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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
刹那

刹那 7

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 結局、ばあやがヨンミンを諭す形で、彼は帰って行った。側で見ていたテギョンとミニョが分かるくらい、二人は名残推しそうに別れた。
「さあ、どういうことか説明してもらおうか?」
 リビングに戻って来たばあやとユジュに、テギョンは容赦しなかった。
「オッパ……」
 ミニョが今はやめましょうと、テギョンの服の裾を摑んで目で制したが、今度ばかりは言うことを聞かない構えだ。
「あんたは俺と結婚するためにここに来たんじゃないのか? まあ、俺にはそんな気はさらさらないけどさ。俺にはミニョがいるし、あんたにだってあのヨンミンさんとか言う男がいるじゃないか」
 ズケズケ言うテギョンに対して、ユジュはだんまりを決め込む覚悟のようだ。
「おい、何とか言ったらどうなんだ? あんな男がいるなら、さっさとあいつと結婚でも何でもしたらいいだろ!」
「それはなりません!」
 テギョンの言葉にかぶせるように、ばあやが叫んだ。
「はあ?」
「あ……いえ……」
「何だよ? 言いたいことがあるなら、ハッキリ言えよ。ことと次第によっては協力しないでもないぞ」
「え?」
 テギョンの言葉にすぐユジュは反応した。
「俺だってあんたと結婚させられるのはごめんだ。あんただってそうなんだろ? じゃあ、利害は一致してるんだ。二人で協力してこの話を……」
「なりません!」
 またもやばあやが口を挟んできた。
「ばあさん、あんたさっきから何だよ? なりません、なりませんってさ。何がダメなんだよ?」
「お嬢様とあの子――ヨンミンとでは身分が違います。お嬢様と結婚だなんてとんでもありません」
「身分だと?」
 ピクッとテギョンの眉間に皺が寄った。
「身分違いの恋ほど苦労するものはございません。ましてや旦那様には私たちはどれほどの恩を受けてきたことか。その大恩ある旦那様を裏切ることなど許されません」
「はあ……くだらねえこと言ってるな」
「…………」
「身分違い? ばあさん、一体いつの時代の話してんだよ? 今は朝鮮王朝時代か? 時代錯誤すぎるんだよ。身分が違ったって愛し合えるし、結婚だってできるんだ! くだらねえことぐだぐだ言うな!」
「オッパ! 口が悪すぎますよ。すみません、ばあやさん」
 ぺこぺこミニョが頭を下げる。
「いいえ、ミニョさん。テギョン様のおっしゃるとおりかもしれません……」
「そうだろ。やっと分かったか。で、あのヨンミンさんとユジュさんの関係は? やっぱり恋人か?」
 ばあやはちらっとユジュを見た。ユジュはやっぱりだんまりだが、話すことを止めようとはしない。
「さようでございます。ヨンミンとお嬢様は秘密に付き合っておられます。話すと長くなるのですが、どうぞ年寄りの話しと思いお聞きください」
 そう言ってばあやは二人の出会いから話し始めた。
「ヨンミンの両親はあの子が13歳の時に交通事故で亡くなっております。私にとっては一人孫でございましたので、私が引き取りました。旦那様がお嬢様のお兄様の遊び相手にいいだろうとおっしゃられて。その時、お嬢様は5歳のお可愛らしいお年でございました。お嬢様はすぐにヨンミンを気に入って、どちらかと言うとお嬢様のお遊び相手となりました。私は身分が違うのだからとヨンミンには言い聞かせてきましたが、お互いが年頃となられましたら、そこは男女でございます」
 ばあやは一旦言葉を切ってユジュをもう一度見た。
「……私は、初めて会った時からヨンミンが好きでした」
 ぽつりとユジュが話し始めた。
「子供でしたが、ヨンミンが初恋の相手なんです。ヨンミンさえいればそれでよかった。でも、周りは何かと身分が違うのだからと、区別をつけようとして……」
 その時のことを思い出したのか、ぐすっと涙ぐんだ。
「私が15の時に、思い切って告白しました。ヨンミンが好きだって。でも、ヨンミンは身分が違うからって私の言ったことを本気に取ってくれなかった。私、本気だったのに」
「で、どうなったら恋人になれたんだ?」
「それは……私から、その……キ、キスを、しました」
 恥ずかしいと言いながら顔を真っ赤に染める。
 意外なユジュの行動にテギョンは興味を持ったのか、さらに突っ込んで聞く。
「で、どうなったんだ?」
「ヨンミンもそれで本気だと分かってくれたようで。でも、おじいさまに知られるとヨンミンが追い出されてしまいます。だから私、必死で隠しました。でも、ばあやだけには本当のことを言ったんです」
「はい。私はそのことを聞いて驚きました。でも、心のどこかで……嬉しかったんです」
「ばあや」
「ヨンミンは幼い頃から不幸ばかりでした。孫の幸せを願うのは祖母なら当たり前でございます。でも、やはり……身分違いは不幸でございます」
「ばあや。私はヨンミンとなら苦労したってかまわないわ!」
「お嬢様。旦那様を怒らせてはいけません。どうぞテギョン様と――」
「おいおいおい! 俺は関係ないだろ!!」
「私もテギョン様と結婚する気はありません!」
 ユジュにはっきり言われてテギョンが苦い顔をしたのをミニョは見逃さなかった。
「オッパ!」
 じろっと睨まれて、テギョンは慌てた。
「ち、違うんだ! 誤解するな! 俺にはお前だけだ」
「ホントですか?」
「ホントだ! お前だけ愛してる」
「オッパ」
 二人が繰り広げるラブラブ劇場にユジュが、
「羨ましいです」
 と心の底からの心情を吐露した。







