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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
招かれざる客

招かれざる客 9

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 翌日、ミニョがいつものように起きてみると、
「あら、おはようございます」
 すでにユジュが起きてキッチンで朝食の支度をしていた。
「あの……」
 戸惑うミニョにはかまうことなく、
「テギョンさんはまだお休みかしら?」
 と目玉焼きをお皿に移しながら訊く。
「え? あ、はい」
「じゃあ、あとはお任せしますわ。私はテギョンさんを起こしにいきますから」
「え?」
 すたすたっとユジュが階段に向かう。
「え? あの……、ちょっと!?」
 慌てて後を追いかけようとしたらばあやがどこからともなく飛んできた。
「ちょっとあなた! 早く朝食の支度をしなさい! テギョン様が起きてきますよ!」
「え? でも……あの、ユジュさん!」
「あなたはここで支度をしていればいいのです。お嬢様がテギョン様を起こされるから安心なさい。今から新妻としての予行演習ですよ」
「新妻!?」
 ミニョの顔がさっと青ざめた。
(オッパ!?)
 
「……ギョンさん、テギョンさん」
「ん……ミニョか? 何だよ、テギョンさんなんて懐かしい呼び方して――」
 ミニョを抱きしめようと腕を伸ばしかけて、テギョンはぎょっとした。
「ユユユユユユジュさん!!!!?」
 慌てて飛び起きた。
「どどどどどうしてここに?」
 周りを見回したのは、てっきり寝ぼけてゲストルームにいるのかと思ったからだ。しかし、ここはどう見ても寝室だ。
 途端に頭が目覚めて、ムッとした。
「どうしてここにいるんですか? どういうつもりですか?」
 キツイ口調に対しても平然としたもので、
「あら、起こしに来たんですわ。朝食の用意ができています」
「朝食? ミニョは?」
「早く下に降りていらして」
 そう言うとユジュは部屋を出て行った。それと入れ違いにミニョが駆け込んで来る。
「オッパ!?」
 布団を胸元にかき集めた格好のテギョンに何かあったのかと顔がますます青ざめる。
「な、何もないぞ!」
 布団を慌てて投げ捨てると、ベッドから飛び出してミニョを抱きしめる。まるでそこにまだいるユジュに見せつけるかのような行動だ。
「では、下で待っています」
 パタンとドアが閉じた。
「オッパ……」
 不安そうにミニョがテギョンを見上げる。
「ごめん。すぐにも帰ってもらうから……。嫌な思いをさせたな」
「いいんです。……でも、二人っきりがいいです」
「俺もだよ」
 言いながらミニョのおでこにキスをする。

 二人で下に降りると、ばあやがムッとした顔でミニョを睨みつける。
「まったく気のきかない子ですよ」
 ぶつぶつ言いながら、どうぞとテギョンに箸を差し出す。
「ミニョ。飯の支度をしてくれ」
「え? でも……」
 目の前には朝食としては豪華の手料理が並んでいる。
「腹ペコなんだ。早くしてくれ」
「は、はい」
 ミニョは嬉しくなって、急いでキッチンに立った。
(オッパがユジュさんの朝食じゃなく、私のがいいって言ってくれた。嬉しい!)
「テギョン様。朝食ならお嬢様のご用意されたものが……」
「悪いけど、この朝食を食ったら、さっさと帰ってください」
 ぴしゃりとテギョンは言った。
「テギョン様!」
「ここは俺とミニョの家なんです。客でもないあんたたちをもてなす理由がない。あんたら二人とあの邪魔な荷物と一緒にお引き取りください」
「まあ! まあまあまあ! なんて失礼なことを! お嬢様が好き好んでこちらに来られたとでも思ってらっしゃるんですか? ファン家の御前様に頼まれたからではありませんか!」
「!?」
 テギョンの顔色が変わった。
「大おば様に?」
「さようでございます。テギョン様によくない虫がついておるゆえ、お嬢様にこちらに行っていただき追い出してもらいたいと頼まれたのですわ。それをまあ、何という……!」
 朝食の支度をしながらミニョは悲しくなった。
 ――よくない虫。それが自分のことを言っているのは分かった。
「俺にはあんたらに追い出してもらうような虫はいない。俺にとっては大切な、それこそ――宝物みたいな花はいるけどな」
 ふん、どうだ、驚いたか、と言うような顔でユジュとばあやを見た。
「オッパ……」
「だから、あんたらが付け入る隙なんかまったくないんだよ。分かったらさっさと帰れ」
「まあまあまあ! 重ね重ね無礼な発言! お嬢様、帰りましょう。このことはきちんと御前様にご報告して――」
「私は帰りません」
「ええ、そうでしょうとも。お嬢様とて嫌に……え? 何とおっしゃられました?」
「私はここにいます」
 ユジュのきっぱりした言葉にテギョンとミニョは顔を見合わせた。






