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「星に願いを 月に祈りを(恋人編)」
かわいい彼女

かわいい彼女 7

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 家の中に入ってもミニョはテギョンから離れようとしない。
 それはそれで嬉しいテギョンだが、やっぱりミニョのことが気になった。
「大丈夫か? ……そんなに寂しかったのか?」
 ミニョは恥ずかしそうにコクンと小さく頷いた。
 そんなミニョが可愛くて、テギョンはもう一度ぎゅっと抱き締めた。
「確かにこんな広い家に一人じゃ寂しいな。悪かったな。もう少し考えるべきだった」
「ごめんなさい……。心配かけちゃって……」
 消え入りそうな声でミニョが言った。
「いや、俺が考えなしだった。お前と住めることしか頭になくて、お前の寂しさまで頭が回らなかった。そうだ、近いうちにあいつらを家に呼ぶか?」
「お兄ちゃんたちを? ホントですか?」
 ミニョが嬉しそうな顔をして訊いた。
 そんな顔を見てしまうと、やっぱり呼びたくないとは言えなかった。
「ああ、呼んでパーティーでもしたら、少しは気が晴れるだろ?」
「はい。ありがとうございます」
 泣いていたミニョの顔にもようやく笑顔が戻った。
 その笑顔を見れるなら、ミナムたちを呼ぶのは悪くないと思った。
「メシは食ったのか?」
「えっ? いえ……。一人で食べても美味しくないから……」
「そうだな。分かった、俺が作ってやるから、待ってろ」
「えっ! オッパが作ってくれるんですか?」
 ミニョはびっくりした。
 前にも一度、テギョンやシヌ、ジェルミが作ってくれたチャーハンを食べたことがある。
 すごく美味しかったことを思い出した。
「じゃあ、リクエストしてもいいですか?」
「何だ? 食いたいものでもあるのか?」
「はい。オッパの作ったチャーハンが食べたいです」
「そんなものでいいのか? 別のでもいいぞ」
「チャーハンが食べたいです」
「分かった。ちょっと待ってろよ」
 そう言うと、テギョンはキッチンに向かった。少しすると、トントントンという包丁を使う音が聞こえてきた。
 その音を聞くだけでミニョの心があったかくなる。
 しばらくすると、いい匂いがキッチンから流れてきた。思わずミニョのお腹がぐ~っと鳴った。
「出来たぞ!」
 キッチンからエプロン姿のテギョンが顔を出して、ミニョを呼んだ。
「は~い!」
 ミニョはぱたぱたっとスリッパの音をさせてキッチンに走った。
「ホントにこんなものでいいのか?」
 テーブルに置かれたチャーハンは美味しそうな匂いと湯気を立てている。ご飯の上に目玉焼きも乗っていて、ミニョは嬉しくなった。
「はい。これで充分です!」
 テギョンはエプロンをはずすと椅子に座った。ミニョもその隣に自然に座った。
「何だ、朝は俺から一番遠くに座ったくせに」
「あ、あれは……恥ずかしかったからです。からかうなら、向こうに座りますよ」
 立ち上がりかけたミニョの腕をぐいっと引いて、椅子に座らせた。
「ここでいい。いつも俺の隣にいろ」
「はい」
「ほら、早く食え」
「はい」
 ミニョはひと口食べて、「美味しいです」とにこっと笑った。
「やっぱり、二人で食べると美味しいですね。一人だと、味気なくて、何食べても美味しくないです」
「ミニョ……」
「でも、しょうがないですよね。オッパはお仕事があるんですから、いつも一緒には食べられません。分かってるんですけど、寂しくて……ごめんなさい」
 ぽたっとミニョの瞳から涙がこぼれて、テーブルに落ちた。
「泣くな。お前が泣くと、俺はどうしたらいいか分からなくなる」
 テギョンは胸が締め付けられるほどつらかった。
(やっぱり、修道院に置いとくべきだったか? それとも、宿舎に住まわせるべきだったか……)
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
 泣きながら謝るミニョをテギョンは抱き締めた。
「もういいから。もう何も言うな」
 ミニョが泣きやむまで、テギョンは何も言わずにただ背中を撫でた。
「すみません。美味しいご飯が冷めちゃいましたね。レンジであたため直しましょうか?」
「いいよ。さっさと食おう」
「はい」
 テギョンも二人で食べるご飯が美味しく感じられた。
 ミニョと食べるだけでたいしたものでなくても、美味しく思える。
 後片付けは二人でした。
「お前、泡を飛ばすな!」
「オッパこそ、飛ばさずに洗ってください」
 少しの食器を洗うのに、二人はたっぷり時間をかけた。
「やめろ、顔に泡をつけるな」
「あはははは! オッパ、鼻の頭に泡が……あははは!」
「こいつ! お返しだ!」
 言いながらテギョンは泡をミニョの頭に乗っけた。
「オッパ! ひどいです。もう、お返しですよ」
「バカ! やめろ」
 もう皿洗いをしてるのか、泡で遊んでいるのかわからなくなった。
 ミニョの顔に笑顔が戻ったことでテギョンはホッとしていた。
「ほら、シャワー浴びて来い。お前、泡だらけだぞ」
「はい」
 ミニョがバスルームに行ってから、テギョンは泡で汚れた床やシンク周りを吹いて、一階にあるバスルームに向かった。