おはようございます。今日も晴れて暑くなりそうです。
もうすぐ夏休みが終わりますね。私の夏休みの思い出と言ったら、31日に宿題に追われまくって泣いているということです(笑)
小学生の頃は毎年のことでした。1ヶ月半もあると思うと、ウキウキして宿題なんかそっちのけでした。
夏休みの友、絵日記、工作、天気を書く・・・・ぜーんぶ後回しでした。
おかげで31日には泣き泣き宿題に追われてました。その点、妹は計画性を持ってやるタイプだったので、旅行先でも必ず宿題をしていました。同じ姉妹でもこうも違うとは・・・・(笑)
夏休みがもしもう一度あったとしたら・・・・やっぱり同じかな?(笑)

今日も暑くなりそうなので熱中症にはお気を付けください。

いってらっしゃいといってきます。
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本音

やっと,ユジュの本音が聞けましたね。
ヨンミンさんって,優しい人なんだなぁって
人柄が文章から伝わってきました。
きっと,あの豪華すぎる朝食も,ヨンミンさんに
ユジュは作ってあげたいのでしょうね。
テギョンが,ミニョの作った朝食をとるように…
自分も,ヨンミンさんのお世話をしたいんだなぁ…
ユジュさんが,とっても可愛い女の子に見えます。
最後のミニョの,ちょっぴりヤキモチが可愛い☆
ミニョもこんな風に感情が出せるようになったのが,
嬉しくなりました。

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Re: あかぴさん

こんばんわ。

いつの時代も身分ってのはうるさいですね(笑)
好きならそれでいいのにって思いますけど……。
テギョンにしてみたらさっさと帰ってもらいたいから、
協力申し出ますよね(笑)

Re: メイナママさん

こんばんわ。

おばあちゃんだったら誰しも孫が可愛いですよね。
どんな口が悪い人でも。
ヨンミンさんがもう少し押しの強い人だったら、
こんなに悩むこともなかったかもしれませんね。

夏休みになると思い出す、子供の頃の宿題話しです(笑)

Re: ともるんさん

こんばんわ。

好きな人に手料理を作ってあげたい。
女の子なら誰もが思うことですね。
ユジュもきっとそうだと思います。
目の前で見せ付けられるラブラブ見てたら余計にそう思うはずです(笑)

Re: りくさん

こんばんわ。

くふふ・・・。
コメを読んで思わず嬉しくなっちゃいました。
誰か気づいてくれるかなって。
ユジュ・ヨンミン・ばあやの関係はまさに「ベルばら」のあの有名な三人をモデルにしました。
私はあのマロングラッセさんが大好きです。アンドレの男らしさも。
恋をしたオスカルの女らしさも可愛くて・・・。
ユジュも普通の女の子ですね。お嬢様であっても恋する女のこだったら、やっぱり普通の子です。
ちょっと頼りないような恋人にじれったくもなるし、怒りたくもなりますね。
ヨンミンがもう少し積極的なら問題はなかったんですが・・・。
この先、彼の行動次第で変わるかもしれないです。

私も刹那的ですね(笑) その時よければ、あとは・・・でした。
だから31日に泣くことになるのに(笑)

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

目の前でラブラブされたら羨ましくもなりますよね。
自分だってしたいのに!って思っちゃうはずです。
ユジュのおかげでミニョが素直にヤキモチ焼くので、
テギョンにとってはラッキー?

Re: とりこさん

こんばんわ。

いつの時代も身分てのはうるさいですね。
昔、地元の男性がとある大物議員の娘さんと結婚したんですが、
やっぱり「身分違い」ってことで話題になりました(笑)
テギョンとミニョにも言えることですが、ユジュとヨンミンにも幸せになってほしいですね。
やっぱり協力し合うのが一番?
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