おはようございます。朝から雨模様です。
昨日、7~8年ぶりにショートカットにしました。もう、すっきりさっぱりです。
短くなると、クセ毛が余計に目立って「パーマかけた?」と母に言われました(笑) それぐらい、くるくるしちゃってます(笑)
旦那には少々不評です(笑) 「おばさんっぽくなった」と・・・・。
そう言われても、もうおばさんなんですが(笑) 
旦那は長い髪の方が好きだったらしく、何とも言えない顔してます。
私としては楽になって嬉しいんですが・・・・。

今日も暑くなるので、熱中症には気をつけてください。

いってらっしゃいといってきます。
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おはようございます。

ユジュさん、やりたい放題ですね。
でもばあやさんも、ポロッっと核心をつく情報を
もらして、結果的にはいい仕事してくれそう。。

「な、何もないぞ!」がツボです。
布団を胸にかき集め...きっとそのとき足は
内股になっていたことでしょう(笑)

Re: しなもんみるくさん

こんばんわ。

何も考えていない人ではないと思います。
ただ、ちょっと身勝手ですね。
ミニョのことはテギョンがしっかり守ってくれると思います。
ラブラブは・・・継続しますよ(笑)

髪の毛を短く切ったら、確かにうまくまとまりません(泣)
変にしたら、何かおかしいし(笑)
もう、どうとでもなれ! って思っちゃいました。

Re: kimukimuさん

こんばんわ。

ユジュみたいな性格の子は難しそうですね。
何かを考えているはずなので、この先嵐の目にならないといいんですが・・・。
これから少しずつユジュの秘密が明らかになります。

確かに・・・年をとると短くなりますね。
うちの母も昔は綺麗なロングパーマでしたが、今はショートです(笑)
ただ単に手入れが面倒だと言っていました(笑)
どこも同じなんですね。

Re: おかんさん

こんばんわ。

ユジュにもし思う人がいたら、ミニョの辛さとかがわかるはずですね。
恋は盲目だと言うから案外周りが見えていないのかもしれませんね。
そのうち、もしかしたら恋の相談相手になったりして(笑)
テギョンにはしっかりミニョを守ってほしいですね。

Re: あられさん

こんばんわ。

お嬢様っていうのは案外空気が読めない人なのかもしれませんね(笑)
自分の言うことは必ず通る! って思ってるのかも。
このまま大人しくお引き取りいただくことは・・・無理そうですね。

Re: ring輪 さん

こんばんわ。

ユジュも迷惑ですが、ばあやはそれ以上ですね(笑)
この先、居座るつもりなら、何かと割り込んできそうです。
今のテギョンにとってミニョに疑われることが一番怖いことでしょうね。
内股のテギョン・・・笑えました。

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Re: norinoriさん

こんばんわ。

ばあやさんのイヤミ。ミニョにとってはずーんときちゃう言葉でしょうね。
大丈夫! きちんとテギョンが守ってくれます。
嫌な思いをさせないように頑張るはずです。
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