スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←刹那 3 →刹那 5
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【刹那 3】へ
  • 【刹那 5】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
刹那

刹那 4

 ←刹那 3 →刹那 5
 マ室長とワンコーディの子供の名前は「セジュ」に決まった。
「これからは韓国だけでなく世界の中心で活躍できるようになって欲しいから、この名前にしたんだ」
 鼻息荒くマ室長は得意気に言った。
 テギョンとミニョの住む家には、未だにユジュとばあやが居座ったままだ。
「テギョン様。お嬢様のお作りになった朝食もお食べください」
 毎朝のようにばあやが薦めてくるが、テギョンは一切箸をつけようとはしない。
「お嬢様……。いつまでこのような生活をするおつもりですか? もうお屋敷へ帰りましょう」
 テギョンの素っ気なさにばあやのほうがしびれを切らした。
「いいえ。私はここに……」
「帰りたかったらいつでもどうぞ。ドアは開いてますから」
「まあ! 何という心無いお言葉!」
「ばあや」
 ユジュがたしなめるのも毎朝の光景になりつつある……。
 二人が家に住むようになってそろそろ二週間。いい加減テギョンも帰って欲しかった。
「あんたらさあ、いつ帰るつもりなんだ?」
 今日は久々のオフなため、テギョンはのんびりと家で過ごしていた。ミニョは大学だ。
 リビングでのん気にテレビを観ていたが、目の前をちょろちょろとばあやが忙しなく動き回って、そちらが気になってしまい仕方がない。
 思わずそう言ってしまったのも無理はなかった。
「まあ! 何てことを。私だってお嬢様をつれて帰りたいですよ。ええ、帰ったらこの実情を旦那様にご報告するつもりです」
「どうぞ、ご勝手に。俺はいっこうに構わないよ」
 日中ユジュはほとんど部屋から出て来ない。何をしているのか物音一つしないのだ。
 ばあやだけが動き回っているようだ。
「あのさ、あんた、俺たちがいない間もそうやって家の中をうろちょろしてるのか?」
「失礼な! お嬢様とご一緒にお部屋のほうにいます。そんな人を泥棒か何かのような言い方しないでください」
 最初の方こそお嬢様の婚約者であるテギョンに対してへりくだっていたが、最近では口調もぞんざいなものになっている。
「何度も言うけど、俺は彼女とは結婚はしない」
「分かってますよ。そんなことは言われなくても、あのお嬢さんとの仲の良さをくどいほど見せつけられては、納得するしかありません」
 ばあやが眉を顰めて、苦虫を潰したような顔をするのも無理はない。
 ユジュたちが居座ると決めた翌日から、テギョンはこれでもかというほどミニョとのラブラブぶりを見せ付けるようになった。
 ちょっとした愛情表現の仕草から、抱き合ったりキスは日常茶飯事になっている。
 テギョンが行動を起こすたびにミニョは顔を赤くするが、ユジュは平然としたものだ。表情一つ崩さない。隣で見ているばあやのほうが卒倒しそうなぐらい驚いていた。
「だったら、何で帰らないんだ? もういいだろ? 納得したんだろ?」
「私が納得してもお嬢様が……」
「あの人、何考えてるんだ? もしかして……」
「何ですか?」
「Mか?」
「……はい?」
 意味の分からないばあやの頭の回りにはきっと「?」が一杯飛んでることだろう。
「もういいよ。さっさと彼女を説得して連れて帰れよ。これじゃ、子作りどころじゃないだろ……」
 ぶつぶつ最後は小声で文句を言った。
「は?」
「何でもない!」
 テギョンはテレビを消すと二階に上った。

「ミニョ」
 サークルが終わった後、帰ろうとしたミニョをソンギが呼び止めた。
「ソンギさん……」
 ソンギから声をかけてくるのは久々だ。
「ちょっといいかな? 話があるんだ」
「え?」
 ドキッとした。正直、ソンギと二人っきりになるのは躊躇われる。今日に限ってヘインは仕事で休んでいた。
「あの……」
 警戒心をむき出しにしているミニョにソンギは苦笑した。
「そんなにあからさまに嫌そうな顔するなよ。別に取って食おうってわけじゃないからさ。二人が嫌だって言うなら、そこのベンチでもいいよ」
 指さした先のベンチは大学の敷地にある一画に設けられたものだ。秋になると側の大イチョウの木が金色に輝いて美しいと入学案内のパンフレットにも書いてあった。
 そこだと常に学生がそばを歩いているから、二人っきりになるということはなかった。
「そこ、だったら……」
 まだ青い葉のままの大イチョウの側のベンチに並んで座った。
 二人は黙ったままだ。周りの学生たちのざわめきにしばらく耳を傾けていた。
「……話って言うのは」
「うん」
「俺のせいでお前には随分ツライ思いをさせたな」
「…………」
「あいつ、帰ってきたんだよな。よかったな」
「……ありがとうございます」
「俺さ……ホント言うとこのまま、あいつが帰ってこなかったらいいのにって思ったんだ」
「え?」
 ミニョはびっくりしてソンギの顔を見た。
「あいつがこのままいなくなって、ミニョの前から消えたら、俺には好都合だなって」
 ふっと苦笑した。
「ごめんな、こんなこと言って」
「その……」
「ミニョ。これから俺が言うこと、耳を塞がずに聞いてくれるか?」
「え? あの……」
「お前にとっては聞いても嬉しくないことかもしれないが、聞いて欲しいんだ。ダメかな?」
 ソンギの真剣すぎる目に、ミニョは嫌だとは言えなかった。
「……どうぞ。話してください」
「ありがとう」






おはようございます。今日もちょっと曇り空です。
お盆ですね。我が家は二人共15日のみがお盆休みになります。どうせなら、2日ぐらいほしかったです(笑)
旦那は昨日も仕事でした。一人で家にいたら、やっぱり暇ですね。
家にいればいたら「飯まだ?」とかうるさいんですが、いないといないでやっぱりつまらないです。
旦那にそう言ったら「俺はお前がおらんとホッとする。気が楽だ」と言われちゃいました(笑)
私の存在って(笑)

今日も暑くなりそうなので、熱中症にはお気を付けください。

いってらっしゃいといってきます。
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【刹那 3】へ
  • 【刹那 5】へ

~ Comment ~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

今晩は。(*^^*)

また、ドキドキな、展開になってきましたね。
ソンギ君頑張って当たって砕けろ!!
また、ミニョも気づかなかった自分を責めちゃうのかな?テギョンには、様子ですぐばれますよね、きっと。
そしてまた、絆が深まっちゃうのでしょう。(*^^*)
赤ちゃん作る気満々だし…(^з^)-☆

Re: りくさん

こんばんわ。

さすがに2週間も居座られたら、いつ帰るんだって話になりますよね。
特にテギョンの場合は居座られたら困る理由があるので(笑)
さっさとお引き取りいただかないと、ホントにこれ以上のことが起こっちゃうかも??
起こったらさすがに出て行くかな?(笑)
ユジュにとったら、ここにいる理由があるのかもしれません。
ばあやは嫌でしょうが(笑)

旦那は「ガミガミ言われるのが嫌だ」って言います(笑)
あと、寝てるのを起こされるのも嫌だそうです。

Re: ring輪さん

こんばんわ。

ソンギの告白。うまくいかないことは本人が一番よくわかってますね。
それでも言ってしまえば、気持ちも楽になると思います。
当たって砕けろですね。
テギョンの子作り宣言が出そうですね。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【刹那 3】へ
  • 【刹那 5】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。