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短編

the Star Festival

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 みなさん、天界という世界をご存知でしょうか?
 天界には綺麗な三人姉妹が住んでいました。その三人姉妹はなんと天帝の孫娘。
 姉妹はそろって、機織(はたおり)が上手で、働き者です。中でも「ミニョ織姫」という末娘は手先が器用で、姉妹の中でも群を抜いて可愛く、気だてのいい娘です。
 ちなみに、長女のワン織姫は美人ですが豪快で、酒豪です。次女のヘイ織姫は愛らしいのですが嘘つきで、ワガママで自己中で……まあ、他にもたくさんある方々です。
 祖父の天帝はこの末孫娘をたいそう可愛がっていて、ミニョ織姫の織る美しい布が大好きです。
 さて、もう一人のお話の主人公「テギョ彦星」は天界から天の川を渡った人間界に住んでいます。この若者の顔立ちはまさにこの世のものとは思えないほどの美しさを持っており、性格もバツグン……まあ、そこは置いといて、とにかく働き者です。
 毎日年老いたフニ牛と一緒に真面目に畑仕事をしています。
 周りの若者たちからも働き者だと称賛されるほどでした。
 しかい、フニ牛と一緒に暮らす生活はやっぱり寂しいものです。
「せめて、お前がメスだったらな……。それはそれで、よかったのにな」
 老いたフニ牛はただ……太っているだけです。
 ムッとしたのかフ二牛が「もう~!」と鳴きました。
「ま、誰もいないよりマシか」
 テギョ彦星がぶつくさ言いながら横になると、フニ牛の目がキラーンと光りました。

 翌朝、起きてきたテギョ彦星の耳に、
「おはようございます」
 どこからか声が聞こえました。
「え?」
「おはようございます」
「だ、誰だ!?」
 テギョ彦星はきょろきょろと当たりを見回しました。
「私ですよ、わ・た・し」
 ふんふんとフニ牛が鼻を鳴らします。
 ばしっ!!!!!
 テギョ彦星は何も言わずにフニ牛を殴り倒しました。
「悪霊退散!!」
「ええええっ????」
「牛がしゃべるわけがない! だから悪霊がついたんだ!」
 言いながらもう一度殴ろうとするのを、フニ牛は何とか止めました。
「ままままま待って! 待って!」
「何だ!? 何なんだ!?」
「いつもお世話している……いやいや、お世話になっているテギョ彦星さんに何かお礼をしてほしい……いやいやいや、お礼をしたいと思って、しゃべれるようになったんですよ」
 フニ牛はちょこちょこ本音を挟みながらそう言いました。
「お礼? どんな」
「それは……お嫁さんです」
「お嫁さん?」
「はい。真面目に働いて、それしか取り柄がないテギョ彦星さんにもそろそろ可愛いお嫁さんが必要ですよね? それで近々天界から美しい天女がここに水浴びにやって来るんですよ」
「み、水浴び!?」
 途端にテギョンの目が光りました。
「…………」
「何だよ?」
「テギョ彦星さんも……男なんですね」
 くすりとフニ牛は笑いました。
 ――当然、ぶん殴られました。
 鼻血をたらしながら、フニ牛は続きを言いました。
「そ、それで、天女たちは水浴びをしている間、着ている羽衣を脱ぐんですよ」
「そりゃそうだろ……へへっ」
 何を想像したのか、テギョ彦星がニヤニヤ笑っています。
「……エロ彦星」
 ぼそっと小声で言ったのに、しっかり聞こえていたテギョ彦星に――また殴られました。
「げふっ……そ、その羽衣を……ごふっ……一つ隠すんです。そうすれば、羽衣のない天女は天界に帰れずに、エロ彦星……いや、テギョ彦星さんの可愛い奥さんにすることができます」
「えー、ホントに? 嘘だったどうするだよ」
「ホントですよ。信じて下さいよ! 私は牛ですよ。その牛がこうしてしゃべってるんですよ。おかしくないですか? きっと何かのお告げだなって思いませんか?」
 本来ならテギョ彦星が思うことすべてをフニ牛が代弁してくれました。
「確かに……お告げかもな。ひとまず、行ってみるか」

