スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←君に出逢うまで →かわいい彼女 7
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【君に出逢うまで】へ
  • 【かわいい彼女 7】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
かわいい彼女

かわいい彼女 6

 ←君に出逢うまで →かわいい彼女 7
 テギョンが出かけてしまうと、この広い家にはミニョ一人になってしまう。
「これじゃ、ホテル暮らしと変わらないな……」
 急に修道院で子供たちに囲まれて暮らしていた頃が、懐かしくなった。
「一人はやっぱり寂しいよ」
 リビングの窓を開けて、朝の涼しい空気を部屋に入れた。
「よし、掃除をするわよ!」
 自分を励ますように言うと、さっそく掃除を始めた。
 午前中いっぱいかけて、家中の掃除をした。
 テギョンには、使っていない部屋の掃除はしなくていいと言われていたが、それでも使っている部屋が広く、一人で掃除するにはやっぱり大変だった。
「はあ……疲れた……」
 掃除が終わる頃には、お昼も終わろうとしていた。
 ミニョは一人分の昼食を手早く済ませると、何もすることがなくなった。
「こんなのが毎日続くのかな? ……どこかに働きにでも行こうかな……」
 テギョンのいない家はただ広く、ミニョには寂しすぎた。

 ミニョのそんな思いとは裏腹に、テギョンは朝から機嫌が良かった。
 PV撮影のために、今日は郊外の洋館を貸し切っての撮影だった。
「テギョンの奴、やたらと機嫌が良さそうだな」
 マ室長がジェルミに話しかけた。
「無理もないよ。ミニョと朝からラブラブじゃね」
 ジェルミがつまらなそうに言う。
「何だ、いいことじゃないか。ミニョさんとうまくいってくれれば、テギョンの機嫌はいい。撮影も快調に進むってもんだ!」
「朝から見せつけられたこっちの身にもなってよ」
「ん? そうかそうか。当てられっぱなしだったのか。はははは!」
 マ室長は嬉しそうに大笑いした。
「笑いごとじゃないよ!」
 ジェルミはぷーっとふくれた。
「お前も早く可愛い彼女を見つけろよ。いや、待てよ、テギョンに続いての彼女発覚はマズイな。うん、マズイ。やっぱり、当分は作るな!」
「マ室長!」
 ジェルミは思わず怒鳴っていた。
「わ、悪かったよ。そう怒るなって……」
(俺の気持ちなんか知らないくせに勝手なことばかり言って!)
 テギョンとミニョの仲が良いのは嬉しいことだが、やっぱりまだ切ないジェルミだった。

 撮影がスムーズに進んだこともあり、その日は早くに終わった。
 帰りの車の中でミナムが、
「いつ、家に招待してくれるんだ?」
 としつこく訊いてきた。
「今度な」
「今度っていつだよ?」
「今度は今度だ」
「やっぱり、お前じゃダメだ! ミニョに頼むからいい」
 と言うと、早速ミニョに電話をかけはじめた。
「あ、ミニョか?」
 ギョッとしたテギョンは後ろを振り返り、携帯を取り上げようとした。
「バカ! やめろ! ――ああ、何でもないよ。うん、今、帰ってるところだ。――どうした? 何か元気ないな」
 ミナムの言葉にテギョンはドキッとした。
 ジェルミやシヌも驚いてミナムを見ている。
「何かあったのか? 大丈夫か?」
「どうした? 何だ?」
 テギョンの顔が蒼ざめていく。
「ああ、もうすぐ着くから」
「代われ!」
 そう言うと、テギョンはミナムから電話をとりあげた。
「ミニョ!? どうした? 何かあったのか?」
『オッパ? 大丈夫です』
 と言う声に元気がない。
「何かあったんだろ?」
『ホントに何もないですよ』
 何も言わないミニョに苛立った。
 そうしているうちに、車が家の近くに着いた。
「ミニョがいるよ」
 ジェルミが驚いたように言った。
「えっ??」
 三人は同時に前を見た。ガレージの前にミニョがぽつんと立っているのが見える。
 テギョンは携帯を放り投げると、車から慌てて降りた。
「ミニョ! どうした?」
「オッパ……」
 携帯を握り締めていたミニョが、泣きながらテギョンに抱きついた。
「ど、どうした? 何かあったのか?」
 泥棒やチカンにでもあったのかとテギョンの顔が、ますます蒼ざめる。
「……寂しかったです」
 ぽつりと小さな声でミニョが言った。
 車から降りかけていたミナムにもミニョの声は聞こえて、やれやれという顔をした。
 ミナムに続いて降りてこようとしたジェルミを車に押し戻すと、
「じゃあ、また明日な」
 とミナムは言い、ドアを閉めてしまった。
「何でだよ! 俺もミニョを心配して!」
 車の中からジェルミが叫んでいるが、車はお構いなしに発進してしまった。
「ミニョ~~~~!!!」
 遠くなっていくジェルミの声を訊きながら、テギョンはミニョを優しく抱き締めていた。




