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「星に願いを 月に祈りを(結婚編)」
後悔しないこと

後悔しないこと 5

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「よかったですね。お義父さまやお義母さまに分かってもらえて」
 その夜、ベッドの中で二人は横にならずに話していた。
「ああ。でも、母さんに泣かれたのはつらかったな」
「私が泣くのよりもツライですか?」
「え?」
 テギョンは……考えこんだ。
「どっちもツライよ」
「オッパは正直ですね」
「そうだな。もしユ・ヘイが同じ質問したら、俺ビンタくらってただろうな。私とお義母さんとどっちが大事なのよ! ってな」
「あはははは。そうですね」
「ミニョ」
 テギョンはミニョの身体を引き寄せて抱き締めた。
「これから大変とは思うけど、母さんのことも頼む」
「はい、任せてください」
「ありがとう」
 テギョンは心からミニョに感謝した。

「シヌヒョン。シヌヒョン。もう寝た?」
 ドア越しにジェルミの小さな声が聞こえる。
 シヌは寝てはいなかったが、ベッドに横になっていた。
「ねえ、シヌヒョン」
 カチャっと音をたててドアが開いた。
「どうしたんだ?」
 聞いた瞬間、シヌは吹き出した。
「お前……それ何だ?」
「え?」
 ジェルミは大きな枕を抱き締めて、パジャマ姿で部屋の前に立っていたのだ。
「あ! こ、これは……」
 顔を真っ赤にしてジェルミは枕を背中に隠した。
「何だよ? まさか、一緒に寝たいとか言うんじゃないだろうな?」
「え? あ、その……」
「色気のない話しだよな。相手がジェルミじゃ物足りないけど、まあ入れよ」
「いいの?」
 途端にジェルミの顔がパッと輝いた。枕を持ったまま部屋にとことこと入って来た。
 シヌはやれやれと言った顔で苦笑した。
 ソファに座ると、ジェルミはじーっとシヌの顔を見た。
「何だよ? お茶でも飲むか?」
「うん、飲む」
 しばらくの間、お茶を淹れる音だけが部屋に聞こえた。
「どうしたんだ? テギョンのことか?」
「…………うん」
「何だよ。恋人に去られる彼女みたいな顔して」
「だって……俺、ヒョンまで行くとは思わなかったんだよ。そりゃ、ミナムが行くのもびっくりしたよ。でも……ヒョンまでって」
「お前は本当にテギョンが好きなんだな」
「うん。…………って、シヌヒョンも好きだよ!」
「とってつけたような言い方だな」
「そ、そんなことないけど」
「お前が悩んだって仕方ないだろ? これはテギョンの問題だ。ミニョも納得してるなら、もう何も言うことはないだろ?」
「…………」
 ジェルミは納得できない、という顔をしている。
「俺だって近いうちに行くことになるんだ」
「え!?」
「そんなに驚くことか? 俺だって兵役の義務があるんだよ」
「そ、そうだけど。シヌヒョンも行くの? じゃ、じゃあ……俺一人?」
 ジェルミはしょぼんとしてしまい、抱き締めたままの枕に顔を埋めてしまった。
「ジェルミ」
 シヌが頭をくしゃくしゃと撫でた。
「不安なのか?」
 間を置いて、コクンと頷いた。
「怖いのか?」
 コクン。
 くしゃくしゃっとまた撫でた。
「お前なら大丈夫だよ。もうお前はマンネのジェルミじゃないだろ?」
「マ、マ、マンネだよ……。俺は……甘えん坊で……うえっ……寂しがり屋のマンネだよ……シヌヒョン」
「ジェルミ」
「嫌だよ。みんないなくなっちゃうの、嫌だよ」
「いい機会じゃないか。大人になるんだ」
「子供のままでいい!」
 ぐずぐずっとジェルミは鼻をすすった。
「お前がそんなんだとミナムもテギョンも安心して兵役に行けないぞ。行ったとしてもお前のことが心配で心配で、失敗して怪我するかもしれないぞ」
「え?」
「それどころか大事故を起こすかもしれない。それでもいいのか?」
「嫌だ」
「だったら、あいつらを困らせるようなことを言うな。俺だったら笑顔で送り出してほしいよ」
「…………」
「きっとあいつらもそう思ってるはずだ。それに、2年後にまた会えるのが楽しみじゃないか?」
「どういうこと?」
「お互い成長しあった姿を見せ合うのも悪くないぞ。また新たなA.N.JELLがスタートできる」
「新たなA.N.JELL?」
「俺たちがいなくなっても、お前一人でも、A.N.JELLの看板を守れるよな?」
「看板……」
「お前が2年間しっかり守り抜くんだ」
「シヌヒョン。なんかシヌヒョンまですぐ行っちゃうような言い方だね」
「あはははは、そうだな。でも、俺だってタイムリミットが近づいてる」
「うん。そうだね」
 またしょぼんとしてしまった。
「テギョンやミナムのことを理解してやれよ。仲間なんだから」
「……うん。頑張ってみる」
「よしよし」
 くしゃくしゃっとジェルミの頭を撫でた。
「シヌヒョン。今日、ここで寝ていい?」
 ふっとシヌは笑って、
「いいよ」
 と言った。
 その夜、シヌの少し狭いベッドにジェルミが大きく手足を広げたまま寝たため、シヌはソファに寝るはめになってしまった。









おはようございます。今日は朝から雨です。それもけっこう大雨です。
私とダンナが今、はまっているのが、「あまちゃん」です。私はつい最近から見はじめたんですが、これが面白い!
「じぇじぇ!」って方言が有名ですね。私も旦那も岩手編が大好きで、夜には一緒に録画していたのを観ています。
今は東京編になっちゃましたが、これはこれで面白いです。しかし、アイドルになるていうのは意外に大変なんだなと思いました。

今日も一日みなさんにいいことがありますように。

いってらっしゃい。
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NoTitle

おはようございます。こちらは曇りです。雨が降りそうです。ジェルミはさみしくなっちゃったんですね。大人のジェルミも見てみたいですね!  『あまちゃん』私も見てます!面白いですよね♪随所に笑える所があるので毎回楽しみです。

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Re: あかぴさん

こんばんわ。

ジェルミにとってはショックなことだったでしょうね。
でも、シヌの言葉が胸に響いたと思います。
2年の間にマンネを卒業して、ひと回りも大きくなったジェルミになってほしいです。

あまちゃん面白いですよ。掛け合いが絶妙です。

Re: Kouさん

こんばんわ。

ジェルミの哀しい気持分かります。
一人はイヤですよね。
2年後、大人になったジェルミ楽しみです。

あまちゃん、いいですよね。
アキちゃん、かわいいです。

Re: みうさん

こんばんわ。

ジェルミが大泣きしたように、ミニョも大泣きしたかったでしょうね。
行かないでって言いたかったと思います。
でも、テギョンが決めた事だから、納得したんだと思います。

ジェルミってどうしてもマンネのイメージが強くて、こういう枕持ってやってくるシーンがすぐに浮かんじゃいます(笑)
2年後男になったジェルミが楽しみです。

Re: とりこさん

こんばんわ。

いきなり兵役に行くからって言われてもショックですよね。
ジェルミにしてみたらテギョンは行かないと思ってたから余計にツライはずです。
もう決めちゃったことだし、納得するしかないんですが・・・。
ジェルミのこういう子供っぽいところが好きです。
きっとパジャマはめっさ派手でしょうね!
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