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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
刹那

刹那 6

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 家に帰りつくと、外に出てばあやがおろおろしているのが見えた。
 顔はどこか蒼ざめている。
 テギョンとミニョはどうしたのかと、顔を見合わせた。二人に気付いたばあやが、ますます顔を蒼ざめさせて、ひどくうろたえた。
「どうしたんですか?」
 その様子があまりにもおかしかったので、ミニョが心配して声をかけた。
「あ、あの……いえ……その、今は……」
 要領を得ない言い方にテギョンは「?」と言う顔をしたが、自分の家だ。入ろうとした。
「あ! お、お待ちください! い、今は……今は……」
 ばあやが必死の形相でテギョンを引きとめる。
「今は、何ですか? ここは俺たちの家なんです。あんたに止められる理由はないですが?」
「い、いえ、そういうことではなくて……その」
 ばあやを無視してテギョンは玄関を開けた。
「ふざけないで!」
 いきなり怒声がテギョンとミニョの耳に飛び込んできた。
「何だ?」
「何しに来たのよ! 迎えにきたんじゃないの!?」
 声の主はユジュだ。
「落ち着くんだ、ユジュ」
 答えているのは男性の声。
「私は落ちついてるわよ! あなたこそ、ヨンミンこそ何でそんなに落ち着いてるのよ!」
「ユジュ」
「知らない! 触らないで!」
 半分泣き叫ぶような声だった。
「ユジュ、僕は……」
 ヨンミンと呼ばれた男がそこで言葉を切った。
 開いたままのドアの向こうで、テギョン、ミニョ、そして顔を蒼ざめさせたばあやがこっちを見ていたからだ。
「あ、あの……」
 うろたえたように男――イ・ヨンミンは言葉に詰まった。
「あんた、誰だ? 人の家で何――」
「オッパ」
 ミニョがテギョンの腕を押さえて制した。
「帰って! もう帰ってよ!」
 うわぁっとユジュが泣き叫んでしまい、みんなは困ったような顔になってしまった。

 ユジュはばあやに任せることにして、ヨンミンを連れてリビングに場所を移した。
「お留守に勝手に上ってしまい、申し訳ありません」
「ホントだな」
 ムスッとした顔でテギョンは言った。
「オッパ」
 ミニョが目で「そんなこと言っちゃダメですよ」とたしなめる。
「どうぞ」
 お茶を勧めながら、テギョンの隣に座る。
「ありがとうございます。いただきます」
 温かいお茶を飲んで一息ついたのか、
「申し遅れました。私は、イム・トンジェ議員の秘書をしています、イ・ヨンミンと申します」
 と自己紹介をはじめた。
「議員の秘書? その人がなんでここに? あ! 彼女を迎えに来たのか?」
 途端にテギョンの顔が明るくなった。
「いえ、そうではなくて……」
「え? 違うのか? じゃあ、何しにきたん……ですか?」
 ミニョに軽く睨まれて口調を改めた。
「え? それは……ユジュ、いえ、お嬢様のご様子を伺うようにと先生に頼まれましたので……」
「それだけでわざわざ?」
「はい。まさかお留守とは存じませんで、失礼いたしました」
「まあ、それはいいですけど、彼女、いつ帰ってくれるんですか? 正直、うんざり……迷惑してるんですが」
「すみません。私もそのことにつきましては何ともお答えのしようが……。当初はお嬢様だけというお話でしたのに、私の祖母までご厄介になってしまい。まことに申し訳――」
「祖母!? あのばあさん、あんたのばあさんなのか!?」
「オッパ!!」
 ミニョが慌てて、ぺこぺこと頭を下げる。
「はい。何やらご迷惑をおかけしているようで……」
 テギョンの口調からそう察したのか、ヨンミンが眉毛を下げて恐縮し切っている。
「まあ、迷惑は迷惑だけど……」
 ぶつぶつ言うテギョンの言葉を遮るように、
「ユジュさんとはどういったお知り合いなんですか?」
 とミニョが何気なく聞いた。
「え?」
 ひと際大きな声でヨンミンは顔を真っ赤にして、大汗をかきだした。
「え? あの、それはその、知り合いと言えばそうですが、私とユジュは幼なじみみたいなもので……いえ、決してそんな疚しい……いえ、僕は何を言ってるんだ!?」
 何気なく聞いたミニョの一言にヨンミンはひどくうろたえた。
「あの……」
 さすがにミニョも困った顔をした。
「あんた――ヨンミンさんだっけ? 彼女の恋人か?」
 ズバッとテギョンが聞くと、ヨンミンは可哀相なほどにさらにうろたえた。
「あ、いえ、その、あの……」
 顔がゆでダコみたいに真っ赤になり、汗もさっきよりさらにかいている。
「恋人なんかじゃないです!」
 いつの間にそこにいたのか、ユジュが真っ赤な目をして立っていた。
「ユジュ」
「気安く呼ばないで! もう、ヨンミンとは絶交よ!」
「ユジュ……」
「知らない! もう知らないんだから!」
 わあっと言ってまた泣き出してしまった。
「ヨンミン。今日はもうお帰り。また日を改めて――」
「もう、来なくていいわよ! 私はテギョンさんと結婚するから! ヨンミンのバカ!」
「ええ!?」
 冗談じゃないとばかりにテギョンは反論の声をあげた。






おはようございます。昨日は唯一のお盆休みでしたが、とにかく眠たかったです。
朝は風呂掃除にために早起きをして、その後すぐに旦那の仕事の手伝いのために1時間ばかり一緒に出かけました。
手伝ってくれたお礼だといって「朝マック」に連れていってもらい、食いしん坊の私はそれだけでご満悦です。
帰って二人で爆睡。はっと目覚めて、慌てて旦那の実家へ。私は行きも帰りも寝てました(笑)
旦那の実家を出て私の実家へ。慌ただしいことこの上なしです(笑)
ようやく家に帰り着いて、私はまた爆睡。一日中寝ていたような気がします。

今日も全国的に猛暑のようなので、熱中症にはお気を付けください。

いってらっしゃいといってきます。






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~ Comment ~

ばあやの孫にしてはシャイな方?

いよいよユジュの恋人登場ですね。
予想外でした。議員秘書のヨンミンだったんですね。
あのばあやの孫!!
二人の恋の成就は難しそうですね。

なつあおい様
きっと目に借りがあったんですね。
ぐっすり・ぐっすり・・眠れて良かったですね。
お風呂掃除大変そうですね。温泉だからですか?
私は、滅多に風呂の大掃除はしない怠け者です。
  • #14828 まごまごピンク 
  • URL 
  • 2012.08/16 10:38 
  •  ▲EntryTop 

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Re: まごまごピンクさん

こんばんわ。

ユジュの恋人が登場しました。
確かにばあやの孫にしては大人しいですね(笑)
しかもどこか気弱そう?
こちらも身分違いのような恋ですね。

Re: kimukimuさん

こんばんわ。

やっぱりこういうタイプの男性は弱いのでしょうか?(笑)
私も昔は可愛かったそうです(笑)
ユジュみたいだったら、大事にされたかな?
確かにもう少し押しが強いほうがいいですね。
そのほうが面白いです。
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