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「星に願いを 月に祈りを(結婚編)」
虹色days

虹色days 6

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「では、いってきます」
「いっておいで。ミナムくんによろしくね」
「はい」
 ジスクおばあさんやお姉さんたちに見送られて、ミニョは事務所に向かった。
 大きな鞄の中には香ばしい匂いのするクッキーがたくさん入っている。
「いい匂いですね」
 思わず運転手がぽろりと言った。
「はい。クッキーを焼いたんです。あ、ヤンさんの分もありますからね。あとでお渡しします」
「え? わ、私の分までですか?」
 運転手のヤンさんはびっくりして、ミラー越しにミニョの顔を見ている。
「はい。いつもお世話になっているので。クッキーじゃお礼にはなりませんが」
「とんでもない! 若奥さまの手作りクッキーをいただけるなんて……私……」
 ううっとヤンさんが咽ぶ。
「ヤンさん?」
「すみません。若奥様のお優しさが嬉しくてつい……」
 ずずっと鼻をすすると、ヤンさんは恥ずかしそうに笑った。
 ファン家の運転手ヤンさんは、年の頃は六十代。ファン家の運転手をして三十数年という大ベテラン。小さい頃のテギョンもヤンさんの運転で学校に通っていたという。
 ヤンさんだけは頑なにミニョのことを「若奥様」と呼ぶ。これだけは決して譲れない呼び方だそうだ。
 事務所の近くに車をつけると、今日もファンの子たちがテギョンたちを待っている。
「お一人で大丈夫ですか?」
「はい。知った道ですから。ヤンさん、これをどうぞ」
 可愛く包装されたクッキーは美味しそうな色と匂いだ。
「これはご家族に」
 ミニョはヤンさんの分だけでなく、ヤンさんの家族の分まで用意していた。いつもヤンさんはミニョに家族の話をしてくれるのだ。可愛い孫娘がいることも話してくれた。
「ありがとうございます、若奥様」
「いってきます」
「はい。いってらっしゃいませ」
 ヤンさんに見送られてミニョは事務所までの道を歩いた。
 当然のようにミニョの顔を知っているファンの子たちは驚いたようにミニョを見ている。でも、声をかけていいものかと囁きあうだけ。
「コ・ミニョさん!」
 声をかけてきたのはファンクラブ会長のサ・ユリ。
 もう制服姿ではなく、私服だ。そしてあの二人の子分(?)も従えている。
「こんにちは」
「今日はどうしたんですか? 大学は?」
「休学中です。サ・ユリさんは?」
「私は大学が午後から休講だったので、テギョンオッパに会いに」
 えへへと嗤う顔をあの頃と変わっていない。
「サ・ユリさんも大学生になられたんですね」
「はい。あ、テギョンオッパに会いに来たんですか?」
「はい」
「テギョンオッパたちは今、雑誌の取材でいませんよ」
「え? そうなんですか?」
 妻のミニョよりも仕事に関しては詳しいサ・ユリだった。
「分かりました。ありがとうございます」
 ミニョは一礼して、事務所の中に入って行った。
「はあ……。愛されてる女って綺麗よね。こう、なんていうか、にじみ出てる女のオーラが違うわ」
 サ・ユリが羨ましそうに言った。
「ホントですね。テギョンオッパに愛されて、子供まで……羨ましい」
「私もテギョンオッパに愛されたーい」
 三人は羨ましそうにミニョの後ろ姿を見送った。