 数日後、フニ牛の言う川に行って見ると何としたことでしょう。世にも美しい天女たちがあられもないお姿で水浴びをしているのです。
 もう、テギョ彦星は……
「△※〇#$дж×!!!!!!」
 言葉にならない驚きで鼻血をたらし続けていました。
 天女たちの中に、ミニョ織姫もいます。恥ずかしそうにしながら水浴びをしている姿にテギョン彦星は一目惚れ!
「あ、あの天女を奥さんにしたい!」
 姉たちに「ミニョ織姫」と呼ばれています。
 早速、羽衣を取りに行きましたが、そのミニョ織姫の羽衣がどれか分かるはずもなく……。
「どれだ? どれも同じじゃないか」
 ぶつくさ言いながら掛けられている羽衣を見ていると、
「ん? 名前?」
 一枚の羽衣にだけ、「ミニョ織姫」と名前が刺繍されているではありませんか。何という偶然! ファンタスティック! ミラクール!
「こ、これだ!」
 テギョ彦星は迷わずにその羽衣を手に取ると、一目散に家に逃げ帰りました。
 つまり、泥〇しちゃったんですね。

 しばらくして、天女たちが水浴びをしていた川に戻ってみると、羽衣を隠されたミニョ織姫だけが天界へ戻れずに涙に暮れていました。
 ……つまり、裸で泣いているんですよね。罪なことしちゃいましたね、テギョ彦星は……。
 その涙に沈む美しいミニョ織姫の裸に……いえいえ、姿にテギョ彦星は可哀相になりました。
「おい。俺があんたの羽衣を隠したんだ」
「え?」
「その、羽衣を返してほしくば……」
 ばしっ!!!!
 ミニョ織姫は渾身の一発をテギョ彦星の顎にお見舞しました。
「この変態! 殺されないだけありがたく思いなさい!」
 顔に似合わず凶暴なことが判明したミニョ織姫は羽衣を取り返し、天界へと戻っていきました。
 めでたしめでたし――

 
と言いたいところですが、そうはならずに、
「羽衣を返してほしかったら、大人しく俺の奥さんになるんだな。そうすれば羽衣を返してやる」
 泥〇したくせに上から目線なテギョ彦星に、ミニョ織姫はしぶしぶながら従いました。
「返していただけるなら……」
 こうして夫婦となった二人は、最初こそぎくしゃくしていましたが、ミニョ織姫を幸せにしようとテギョ彦星は畑仕事に勢を出し、二人はいつしか深く愛し合うようになりました。
 やがて二人の間には可愛い男女の双子の赤ちゃんも生まれました。
 ますます幸せな二人の結婚生活に、フニ牛も大喜びです。
 実は、この二人の出逢いは、毎日真面目に働くだけが取り得のテギョ彦星を天界から見ていた天帝が、一番可愛がっている孫娘の嫁ぎ先に選んで、フニ牛に命じて仕組んだことでした。
 しかし、数年後、天帝が二人の様子を見てみると、どうしたことでしょう。
 二人はまったく働かず、日がな一日家でのんべんだらりと過ごしているではありませんか。
 仕事もやめ、二人に嫌気がさしたフニ牛までお暇を取っていなくなる始末。
 互いの愛に溺れ、愛欲の世界――毎日がハッピーライフな世界にはまり込んでしまっていたのです。
 これを知った天帝は大激怒!
「こんな男に可愛い孫娘をやったんじゃない! ミニョ織姫は返してもらうぞ!」
 実家に連れ戻されてしまったミニョ織姫を恋しく思い、テギョ彦星が追いかけてきましたが、天界へ渡るための天の川を天帝が大雨を降らせて渡れなくしてしまいました。
 こうなってはただの人間のテギョ彦星にどうすることもできません。
 家に戻ったテギョン彦星は明けても暮れても泣き暮らし、とうとう病気になってしまいました。
 天界に連れ戻されたミニョ織姫も愛しい夫を思って、機織の仕事をする気力もなく毎日泣いてばかり。
 見るに見かねた天帝は、
「お前たちがまじめに働くというなら、毎月の七日に会わせてやろう」
 という約束をしてくれました。
 嬉しくなったミニョ織姫は早速、それを愛しい夫に伝えに行きました。
 天の川を挟んで夫婦は久し振りの再会。
「テギョ彦星様。おじいさまが月に一度、この川の水の流れを止めてくれるそうです。ですから、毎月の七日に会いに来て下さい」
 テギョ彦星は、嬉しさと水の流れの音が激しかったため聞き間違えて、
「分かった。毎年の七月七日だな。その日、お前に会いにくるよ」
 ニコニコしながらそう言いました。
 こうして、テギョ彦星の勘違いのため、二人は年に一回、七月七日の七夕にしか逢うことができなくなったのでした。
 

