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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
結婚式前――悲喜こもごも――

結婚式前――悲喜こもごも―― 九日前

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 テギョンとミニョはこの日、モ・ファランが常駐しているホテルに向かった。
「ドキドキしますか?」
「え?」
 さっきから黙ったままのテギョンにミニョが聞いた。
「ああ……緊張してるよ」
「大丈夫ですよ。私がついてます」
「そうだな」
 テギョンの顔に笑みがこぼれた。
 モ・ファランを式に呼ぼうと決めて、テギョンの不安はただ一つだった。
 モ・ファランが式への出席を拒否すること――それだけだ。親子の名乗りをあげるいいチャンスだと思った。
 当然、席は親族側に用意するつもりだ。
 そうなればマスコミが騒ぐのは目に見えている。モ・ファランが果たしてそれを了承して出席してくれるか。
「大丈夫ですよ。モ・ファランさんだって、出席したいはずです」
 ぎゅっとテギョンの手を握った。
「ああ……そうだな」

 ホテルの部屋の前に着くとテギョンはいつも緊張が高まる。胸はドキドキして、今にも心臓が口から飛び出してきそうだ。
 何度も深呼吸をして、テギョンは部屋のチャイムを鳴らした。
「はい」
 ドアが内側から開けられる。
「いらっしゃい」
 モ・ファランの美しい顔が二人を出迎えた。
「久しぶりね。元気にしていたの?」
「ああ。母さんも元気そうだな」
「ええ」
 そこで会話が途切れた。元々、会話らしい会話をあまりしない親子だ。二人のこれまでの関係がそれを物語っている。
「何かあったの?」
「え? ああ、まあね。今日はその……」
 テギョンはちらっとモ・ファランの顔を窺った。
 すでにマスコミなどでテギョンとミニョの結婚報道はされている。韓国にいる人なら誰もが知っているはずだ。
(母さんも知っているのかな?)
「なあに? どうしたの、私の顔を見て」
 くすっとモ・ファランが笑った。
「あのさ、母さんももう知ってると思うけど……俺たち、結婚するんだ」
「ええ、聞いてるわ」
「聞いてる? 知ってる、じゃなくて? 誰に聞いたの?」
「ギョンセさんよ。彼が電話をくれたの」
「父さんが?」
 驚きだった。父が母と連絡をとっていたなんて……。
「いつの間に……」
「今日、来たのはそのことについてなんでしょ?」
「え? ああ、まあね……。その……」
 コホンと咳払いをして、
「母さんに結婚式に出席してほしいんだ」
 と回りくどい言い方をせずにストレートに言った。
「私に?」
 モ・ファランは驚きの表情を隠さなかった。
「それは……知人として、ってこと? それとも……」
「もちろん、俺の母親としてだ」
「テギョン……」
 一瞬モ・ファランの表情が揺れた。嬉しい顔から不安そうな顔に。
「嬉しいことだけど……私は出席しないほうがいいと思うわ」
「どうして!?」
 不安が的中してテギョンは頭がガンガンしてきた。心臓も早鐘を打っている。
「ファン家がそれを望まないでしょう。それに――彼の奥様が……」
 モ・ファランが遠慮するのはすべてファン家への思いから。
「おばあさまなら、俺の好きなようにしてくれていいって言った。ミニョが頼み込んでくれたんだ」
「ミニョさんが?」
 信じられないという顔でミニョを見た。
「俺は母さんを――俺の母として招待したいんだ。それでもダメなの?」
「ファン家がいいって言っても、ヒョナさんの気持はどうなの? それを無視できないわ」
 実はテギョンもミニョもそのことが一番ひっかかることだった。
「ヒョナさんは……あの人は、俺の気持ちを分かってくれてたよ。自分のことは気にしないで呼びなさいって言ってくれた」
「そうなの?」
「ああ」
 自分とギョンセを和解させてくれたのもヒョナだった。そう思うと、ヒョナへの感謝の気持ちでいっぱいになった。
「テギョン、ミニョさん。ありがとう。嬉しいわ。でも、でもね……」
「まだ何か問題でも?」
「私を母親として呼ぶ以上、私とあなたの関係が世間に知られてしまうわ。テギョンは――それでもいいの?」
「……いいよ。俺は母さんと親子の名乗りをあげたいと思ってる。結婚式はそのいい機会だ」
「テギョン……。じゃあ、本当に?」
「ああ。式に、出席してくれるよね。……母親として」
「ええ。ええ。出席するわ。ありがとう……ありがとう」
 モ・ファランは堪えきれずに泣き出した。
「ミニョさん。あなたには何て言ったらいいか……」
「何も言わなくていいんですよ。オッパの晴れ舞台を一緒にお祝いしてください」
「ええ。ありがとう……」
 テギョンはミニョと顔を見合わせて笑いあった。
(これでいいんだ。これで……)






おはようございます。今日も晴天です。朝晩さむいんですが、日中は半袖で十分です。
昨日は旦那が9時過ぎからすでに布団に入っていました。なので、一緒にゴロゴロしていたら、30分過ぎに「もう寝る!」と。
ええ!? もう?? 早くない?? と言いつつ、私の目もとろーんと(笑)
「ちょっと待ってて! まだすることあるから。一緒に寝ようよ」って言って、慌てて自分のPCに向かいました。
しばらくして寝室に行ってみたら・・・すでに熟睡モードに・・・。
旦那はのび太並に寝つきがいいんです(笑) 自分がしゃべってても、「ぐー」っていびきをかきだしますから(笑) しょうがないので、チョッパーを抱いて寝ました。

今日も一日みなさんにとって素敵な日でありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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Re:とりこさん

こんばんわ。

少しずつでも、母と子の距離が縮まることはいいことですね。
ミニョと出会ったことでテギョンはいいこと尽くしですね。
これで、もう不安はないかな?

ミスコリアだったんですか!?
どうりで綺麗なはずですね。納得・・・。

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Re: chibikinさん

おはようございます。

絡み合った糸がひとつずつほぐれて、一本のまっすぐな糸になる。
テギョンひとりだったら無理だったでしょうが、ミニョがその手助けをしてくれましたね。
もうテギョンは一人じゃないから、これからは大丈夫ですね。
「糸」ってホントいい歌ですよね。
あれ聴いちゃうと泣けちゃいます。

我が家ののび太は昨日は遅くまで起きていました(笑)

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Re: みうさん

こんばんわ。

モ・ファランさんが出席してくれると、テギョンが一番嬉しいでしょうね。
モ・ファランさんだって息子の結婚式を誰よりも祝いたいはずですから。
ミニョはテギョンにとって願いを叶えてくれる女神様かも?
きっとファン家の人たちも温かく見守ってくれますよね。
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