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「星に願いを 月に祈りを(結婚編)」
先見の明

先見の明 8

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「え?」
 いきなり聞かれてテギョンは何と答えていいか分からなかった。
「…………」
「…………」
 長い沈黙が二人の間に流れた。
「ミ」
「ご、ご飯にしましょうか? お腹ぺこぺこじゃないですか?」
 ミニョが慌ててそう言って、テギョンから離れた。
「え? ああ、減ってる」
「ご飯の支度しますから、すぐに下りてきてくださいね」
「あ、ああ……」
 ドアが閉まってテギョンは言えなかった自分の気持に大きな罪悪感と虚無感を感じて歯がみした。
 ふうっ……。
 ドアを閉めてミニョは小さく溜息を吐いた。
 聞くのが怖かった。
 テギョンがもし、「行く」と答えたらどうしようかと思った。
(私、笑顔ではいって言える自信ないよ)
 ちくちくっと胸が痛んだ。

 朝からユグンは機嫌が悪い。ずっとぐずりっぱなしで、抱っこしてもあやしても、泣き止まない。
「どうしちゃったのよ、ユグン。何でそんなに泣くのよ」
 ほとほと困り果ててミニョは泣きたくなった。
「泣かないでよ」
 どうしたらいいか分からずにミニョは泣き出してしまった。
「何で泣くのよ。泣かないでよ。ママまで泣きたくなっちゃったよ」
 二人して泣いてしまい、心配したガンヒやダルが駆けつけた。
「ミニョ様、ユグン様」
「お姉さん。ユグンが、ユグンが泣き止まないの~」
「ミニョ様、落ち着かれてください。さ、ユグン様をこちらに」
 ミニョからユグンを受け取ると、オムツかな? おっぱいかな? と確認した。
「おむつかりだったようですね」
 ガンヒがあやしていると、じきに泣き止んだ。
「ミニョ様。ここ」
 ガンヒがつんっと眉間を指した。
「え?」
「皺が寄っていますよ。お母さんがそんな顔をしていたらユグン様も哀しくなってしまします。ユグン様にはミニョ様の笑顔が何よりです」
「あっ……」
 慌てておでこを押さえた。
 昨日からもやもやしぱなっしで、気持が晴れなかった。いつもならユグンがぐずっても、余裕があったのに、今日ばかりは朝からそんな余裕がなかった。
「ごめんね、ユグン」
「少しお休み下さい。ユグン様は私たちで見ていますので」
「ありがとうございます」
 ミニョはぼんやりと窓辺のソファに坐って何気なく窓の外に目をやった。
(ユグンに悪いことしちゃったな)
 テギョンのことを考えていると、気持ちがすっきりせずにもやもやしたままだった。
 はあっと大きく溜息をついていると、
「ミニョ」
 ジスクおばあさんが部屋に入って来た。
「おばあさま」
「そのままでよいよい。ちょっとお茶をしないかい?」
「はい。喜んで」
 メイドがお茶の支度をしてくれ、二人でそれを飲んだ。
「何があったんだい?」
「え?」
「昨日、テギョンとケンカでもしたかい?」
「……ケンカはしてませんが」
「何かあったんだろ? 朝から塞ぎ込んだ顔してるじゃないか」
「はあ……」
 ミニョはテギョンの兵役のことを話していいものか悩んだ。
「そう言えば、ミナムくんが兵役に行くそうだね」
「え? どうしてそれを?」
「さっき彼から電話があったんだよ。自分がいない間、ミニョをよろしくお願いしますってね」
「お兄ちゃんが?」
「ミナム君はミニョのことをとても心配していたよ。自分がいない間、ミニョがツライ思いをするんじゃないかってね」
「はい……」
「だから言ってやったよ。大丈夫だ、ミニョは我が家の大事な嫁だからみんなで大切にするからねって」
「おばあさま。ありがとうございます」
「それで、ミニョは何に悩んでるんだい?」
「おばあさま。亡くなられたおじいさまは兵役に行かれたんですか?」
「主人かい? いいや、あの人は行かなかったんだよ。一人息子だったこともあって、免除されててね。それに特権階級出身者の多くは免除されていたからね」
 苦笑まじりにジスクおばあさんは言った。
「そうなんですね。じゃあ、お父さまは?」
「ギョンセかい? あの子も行ってないね。一人息子だからね」
「オッパはそのこと知ってるんでしょうか?」
「どうだろうね。知っていても知らなくても関係ないだろ」
「そうですね」
「何だい? まさかテギョンは兵役に行くつもりなのかい?」
 ジスクおばあさんはびっくりした顔で聞き返す。
「え? いえ、それはまだ何とも……」
「そうかい。それで悩んでいたんだね」
「はあ……」
「ミニョはどう思っているだい? テギョンが兵役に行くって言ったらどうする?」
「私は……」









おはようございます。今日はお天気です。台風が大きくそれてくれたおかげです。
今・・・たった今、これを書きながら思い出しました。
今日は「お風呂掃除」当番の日でした(汗) 危うくこのまま忘れちゃうところでした!!
思い出してよかったぁ・・・。毎週のことなのに、たまーに忘れちゃうんですよね。
よだきいけど、お風呂掃除に行ってきます(笑)

今日がみなさんにとって良い一日でありますように。

いってらっしゃい。
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NoTitle

こんにちは。お風呂掃除、お疲れさまでした!(^_^)ゞ
こちらは今日も晴れていますが、雨が降りそうな雲もあります。 ユグンはミニョの不安を感じとったんですね。続きが気になってます。言えなかったということは、テギョンも‥なのかな?

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Re: あかぴさん

こんばんわ。

ミニョが悩んでることがユグンには分かるんでしょうね。
だからぐずっちゃったみたいです。
いつかはぶつかる壁ですが、テギョンとよく話し合ってほしいです。

Re: みうさん

こんばんわ。

テギョンとミニョにとっては難しい問題ですね。
一人っ子だからといって免除されちゃうと「優遇されてる」ってみなされちゃうし・・・。
それはそれでツライですね。
行くとなったら家族が離れて暮らすわけですから、やっぱり寂しいし不安です。
夫婦だからこそ分かり合える部分もあると思うので、ちゃんと話し合ってほしいです。

Re: Kouさん

こんばんわ。

ミニョの気持を敏感に感じ取ったんでしょうね。
早くミニョがいつものように晴やかな顔になるといいですね。
テギョンは・・どうでしょうか?

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

子供って不思議とお母さんの気持を読み取りますよね。
赤ちゃんだとなおさらでしょうか?
ミニョの不安が少しでもなくなるようにきちんと話し合ってもらいたいです。
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