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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
結婚式前――悲喜こもごも――

結婚式前――悲喜こもごも―― 十一日前

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「まったく! 報告するなら、まず私が最初でしょ! さんざん心配させといて、後回しだなんて!」
 ぶんむくれのユ・ヘイが腕組みをして二人を睨んでいる。
「すみません」
 ミニョは小さくなって謝った。
「すみませんで済むなら、わざわざ呼び出したりしないわよ。それに何? 二週間後? しかもミレニアム・グランドホテルですって?」
「すみません」
「あのね、さっきからすみません、すみませんって私のことバカにしてるの?」
「とんでもない! ただ、ユ・ヘイさんのおっしゃるとおりなので……」
 ミニョはますます小さくなった。
「まったく、私に最初に報告するべきなのに、後回しだなんて失礼しちゃうわ。さんざん心配させて――」
「心配してくれたんですか?」
「え? ち、違うわよ! 今のは言葉のアヤであって」
 顔を真っ赤にして慌てて否定する。
「心配してくれたんだな」
 ニヤニヤとテギョンが笑って言う。
「ミニョ、よかったな。お義姉さんはお前が心配らしいぞ」
「ファン・テギョン! からかうなら帰りなさいよ!」
「悪かった」
 ぺこっとテギョンが頭を下げた。
「え?」
「報告が後回しになってしまって、本当に悪かった」
「え? ちょっと、何よ……やめてよ」
 ユ・ヘイはおかしいぐらいに、オタオタしている。
「お前にはいろいろと迷惑をかけたな。ありがとう。ミニョのことをいろいろ気づかってくれて。おかげで俺たち結婚することになった」
「何よ、ファン・テギョン。気持ち悪いじゃない」
「いや……お前にはこれまでもいろいろ助けてもらったから。今は心から礼を言うよ。ありがとう、ユ・ヘイ」
「やだ……もう、何よ急に……ぐすっ……」
 ヘイが零れ落ちる涙を見られないように横を向いた。
「急に……そんなこと言われたら……戸惑うじゃない。やめてよね……」
「ユ・ヘイさん……お義姉さん。私からもお礼を言います。ありがとうございます。お義姉さんのおかげで、私、幸せになれます」
「な、なによ、あんたまで。もう、二人して……人のことからかってんの?」
「違いますよ。私たち嬉しくて……」
「もう、ぃやだぁ……」
 ヘイが堪えきれずにぼろぼろと泣き出した。
「わ、わ、私……嬉しいのよ。……あんたたちがうまくいってくれて。だから……だから、うれ、嬉しくて……ううっ……お、おめでとう」
「お義姉さん」
 ミニョはたまらずにユ・ヘイを抱きしめた。
「私のほうこそたくさんのありがとうを言いたいです。ありがとうございます。ありがとうございます」
「ううっ……ミニョ~~~」
 よほど嬉しかったのかユ・ヘイはわんわんと泣き出した。
「お義姉さんったら」
「だって……嬉しくて……涙が止まらないんだもん……」

 ひとしきり泣くと、今度は泣き顔を見られた事が恥ずかしいのか、タオルで顔を隠すようにして、
「私も式には出席できそうだわ」
 と言った。
「予定日はいつですか?」
「来月の中頃よ。それまでこの子がお腹で大人しくしてくれるといんだけど」
「どっちでしょうね?」
「私はどっちでもいいんだけど、うちのパパは何が何でも男の子だってうるさくてね。私が一人娘でしょ? だから余計にね」
「可愛い赤ちゃんにもうすぐで会えるんですね」
「そうね。そうしたら、ファン・テギョンはすぐに叔父さんね」
「お、お、おじさん!?」
「だってそうじゃない。ミニョの旦那になるんだから、この子の叔父さんでしょ? ベイビー、テギョン叔父さんでちゅよ~」
「バ、バカ! テギョン叔父さんなんて言うな!」
「あら、いいじゃない。ね~、ベイビー」
 お腹をさすりながら子供に話しかけるユ・ヘイの顔はすっかり母親のものだ。
「お前でも、そんな顔するんだな」
「え? どういう意味?」
「いや、優しいっていうか、慈しみにあふれてるっていうか……」
「ちょっと、それどういう意味よ! 私はいつだって優しくて慈しみだらけよ!」
「それは表向きだろ? 裏側はただのアマノ――」
「オッパ!」
 ミニョが慌ててテギョンの口をふさいだ。
「ふん。仲のよろしいことで」
 お腹をさすっていたユ・ヘイが何かを思いついた。
「ねえ、あんたたちさ」
「はい、何ですか?」
「子供はまだなの?」
「え? 子供? ユ・ヘイさん!!!!」
 真っ赤な顔で怒鳴るミニョを見て、
「あら、まだなのね。つまんないの」
 とユ・ヘイは言った。
「でも、何人ぐらいのほしいの? 私は一人で充分なんだけど……。パパがうるさくてね。最低でも二人は産みなさいって」
「まだ結婚もしてないのに、子供の話は……」
 苦笑するミニョだったが、
「俺は多ければ多いほどいいぞ!」
 テギョンは嬉しそうにミニョに言った。
「多ければって、具体的には?」
「そうだな。三人は少ないな。四人……いや、五人。いやいや、七人? いやいやいや、このさい野球チームをつくる勢いで九――」
「無理です!!!!!!」
 ミニョが目を大きくして慌てて言葉を遮った。
「不可能じゃないぞ。毎年作れば九――」
「絶対ムリです! オッパ、冗談はやめてください」
「冗談じゃないのに」
 二人のやりとりを聞いていたユ・ヘイは思わず吹き出した。
「まったく、あんたたちは何を話していても仲がいいのね。安心したわ。ファン・テギョン」
「ん?」
「義妹を――ミニョを頼んだわよ。絶対幸せにしてよ。泣かせたら承知しないからね」
「ああ。幸せにするよ」







こんにちわ。今日も晴天です。
今日は朝、寝坊をしてしまい、回らない頭のまま旦那を送り出しました。そして、そのまま二度寝です。
起きたら九時前!! うひゃあ!! 寝すぎたぁ!!!
何もかもが出だしから送れちゃいました。ようやくお話の更新までこぎつけました(笑)
みなさんからのおめでとうコメをもらい、感激ひとしおです。ここ数日の私の運勢はきっと最高潮のはずです。
また一年、時にはぶっ飛ばして、時にはゆるやかにブログを続けたいと思っています。
これからも、よろしくお願いします。
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Re: りぃちゃんさん

ありがとうございます。

いろいろありましたが、2周年を迎えられました。
これからも突っ走っていこうと思うので、よろしくお願いします。

お話の方は・・・ヘイがいいお義姉さんぶりを発揮してます。
最強のお義姉さんになりそうです。テギョンとは義理姉弟の関係。
これまたトラとライオンぐらい強力です。

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Re: みうさん

おはようございます。

二人の結婚を喜ぶ気持ちはヘイだって同じですよね。
むしろ、内心は大喜びかも。
これからは二人の義姉としていろいろアドバイスとかしてくれたらいいですね。
赤ちゃん生まれたら「テギョンおじちゃん」と連呼しそうですが・・・。
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