 事務所に入ると受付嬢や研究生、スタッフたちが「こんにちは」と挨拶をしてくれる。
「こんにちは。お世話になっています」
 ミニョも一声声を必ずかけていく。
 スタジオで待っていようかと思ったが、テギョンが帰るまでぽつんと一人で待つのも寂しかった。
「お姉さんいるかな?」
 雑誌の取材だったらスタイリストは必要ないかもと思った。
 しかし、当てははずれた。
 ワンコーディもいないのだ。
「どうしよう。スタジオで待っていようかな」
 焼きたてのクッキーを早く差し入れしたいと思ってきたのだが、こちらも大きく当てがはずれた形になった。
「そうだわ。ミンドゥルレに行こう」
 久しぶりにマスターの顔が見たいと思った。コーヒーが飲みたいところだが、妊娠中はカフェイン摂取を控えるように言われている。
 とことこっと玄関に向かっていると、
「はー、疲れたな」
「うん。ダンスも結構大変だよな」
 という数人の男の子の声が聞こえた。
「あれ? あの人って、テギョンさんの奥さんじゃない?」
 その中の一人がミニョを見てそう言った。
「え? マジで? なんでここにいるの?」
「さあ」
 少年といっていいほどの子供にとって、テギョンは憧れの存在であり、目標。
 話をすることすらままならず、テギョンを前にすると緊張して挨拶することすら忘れてしまうほど。
 その憧れのテギョンの奥さんであるミニョもまた、雲の上の存在に近い。
「こ、声かけてみようか?」
 これではナンパと一緒だ。
「やめとけよ。テギョンヒョンに知れたらあとが怖いぞ」
「挨拶するだけだよ」
「で、でも……!」
「ジェンマ先生!?」
 いきなり名前を呼ばれてミニョははっと立ち止まった。
「え?」
 振り返ると、話していた少年たちとの中に懐かしい顔があった。
「……ジェジン?」







おはようございます。今日はちょっと朝が寒いですが、晴れています。
我が家の旦那の最近のお気に入りは「獣電戦隊キョウリュウジャー」です。どんなに眠くても、7時半には起きて、それを見てからまた寝ます(笑)
どうも「レッド」の「荒れるぜ。止めてみな!」の台詞がお気に入りのようで、何かというとこれを言います。
ただ、ダンナが本気で荒れたら、私には止めることは不可能です。体力的にも、精神的にも(笑)
私も何だかんだ言いながら見ているので、まあお気に入りです(笑)
いつか、「キョウリュウジャー」を見ながら一緒にダンスをするんじゃないかと、毎週思っている妻でした・・・。

今日から一週間が始まります。みなさんが一週間、毎日幸せでありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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NoTitle

おはようございます。こちらはどんよりとした空で雨でも降りそうです。 ミニョと運転手のヤンさんのやりとりがいいですね!和みます♪ そして、ジェジンは会いたかったミニョに事務所でバッタリ☆嬉しいでしょうね!!  レッドの決め台詞、聞いてみたいなぁ(笑) 

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Re:みうさん

こんばんわ。

ミニョとジェジンが再会しちゃいました。
このことテギョンが知ったら間違いなくヤキモチタイムに突入ですね。
壊れちゃわないことを祈ります(笑)
相手は十歳ですからね(笑)

私もグンちゃんの事故にはビックリしました。
無事でよかったです(泣)

うちの旦那もいずれ踊り出すと思います。
まるで子供と一緒です。

Re: Kouさん

こんばんわ。

ジェジンにとっては会いたかったミニョに会えたんだから、嬉しくてしょうがないでしょうね。
でも、これをテギョンが知ったら・・・怖いですね(笑)

Re: あかぴさん

こんばんわ。

ミニョだったら、テギョンたいだけじゃなくて、いろんなお世話になった人にクッキーを配りそうですね。
でも、一番最初に食べるのは・・・ジェジン?
テギョンのヤキモチMAX!(笑)

Re: たんぽぽさん

こんばんわ。

こちらはすでに桜が満開です。
キレイですよ。でも、もう散りかけでしょうか?
お花見がしたかったです。

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

ジェジンとミニョの関係を知っているのは極わずかですよね。
他の子たちにはそれがどう映るでしょうか?
ジェジンはミニョと再会できて嬉しいでしょうが・・・。

Re: とりこさん

こんばんわ。

愛されまくってるオーラって漂うものですよね。
多分、ジェジンもそれを感じ取ると思います。
寂しく思わないといいですが・・・。
その前にテギョンの焼もちに対抗したりして(笑)

うちの旦那は少女時代も踊るような人です(笑)
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