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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
刹那

刹那 5

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「俺、ミニョに出会うまで女なんてものは、バカで派手で、どうしようもないって思ってた。でも、ミニョと出会ってそんな女ばかりじゃないって分かったんだ。ミニョってさ……何て言うか、守ってやりたいって思わせるんだよな」
「…………」
「最初はホントにただのサークル仲間としか思ってなかった。でも、どんどんミニョを知るうちに……」
 ソンギがミニョを見つめた。
「好きになってた」
「ソンギさん」
「そんな困った顔するなよ。分かってるよ。お前にとっては迷惑だってことぐらい。俺もこのまま言わないままでいるつもりだった。そのほうが、ミニョの近くにいれるし、ミニョだってサークル仲間として付き合ってくれるだろ? それでいいと思ったんだ。でも」
「でも、何ですか?」
「あいつが……ファン・テギョンが家を出たと知ったとき、チャンスだって思った」
 ミニョが悲しそうな顔をして俯いた。
「ごめん。そんなこと思ってごめん。でも、俺にとっては本当にチャンスだったんだ。あいつからミニョを奪う自信はあった。でも、ミニョは……あいつしか見てなかった。俺なんかまったく見てなかった。友達としてしか見てなかったよな?」
「……はい」
「正直に言ってくれるよな。あいつがいなくなってミニョはどんどん痩せていった。それ見てるだけで、つらくなったよ。ミニョがどれだけあいつのことを好きなのか思い知らされた気分だった。だから、俺はこのまま自分の気持を封印して友達としてお前を見守っていこうって思ったんだ。でも、あいつが……ヘインがさ、このままじゃダメだって説教してきてさ」
 ソンギはその時のことを思い出したのか苦笑した。
「気持をはっきり伝えて、当たって砕けて来いってさ」
「…………」
「ミニョ」
「はい」
「……俺はお前のことが――好きだった」
「ソンギさん」
「ホントに、あいつに負けないぐらい好きだったんだ。俺があいつに一つ負けてるとしたら、それは――ミニョが俺を好きじゃないってことだ」
「ソンギさん……。ごめんなさい」
 ミニョの大きな瞳に涙が浮かんだ。
「謝るなよ。謝ることじゃない。いいんだ。俺はスッキリできたから。お前を好きになってよかったと思ってる。ミニョ」
「はい」
「図々しいかもしれないが、これからも友達でいてくれるか? 男女の感情のない友達だ」
「ソンギさん。もちろんです。これからもずっとお友達です」
「ありがとう。本当にありがとう、ミニョ。お前に出会えてよかったよ」
 すっとソンギが手を差し出した。
「友達として握手してくれ」
「はい」
 ミニョはソンギの手を握った。
「これからもよろしくな」
「私の方こそ」
 にこっと笑うミニョの笑顔がぎこちないことに気付いていたが、ソンギは何も言わなかった。
(これでよかったんだ。ミニョの笑顔が見れるなら、俺は友達で……)
 ふっと心の中でほろ苦い思いを味わいながら、どこかスッキリしていた。

「ミニョ」
 正門を出ると、テギョンが迎えに来ていた。
 ミニョはびっくりしたような顔をしたが、それでもすぐに嬉しそうに笑った。
「オッパ」
 とことこっと小走りで走って来ると、何も言わずにテギョンに抱きついた。
「ミ、ミニョ?」
 いつもは恥ずかしがってそんなことすらしないミニョが今日はしている。
「どうした? 何かあったのか?」
 抱きついたまま、頭を左右に振る。
「でも……」
 人目があるぞ、と心にもないことを言おうとしたら、
「私、オッパのことが好きです」
 とちょっとくぐもった声で言う。
「え? 何?」
 わざとらしく聞き返す。
「もう。聞こえてるくせに」
 小さな声でミニョが言った。
「聞こえなかったからもう一回」
「二回は言いません。さ、帰りましょう」
「え? もう一回言ってくれよ」
「二回も言うと喜びがなくなりますよ」
「なくならないさ。倍になる!」
「嘘! なりませんよ」
「なるなる! だからもう一回」
「だめです」
「ミニョォ……」
 今はソンギのことを思うと申し訳ない思いでいっぱいになる。だから考えないようにした。
(ソンギさんとはこれからもいいお友達です)
 テギョンと仲良くしていくことが、ソンギの気持ちに応えるような気がした。






おはようございます。朝から雨です。
朝から失くしものを探してしまいました(笑) カバンに入ってると思っていたので、「ない!」となって旦那と大騒ぎしながら探しました。
でも、なかなか見つからない! しまいには「あんたがどこかにやったんでしょ!」と旦那を責め立てる始末(笑)
私は大事な物はいつもあるところに隠すんですが、そこにもない! ゴミ箱まであさっちゃいました。
もう諦めて、仕方ないかと思ったら、ありました! もう一つ私が隠す場所にありました(笑)
速攻旦那に謝りの電話をかけました。更新が遅くなった理由でした(笑)

今日は大雨になるそうなので、通勤の方、お気を付けください。

いってらっしゃいといってきます。
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Re: kimukimuさん

こんばんわ。

人に気持ちを伝えるって難しいですね。
私はいつもこれで失敗します。
旦那曰く言い方がキツイそうです。
でも、旦那に「好き好き」攻撃するとなぜか嫌がられます(笑)
おかしくないですか? 普通は喜ぶべきところを・・・・。

Re: メイナママさん

こんばんわ。

きっと今のソンギはすっきりしたと思います。
当分は気持ちがミニョに残るでしょうが、
新たな気持ちで前向きになってくれたらいいなって思います。
そしてテギョンミニョにはいつでもどんな時でもやっぱりラブラブでいてほしいので。
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