やっぱり大きな家は寂しいですよね。って書いた私が言うのも何ですが。

良かったら1ぽちと1拍手をお願いします。
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png ちんまり
もくじ  3kaku_s_L.png 中編
もくじ  3kaku_s_L.png 短編
もくじ  3kaku_s_L.png 99の恋のお話
もくじ  3kaku_s_L.png てのひらのお話
もくじ  3kaku_s_L.png 甘甘なお話
もくじ  3kaku_s_L.png コラボ企画
もくじ  3kaku_s_L.png お知らせ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 2012CRISHOW Ⅱ
もくじ  3kaku_s_L.png tinnmari
  • 【君に出逢うまで】へ
  • 【かわいい彼女 7】へ

~ Comment ~

先程は失礼しました

 送信してから気づいたv-6 私どんだけボケてんのかしら!
JULIAでお願いします
さて ひろ~~い お家の掃除は大変でしょうね 狭い我が家だって ままならないのに 
昼間テギョンが留守のとき寂しいでしょうね スケールは違うけど
若かりし頃思い出しました  そんな事も在ったようなv-237
今じゃ留守だと嬉しい?
二人の今後 夜も昼も気になりますv-238

Re: JULIAさん

まったく大丈夫ですよ。
私なんていつも間違えてますから。ボケまくってます。

ホント、広い広い家をって思ったら、いつの間にかこうなって、
ミニョを寂しい気持ちにさせちゃいました。
可哀相なことしちゃいました。

二人の今後・・・・気になりますか?
そうですよね・・・・夜も昼もv-402
期待に答えられるといいんですけど・・・・。

やっぱりさみしいんだよ!!

こんばんは。
ミニョは1人じゃさみしいよ。今まで、大勢の人に囲まれてワイワイ暮らしていたんだもん!!そこ、とっても心配してました。
テギョン、自分だけ幸せなら。って考えちゃダメよ。
うーん。私のツボにしっかり入ってきたお話だったから
自分にすぐ置き換えちゃうからミニョのさみしい気持ちがわかるよ。共感できます。・・・別人なのにね。
次回も楽しみです。
テギョンがどれだけミニョの気持ちをわかってくれるか。
いやー。私プレッシャーかけちゃいましたか??
気にしないでくださいね。

思い出しました・・。

結婚するまで、ずーっと実家にいた私は、
それを機会に借りたアパートで、
だんなが帰ってくるまで、さみしくて、さみしくて、
かえってきただんなに、抱きついて泣いたことが
あった・・・と
とーおい、昔を思い出しました。
ホントニ、こんなことあるんですよ。ミニョと同調して、
テギョンに抱きついて、気持ちを落ち着ける・・・私です。(笑)
(シヌひょん だと、なおいい・・・笑)

Re: ゆいゆうのママさん

こんばんわ。
そうですよね、あんなだだっ広い家に一人じゃ寂しすぎますよね。
もう少し小さくすれば良かった(ってそんな問題でもないけど)

うちみたいに狭い家でも一人は怖くて寂しいのにv-404

テギョンがちゃんと分かって慰めてくれるといいですが。

Re: yaoiさん

私も思い出しました。結婚するまで実家暮らしだった私は、
一人で誰かを待つってことに慣れてなくて、
旦那の帰りが遅いと寂しくて、メールばっかりダンナに
送ってました。
今じゃ、多少帰りが遅くても気になりませんがi-179

私もテギョンに抱きつきたい・・・・・。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: muyumuyuさん

ミニョの寂しい気持ち、私も昔、味わいました。
結婚したての頃は一人ぼっちが多くて(今もですが)
旦那の帰りが遅いと寂しかったです。だから、休みの日はやたらと
ベタベタくっついてました。
あの頃がなつかしい・・・・。

ホンギルドン見れそうにありません。完全に機械がイカレタみたいで、一日中
動かなくて。もうレンタルするしかないです。王子のグンソクが見たい!

はい、大好きです。面白いですよね。ちょくちょくお邪魔してます。
文章が可愛くて、表現も可愛いから、PCの前でいつもニヤけてます。
続きが早く読みたいです。どうなるの?って感じですi-237

読みに来ていただける上にコメントまでいただて、もうそれだけで満足ですよ。
許可なんて、こっちがお願いしたいくらいです。
いつでもお越し下さい。お待ちしてまーす。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【君に出逢うまで】へ
  • 【かわいい彼女 7】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。