 シャワーを浴びて出てくると、リビングにミニョがいない。
「部屋か?」
 頭を拭きながら二階の部屋に行ってみたが、やっぱりいなかった。
「どこに行ったんだ?」
 ふと、テラスに目を向けると、ミニョが柵にもたれて夜空を見上げているのが見えた。
「そんなところにいたのか? 風邪ひくぞ」
 テギョンはテラスに出てくると、持っていたタオルでミニョの頭を拭いた。
「星があんまりにもキレイだったから、外で見たくなりました」
「うん。でも、俺にはよく見えない」
「そうですね。う~ん……望遠鏡でもあるといいですね。そうしたら、オッパにも星がキレイに見えますね」
「望遠鏡?」
 テギョンは訊き返して、思い出した。
「宿舎に置いてきた」
「持ってるんですか?」
「ああ。お前と一緒に見ようと思って、買っておいたんだが、いろいろあってすっかり忘れていた。クソッ! 持ってくればよかったな」
「わざわざ買ってくれたんですか?」
「えっ? ああ、まあな。でもその後、すぐに……」
 言いかけてテギョンは口を噤んだ。
「すぐに、何ですか?」
「いや、いい」
「気になります。言って下さい」
 テギョンはちらっとミニョの顔を見てから、
「すぐに、あの人とお前の関係を知ってしまって、その機会を失った」
「……あの人って、モ・ファランさん、ですか?」
「ああ。本当ならあの日、お前と一緒に星を見るつもりだった。そして、お前にやったペンダントを渡すつもりだった」
 ミニョの胸元で光っている星のペンダントを見ながら言った。
「そうだったんですか……。知りませんでした」
 つらそうな顔をしたミニョを見て、テギョンもつらくなった。
 ミニョの肩をぐいっと引き寄せると、
「安心しろ。もう、俺がお前から離れることもないし、お前を手放すこともしない。何があっても、お前は俺の側にいるんだ」
「オッパ……」
 テギョンはミニョの顎に手をかけると、くいっと上を向かせて唇を落とした。
「ミニョ、愛してる」
「……私もです」
 今夜も星空はキレイに二人の頭上に輝いている。





今日はこっちは風が強い上に、寒いです。みなさん、風邪などひかないように
気をつけてください。

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No title

テギョンがいないときのミニョの寂しさ…わかりますね~~。
そういうミニョの寂しさも、テギョンもやっと気づく。
いざ一緒に住み始めてみないと気づかないこともあるので、
少しずつでも2人で解決していけるといいですね。
テギョンとミニョ、2人で過ごす時間を大切に思うからこそ、
こんなに可愛いカップルがv-238
また楽しみにしています♪

Re: ぴっぴ!!さん

おはようございます。

たしかにいろんな人が書かれてるテギョンとミニョを読むと、ほんわかしますよね。
ぴっぴ!!さんの言うように、ミニョが超癒し系ってのもあると思います。
テギョンがグンソクにしか演じられないなら、ミニョはシネちゃんにしか
演じられませんよね。
あの二人が演じるからこそ出せる、ほんわかぶりが好きです。
私もちょこちょこといろんなの見てますが、やっぱり最後はイケメンに落ち着きます。
まだまだ抜け切れません。

Re: ファイティンさん

おはようございます。
新婚時代、懐かしいですi-229
ラブラブベタベタだったのは遠い昔のお話・・・・。
私は今でも旦那にベタベタなんですがi-237

すべてこなしてくれる男ってホント貴重ですよね。そのうえ、男前ときたら、
言うことなし!
まさにテギョンってそんな男。だから、どSだって許せちゃうi-179

Re: みうさん

おはようございます。
ミニョの寂しさはテギョンにしか埋められないし、
一緒に住んでる以上、それを理解し慰めるのも
テギョンの役目ですよね。
ホント、二人がそれを少しずつ埋められていくといいなって思います。
二人で過ごす時間の中に、私もお邪魔したい気分です。
ただの、お邪魔虫になるけどv-410

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Re: muyumuyuさん

こんにちわ。
三人がチャーハン作ったの見て、美味しそう! 食べたいって
本気で思いました。
我が家のダンナは料理はしません。作ってもラーメンぐらい。
料理じゃないし!

新ドラマ始まりましたね。早く見てみたいけど、まだまだテギョンから抜け出せない
ので、もう少し後でもいいような。
でも、写真とかで見たら、これまた色気漂ういい男っぷりなんで、
ちょっとクラクラしてます。
しかも、鎖骨が出たんですか? もう鼻血出ちゃいますよ。
テギョンの鎖骨ですらやられたのに・・・・。

まさかの・・・

まさかの”泡プレイ”・・・!!
わはは・・・。

かわいいなぁ。
いいなぁ。

見ていて、気持ちいいふたりですね!

しかも、
あんなに嫌がっていたくせに、
皆を家に呼ぶのをOKするなんて。

すべては、ミニョに帰結する・・のか、テギョン君(笑)

Re: yaoiさん

こんばんわ。
泡プレイに笑っちゃいましたv-411

こんな二人もたまにはいいかなって思って書きました。
いつもイチャイチャされてもねえって、これもイチャイチャかな?

テギョンにとってミニョのためなら、なんでも有です。
多分。
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