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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
招かれざる客

招かれざる客 10

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 お嬢様が帰らないならばあやも帰りません、と強硬にばあやまで言い出して、追い返すに追い返せない状態になってしまった。
 何かを言えばばあやが、
「ファン家とイム家の関係がマズイことになりますよ」
 と脅し文句をかけてくる。
 そんな言葉ぐらいで怯むテギョンではなかったが、ミニョの方がテギョンの立場を思いやって慌てる。
「いい加減にしろよ! 俺がそれぐらいで……」
「オッパ! オッパ!! あ、あの……あちらでお話が……」
 ずるずるっとゲストルームに引っ張られて、
「お二人のことをしばらくここに置いてはどうでしょうか?」
 と言い出す始末。
「ミニョ! お前、何を言い出すんだよ!」
「でも……無理やり追い返すのは……」
 ファン家のことを持ち出せばテギョンが怒り出すのは火を見るより明らか。だから、本当のことは言えない。
「きっと、ユジュさんにもお考えがあって……」
「あるはずないだろ! 大おば様のご命令だって! あの人も大人しそうな顔して、何考えてんだか! 神経疑うよ」
 ドアを通してリビングにいるユジュを睨みつけた。
「でも、あの……ちょっとだけなら……私、我慢できますよ」
「ミニョ……お前なあ」
 はあ……とテギョンがため息をついた。
「お前、人が良すぎるぞ」
「あ……ごめんなさい」
 しゅんとしてしまったミニョを見ると、責める相手が違うとテギョンも反省してしまう。
「ごめん。お前が悪いんじゃないのに……」
 ぎゅっと抱きしめて、
「分かった。お前の言う通りにするよ。しばらく……ホントにしばらくだけ置くことにする。でも、しびれを切らしたら追い出すからな」
「はい」
 コクンと頷くミニョがいじらしいと思った。
(おおかた、あのばあさんの言ったファン家とイム家の関係がまずくなるって言葉を気にしたんだろうな)
 ミニョらしいと思いながら、すべてに対して気を遣うミニョが不憫だった。
(いいさ。あいつらに俺たちの仲の良さを見せつけて、追い出してやる!)
 ミニョを優しく抱きしめながら、テギョンはそう思っていた。

 結局、ユジュとばあやはしばらくの間という条件で置いてもらうことになった。
「しばらくの間だなんて……お二人はいずれご夫婦になられる――」
「なりません! はっきりキッパリ言っておきますが、俺は彼女と――ユジュさんと結婚する気は毛頭ありません」
「まあ! 何てことを! お嬢様に対して失礼ではありませんか」
「結婚しますなんてウソをつくほうがよっぽど失礼じゃないですか?」
「テギョン様! お二人のご結婚は両家の間で決まったことですよ。もう、これは覆らない決定事項です」
「なら、覆してみせます」
「テギョン様!!!!!」
 怒り狂うばあやを無視して、テギョンはミニョの用意した朝食を食べてから出かけて行った。
「あの……私も、大学に行きます。ユジュさんたちは……」
 一応テギョンの婚約者とは言え、二人を家に残して置くのは嫌だった。
「私たちのことなら気になさらないで」
「いえ、そういうことではなくて……」
 ミニョはちらっと二階に目を向けた。家にいない間にジロジロと見て周られるのは嫌だった。
 ミニョの心の内を察したのか、ユジュがくすっと笑った。
「ご安心なさって。家捜しなどいたしませんから」
「え? いえ、その、そういうつもりでは」
 慌てるミニョにばあやが怒った。
「ちょっとあなた! お嬢様がそんな泥棒のような真似をなさると思ってるんですか! 失礼ですよ!」
「ばあや。静かになさい。私たちは居候なのですよ」
「お嬢様! 居候だなんて……お嬢様はテギョン様の婚約者ではありませんか」
「でも、テギョンさんは認めていないわ。とにかく、私たちは文句を言える立場ではないのよ。ミニョさん、どうぞ大学に行かれてください」
「あ……はい。では……」
 ミニョは合鍵を持って、後ろ髪を引かれる思いで、家を出た。
 二人っきりになった家でユジュは、そこかしこに残る二人の名残を羨ましそうに眺めた。
 仲の良さは傍から見ていたユジュにさえ伝わった。
(私だって、彼と……)
 ふと、あの人のことを思い出してユジュは悲しそうな顔をした。
「あの子のことを思い出しているのですか?」
 これも悲しそうな申し訳なさそうな顔でばあやがユジュの顔を見ている。
「え?」
「あのお二人を見て、思い出されましたか?」
「……そうね。羨ましいわ。私たちは……」
「お嬢様……もう、お忘れになってください。それがいいのですよ」
 言いながらばあやの顔は暗い。
「そうね……できるなら、そうしたいわ」
 ユジュはぽつりとそう呟いて、はあっとため息をついた。

 テギョンとミニョの間に割り込んで来たお邪魔虫二人……。
 二人がユジュの秘密を知るまで、そう遠くはない――。





おはようございます。今日は快晴です。今日も暑くなりそうです。
毎日オリンピックでメダルが獲得されてますね。私が好きなのは、シンクロです。
特に団体競技のシンクロが好きです。初めて見たのが、忍者をイメージした演技の時で、あのかっこよさに感動しました。
日本らしいシンクロを見るとワクワクしちゃいます。今年はどんなシンクロが見れるのかと楽しみにしています。
まだまだメダルラッシュになりそうなので、他の競技も楽しみですね。

今日も暑くなりそうなので、熱中症にはお気を付けください。

いってらっしゃいといってきます。
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Re: あかぴさん

こんばんわ。

ユジュは他から見たら幸せで、恵まれた環境にいる人でしょうね。
でも、心のうちは幸せじゃないかもです。
ユジュにも大切な人がいるような感じですが、二人のラブラブ見せつけられちゃったら、
やっぱり悲しくなるかも。

Re: にこにこひまわり♪さん

こんばんわ。

ユジュが悪い人じゃないって分かったら、テギョンも態度変えちゃうかな?
それでも、やっぱり早く帰ってもらいたいでしょうね。
ユジュの「あの子」これから出てくる人、かな?
いつも思うのはみんなが最後は笑顔で終われるようにってことだけです。

Re: あられさん

こんばんわ。

ユジュが乗り込んできた理由。
御前様に頼まれただけではないようです。
ユジュにはユジュの事情があるんでしょうね。
お互いの立場を理解できたら、きっとすべてうまく収まるかな。

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

ユジュがいつ納得してお帰りになるのか・・・。
なかなか難しいかも(笑)
ばあやも手ごわいですし・・・。
ユジュの問題が片付いたら、案外素早く帰ったりして(笑)

サッカーすごいですよね。
何かワクワクします。
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