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「星に願いを 月に祈りを(結婚編)」
先見の明

先見の明 5

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「兵役……ですか?」
 ミニョはきょとんとした。
「そうよ! ミナムの奴、兵役に行くつもりなのよ!」
「はあ……」
「はあ……って、あんた知ってたの?」
 ユ・ヘイがもの凄い形相でミニョを睨みつけた。
「え? ……ええ?? し、知りませんよ! 今、ユ・ヘイさんに聞いて――」
「とにかく! とにかく、あいつはきっとそのつもりなのよ。隠してるつもりなんだろうけど、バレバレだっていうのよ」
「はあ……」
 何と答えたらいいのか分からずミニョはさっきから「はあ……」しか言えないでいる。
「あの、でも、ちょっと待ってください」
「何よ? 兄の弁解でもしようっていうの?」
「そういうわけじゃないですが、お兄ちゃんは他に男兄弟がいません」
「だから何よ?」
 そんなこと知ってるわよとユ・ヘイの口調はきつい。
「だから、兵役は免除されるはずですが……」
 韓国の男子は満18歳で徴兵検査対象者となり、満19歳までに検査で兵役の判定を受けることになっている。
「そうよ。あいつは審査で『第二国民役』となったわ。それなのに、わざわざ入隊しようとしているのよ!」
 第二国民役とは外国国籍を取得している人や、性転換者、孤児などが対象者であり、有事の時のみ出動すればいいという決まりになっているため、実質上は免除されたようなものである。
「なのに、何でわざわざ行くのよ! おかしいじゃない」
「お兄ちゃん、何考えてるんだろう」
 ミナムが兵役に行くのはミニョにとっても悦ばしいことではない。
「私、絶対反対よ。もし行くっていうなら離婚してやるんだから!」
「ええ!!」
「嘘よ。でも、それぐらいの覚悟ってことよ。だいたい、スヒョンやスジンを残していけるわけないのよ。この子たちと2年も離れて暮らすことなんてできないはずよ」
 ぐすっとユ・ヘイが鼻を鳴らした。
「ユ・ヘイさん……」
「私……怖いのよ。もし……もし、兵役に行ってる間にあいつに何かあったらって思ったら……行くのを承諾なんてできない!」
「そうですよね」
 ミニョまで泣きたくなってしまった。ミナムはミニョにとって大事な兄だ。
(何でお兄ちゃん何もいってくれないの! お兄ちゃんのバカ!)
「あんたはいいわね」
「はい?」
「ファン・テギョンは一人息子だから免除されてるし、あいつだったら行くなんて死んでも言いそうにないし。安心じゃない」
「そうですね」
 言われてみればミニョは兵役についてこれまで考えたことがなかった。でも、ミナムの話で現実を突きつけられた気がした。
(オッパは行かなくていい……)
 ホッとしてしまう自分にどこか罪悪感を感じ、自己嫌悪に陥った。

「ミナム。アン社長が社長室に来るようにって」
 マ室長がミナムを呼びに来た。
「はいはーい」
 ミナムは陽気に返事をして社長室に向った。
 テギョンはその後ろ姿を見送りながら、不安に掻き立てられた。
「おい。社長の用って何だ?」
 マ室長に小声で聞いた。
「さあな、仕事の話じゃないのか?」
「さあなってマ室長は俺たちのマネージャーだろ」
「そうだけど、何だか内密の話みたいだったから、詳しくは聞けないよ」
「内密の話!?」
 とうとう入隊日が決まったのかとテギョンは青くなった。
「どうしたんだ? ミナムと何かあったのか?」
「何もないよ!」
 社長室に行こうかと思ったが、自分が行ったところでどうなるものでもないと思って、ただミナムの帰りを待った。

「もう一度聞くが、本当にいいんだな?」
「はい」
「本当に本当だな? 後悔しないのか?」
「しませんよ。さっきからそうだって言ってるでしょ」
 呆れたようにミナムが言うのへ、アン社長は情けないほど眉毛を下げている。
「ミナム……お前って奴は……この親不孝者!」
「はあ?」
「お前は一人息子だろうが! それをわざわざ入隊するだなんて! 亡くなったご両親が哀しんでるぞ。それにミニョさんだって!」
「ミニョはまだ知りませんよ」
「じゃあ、ユ・ヘイさんが哀しむぞ! オーマイガッ!!!」
「じゃあって……嫁が最初に哀しむでしょうに、おまけみたいに言わないでくださいよ。で、入隊日はいつですか?」
 ハンカチで目元を覆ってぶつぶつ言っていたアン社長がぴたっと黙った。
「本気なんだな」
「はい。だからさっきから何度も言ってるじゃないですか。いつですか?」
「来年の一月十四日だ」
「……分かりました」
 ミナムは軽く息を一つ吐くと、
「じゃあ、俺は戻ります」
 ソファから立ち上がった。
「まだ、あいつらには言うなよ。正式な話は俺から言うから」
「分かりました」
 ぺこりと頭を下げてミナムは社長室を出た。
 入隊日までもうそんなに日がない。
(ヘイに何て言おうか……)
 それだけが今のミナムの頭を占めていた。







おはようございます。今日もお天気です。本当に梅雨入りしてるの!? ってぐらいです。
私は普段まったく化粧をしません。すっぴんです(笑)
それでも、高校を卒業して就職した頃は化粧をしていました。でも、化粧などしたことがなかった私はいつも母に化粧をしてもらっていました(笑)
母は化粧品会社に勤めていたこともあり、いつも小ぎれいにしていました。でも……濃いんですよね(笑)
え? お水のお姉さん? ってぐらいに濃いんです。
そのため、私はそれが当たり前の化粧だと思い、自分でするようになってからも同じようにしていて、ある日、写真を撮ったら、顔が真っ白すぎて鼻が飛んじゃいました(笑) つまり、目と真っ赤な唇だけの能面みたいな写真が・・・・。お化け!?
あれ以来、化粧はやめました(笑)

今日も一日みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃい。
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Re: みうさん

こんばんわ。

ユ・ヘイにとっては不安でしょうがない兵役ですよね。
待機班になれれば、自宅から通うことこ可能ですが・・・。
芸能班って言うのもあるから、ミナムだったらそれがいいかも。
まずは二人でじっくり話し合って決めてほしいです。

お化粧って、自分でしないと分からないですね。
あの当時、自分でして鼻が飛んだときはマジで怖かったです(笑)
今の若い方はきれいなお化粧しますよね。
下手したら歳相応に見えませんもん。

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

ユ・ヘイにまだ話してないから、このことを知ったら修羅場にならないといういですが・・・。
やっぱり夫婦です。ちゃんと大事なことは二人で決めなきゃダメですよね。
信頼が一番大事だから・・・。
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