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「星に願いを 月に祈りを(結婚編)」
後悔しないこと

後悔しないこと 6

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 翌朝は珍しく大勢での朝食となった。
「家族がたくさんいると朝食もさらに美味しく感じるの」
 ジスクおばあさんは満足そうだ。
「いつもこうだとありがたいのだがな」
「お母さん。それは言わない約束ですよ」
 ギョンセが困ったように母の顔を見た。
「それはそうだが、孫も生まれたのだから、少しはこちらで過ごすことを考えたらどうじゃ?」
「それは無理ですよ。10年先までスケジュールが詰まってるんですから。10年経ったら考えます」
「10年後の話などしないでおくれ」
 嫌だ嫌だとジスクおばあさんは頭を大きく振った。
 みんなが笑う。
「父さんたちはいつ向こうに戻るの?」
「ゆっくりしたいところだが、四日後には戻る予定だ。それまではユグンを独り占めさせてもらうぞ。さあ、ユグン、おいで。今日はじいじと遊ぼうな」
「あら、先生。私もご一緒させてくださいね。のけ者はイヤですよ」
 ヒョナがおどけた口調で言い、また笑いが起こった。
 ギョンセの腕に抱かれてもユグンはくるくるとした大きな目でじーっと見つめるだけで、泣こうとはしない。
「ユグンはいい子だな。ミニョさんに似てよかったな」
「父さん! それどういう意味だよ!」
 テギョンがムキになってユグンは自分にそっくりだ、と言い張り、朝からファン家は笑いがたえなかった。

「いってらっしゃい」
「いってくるよ。父さんたちをよろしくな」
「はい」
 ミニョに見送られてテギョンは事務所に向った。
 両親に分かってもらえたことで少し気持ちが軽くなっていた。
「問題は……ジェルミだな」
 昨日泣かれてしまったことに、ちょっと戸惑い、申し訳なさでいっぱいになってしまった。
「ミナムも俺も行ってしまうと……ツライだろうな」
 ジェルミの涙を思い出して、テギョンは胸が締め付けられた。

「おはよう」
 スタジオに入るとマ室長が来ていた。
「テ、テギョン! お前、昨日のこと……!」
「みんなが来たらちゃんと話すよ」
「え? あ、ああ」
 しばらくして三人がやって来た。
「何だ、もう来てたのか?」
 ミナムが入って来るなりムッとした顔で言う。
「ああ」
「お前、昨日のあれ何だよ? 兵役に行く? ふざけてんのか?」
 ミナムがいきなり昨日のことを言った。昨夜はジェルミが泣き出してしまったため、なだめる側に回ってしまい、テギョンに文句を言うひまがなかったのだ。
「ふざけて言えることか?」
「じゃあ本気なのか? お前! ミニョを一人にする気か? ユグンはどうする? 俺は許さないぞ! 妹を不幸にする奴は許さないぞ!」
 今にも胸ぐらをつかみそうな勢いだ。
「お前が言える立場かよ」
 ポカンとシヌがミナムの頭を叩いた。
「いてっ! 何だよ? 何でだよ?」
「お前だってユ・ヘイさんと双子を置いて兵役に行くじゃないか。テギョンとどこが違う?」
「どこがって……同じだけど、こいつは免除されてるんだぞ」
「お前もだろ」
「こいつは一人っ子だぞ!」
「お前は家長だろ?」
「ううっ……」
 まさかシヌに反論されると思っていなかったミナムは言葉に詰まった。
「ジェルミ、お前も何か言ってやれよ! お前、昨日怒ってただろ?」
「ん?」
「ん? じゃねえよ! 昨日の続きをぶちまけろよ」
「ん~……ヒョンの話し聞いてからにする」
「ジェルミ?」
 昨日のジェルミと違うことにテギョンは驚いたが、少しホッとした。
 テギョンは率直な気持をみんなに伝えた。
 途中ミナムがあれこれ口を挟んだが、そのたびにシヌが「うるさい」「黙れ」と弾き飛ばした。
「ヒョン……ユグンのためなんだね」
「ああ。俺はユグンに尊敬される父親になりたいんだ」
「ミニョはそれでいいって言ったの?」
「表面上は笑ってた。でも、心の中じゃたくさん泣いたと思う」
「ほら見ろ! ミニョを泣かしたじゃないか! この野郎!」
「だから、お前もだろ? お前もユ・ヘイさん、泣かせたんだろ?」
 ジェルミにまで言われてしまい、ミナムはもう黙るしかなかった。
「ヒョン。俺ね、すっごく嫌だったんだ。ヒョンやミナムと離れるのが。だって、二人とも兵役は免除されてるから、そんなこと考えもしなかった。でも……」
 ちらっとシヌを見て、二人を見て笑った。
「俺、自分が子供だったって分かったんだ。シヌヒョンがそれを教えてくれたんだ」
「シヌが?」
 テギョンとミナムがシヌのほうを見た。
「うん。二人が兵役に行くってことはシヌヒョンも近々行くってことでしょ? そうしたら俺は一人になっちゃう。でもね、俺、頑張るよ。みんながいない間、俺一人でもA.N.JELLの看板背負って頑張るから」
「ジェルミ……」
 テギョンは鼻の奥がツンとした。
「ありがとう。ごめんな、お前にすべて任せる形になって」
「ううん。これは俺に与えられた使命だと思うんだ。だから、ヒョンもミナムも気にせず行ってきて」
「ありがとう……」
「泣かないでよ」
「しょうがねーな。ジェルミに免じてお前が兵役に行くこと許してやるよ」
 ミナムが少し鼻声で言った。
「俺たちは四人でA.N.JELLだ。どこにいたって、離れていたってな」
「うん!」
 四人が盛り上がっているのをただ一人――マ室長は取り残されていた。







