怒ったら、神経が参っちゃいます」
「いつもの俺の気持ちが分かったか?」
 ニヤニヤ笑いながら顔を覗き込む。
「……分かりました。分かりましたから、ユジュさんは……」
「分かってる。早々にお引き取り願うよ」
「荷物も一緒にお願いします」
「荷物!?」
 ミニョは真剣な顔で頷いた。







おはようございます。朝はちょっと曇ってましたが、晴れ間も覗いてます。
台風はお昼過ぎにやって来るようです。被害が少ないといいんですが・・・・。
私はテギョンと同じくらいヤキモチ焼きです(笑) 二十代のころ、たまたま一緒のエレベーターに乗った見知らぬ綺麗なお姉さんに旦那が(当時は彼氏でした)「ガム食べます?」って聞いたんです。
そもそも何でそんなことを言ったのか旦那もおかしいんですが(笑) もちろんお姉さんは「いいです」と・・・。
ヤキモチ焼きの私はそれにカチン! 私以外の、しかも綺麗な人としゃべって!! と怒りまくりです。
ぶんむくれになった私が分からない旦那は「?」でした(笑)
我が家の旦那は誰とでもすぐに話すタイプです。人見知りしないそうです。若い頃はそのおかげで、いつもぶんむくれてました。あ、今もぶんむくれますが(笑)

今日も暑くなりそうなので、熱中症には気をつけてください。

いってらっしゃいといってきます。
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No title

おはようございます。

考えてみれば、いつもヤキモチを焼いて気を揉んでるのはテギョンですね。

ミニョにはヤキモチって見たことなかったな。
いつものテギョンの気持ちがわかったか~よいことだわ。

ウジュ さんに、感謝しなきゃならないかしら?(笑)
2人のラブラブ見たら、彼女も自分に素直になってくれるかしら?
  • #14737 にこにこひまわり♪ 
  • URL 
  • 2012.08/01 07:56 
  •  ▲EntryTop 

あらま。

おはようございます。
ヤキモチ妬くなんて、ミニョも素直になりましたね。(笑)
嬉しくて、にこにこ顏のテギョンの背中に羽がはえてるのが、見えます。(^o^)

とりあえず、2人には早く帰ってもらわないと。(苦笑)
続きが楽しみです。

いってきま~す!

やきもちかぁ

いいなぁ やきもち妬けるなんて
微笑ましい ですね やきもち 妬かれて喜んでる テギョン 可愛いなぁ

やきもち 妬くなんて 気持ち どっかに置いて来てしまった私には 羨ましい限りです

どっち??

もう、なんだか、テギョンはSなんだかMなんだか
わからなくなってきました。(笑)
かわゆいですね。
「最高だ!」のところは、100点もらった時のデジトッキを
なでなでしている時の笑顔が思い浮かびました。

昨日は台風が..なんて能天気なコメすみませんでした。
本物がきているんですね、するっと通過してくれるといいですね。

Re:あかぴさん

こんばんわ。

これまでヤキモチを焼くのはテギョンの特権(?)みたいなところがあったので、
やっぱり焼かれると嬉しいでしょうね。
でも、相手がユジュですから、ミニョとしては複雑でしょうが・・・。
ばあやさんのペースに巻き込まれないように早々にお引き取りいただかないと・・・。

うちの旦那はとにかく「八方美人」です! 誰にでもいい顔して、
いつもこんな感じですよ。

Re:にこにこひまわり♪さん

こんばんわ。

いつも焼かれる側が焼く側に(笑)
テギョンにとってみたら嬉しいことだったでしょうね。
ミニョもちゃんとヤキモチ焼くんだってわかったから、
これからは焼かせまくるかも?(笑)

Re: とりこさん

こんばんわ。

このテギョンの気持ち、よーく分かります(笑)
普段焼いてばっかりだと、焼かれることが嬉しいんですよね。
ちょっと優越感みたいな(笑)
テギョンがこれに味をしめないといいですが(笑)

Re: りんごさん

こんばんわ。

ヤキモチ焼きましょうよ(笑)
ときにはそれで喧嘩になることもありますが、
愛情表現の一つですよ。
でも、私のようにしつこく焼いちゃダメですよ(笑)

Re: ring輪さん

こんばんわ。

Sです! Sにしといてください(笑)
Mのテギョンは嫌です(笑)
でも、ミニョに初めてヤキモチ焼いてもらえたら、嬉しいですよね。
こっそり隠れてテジトッキなでなでしてるかも。

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Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

ミニョにヤキモチを焼かれて素直に喜ぶテギョン。
子供といっしょですね。
でも、これまでの経緯から言ってもヤキモチを焼くのはテギョンばっかりだったから、
これはこれで仕方がないですね。
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