おはようございます。今日はお天気です。
昔、友達と「くじゅう自然動物園」というところに行きました。草食動物が放し飼いにしてあるんですが、そこに「ラマ」がいるんです。
餌を買って、あげようとしたら・・・猛突進してきたんです! あまりの凄さに私と友達は怖くなって逃げまくり。
そうしたらラマは餌を持ってる私たちをさらに追いかけて来る!!
「来ないでーーーー!! ぎゃあーーーーー!!!」状態(笑) 餌を投げ捨てるという考えは思い浮かばずに、ただ四方八方に逃げまくる状態。
飼育員のおじさんが「怖いなら餌、放り投げて」とアドバイス。一斉に餌を放り投げました。
ようやくラマに追いかけられることはなくなりましたが、疲れました。
放し飼いも考えもの?(笑) とちょっと思いました。

今日という日がみなさんにとって幸せでありますように。

いってらっしゃい。

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NoTitle

なつあおい様 こんばんは!

私はモファランさんのように、めそめそグズグズしています。やっぱりテギョンが行ってしまうは嫌だな。でも、仕方ないですよね(悲)

2年後にすごく変わっているのはジェルミかも。
A.N.JELLがどんな風に変わっていくのかも、楽しみです。
  • #18426 まごまごピンク 
  • URL 
  • 2013.06/27 19:17 
  •  ▲EntryTop 

Re: みうさん

こんばんわ。

シヌの助言のおかげでジェルミが少し頼もしくなりました。
これでテギョンは心置きなく入隊できますね。
シヌも近々行くでしょうから、ジェルミにはますますがんばってほしいです。

くじゅう花公園あります! 前はよく行っていました。
近くにガンジー牧場っていう、ソフトクリームのおいしいところがあって(笑)
それを食べにだけ、行ったこともありますよ。

Re: まごまごピンク さん

こんばんわ。

私もめそめそしちゃうと思います。
韓国のお母さんは強いなって思います。息子を送り出す気持ちが根底にあるからでしょうね。
2年後みんなで再会したら、お互いビックリしちゃうかも(笑)
それぐらい変わってるといいですね。
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