「七月七日、七夕の日に二人は天の川を渡って再会するのです。めでたし、めでたし」
 ミニョは読んでいた本をパタンと閉じた。
 読み聞かせていたユグンはすでに夢の中だ。
「ユグンもいつか生涯に一人だけの人に出会ってね」
 ちゅっとふっくらした頬にキスをして、部屋を出た。

「おい。その話、本当か? 彦星が聞き間違えたって」
「はい。そうこの本には書いてありますよ」
「ずいぶんおっちょこちょいな彦星だな」
「そうですね。でも、毎月逢うより、一年に一回のほうがロマンチックかも」
「ええ? じゃあ、こんなことや、あんなことも年に一回でいいのか?」
 言いながらテギョンがミニョにキスをしたり、ここでは書けないようなことをしちゃいます。
「……どうなんだ?」
「…………それは……イヤです」
「じゃあ、俺たちは毎日……だな」
「はい」

 こちらの彦星と織姫は年がら年中ラブラブで、七夕は関係ないようです(笑)

 今年、みなさんのところでも晴れて綺麗な星空になりますように――







こんにちわ。今日はこちらは晴れています。さっきまで雨が降っていましたが、何とか夜は晴れて天の川が見えそうです。って、一度も見たことがないんですが。
長くお休みさせてもらい、すみません。何とか体調のほうが戻りました。
正直、一時期はヤバイんじゃないかってぐらい、ご飯が食べれず、ひたすら寝ていましたが、今は食欲も戻って旦那大喜び(笑)
じゃんじゃん食え、と言っています。
明日から、またお話を再開しますので、よろしくお願いします。
ご心配いただき、本当にありがとうございます。
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Re: ねしこさん

こんばんわ。

ありがとうございます。
すっかり良くなりました。悪いときは安静第一!
今回、これを学びました(笑)
ラブラブな二人を書いている時が一番楽しいですね。

Re: ROSE・KISS さん

こんばんわ。

ありがとうございます。
体調が悪い時にご飯が食べれないってツライです。
もう良くなったらがっつり食べ過ぎてちょっとヤバイかも(笑)
よくなって本当によかったと思っています。

テギョミニョに「一週間に一回しか会えません」とか言ったら暴動が起きそうですね(笑)
って入隊控えてる夫婦なので、ここはまず我慢してもらうほかないです。

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

ありがとうございます。
無理だけはホントに禁物ですね。自分に過信しないって思っちゃいました。
今日は七夕でした。
夜は晴れて星空がきれいです。
韓国も晴れたのかな?

NoTitle

こんばんは。
ここも夕方雨が降ってたけど今は晴れて星が見えます。天の川見えるかなってベランダに出てはみたけども…私も一度も見たことないです^^七夕のお話ありがとうございます♪

体調が回復されてよかったね♪でも無理しないでね。

NoTitle

こんばんは☆ 月曜日からかな?と思いましたが、おじゃましてみたら、楽しいお話が読めて嬉しいです!!!

体調、回復されたんですね!良かったです!!(≧▽≦) これから暑くなったりもするので、無理しないでくださいね☆

フニ牛!最高です~!!(笑)年老いた‥ってところや、テギョ彦星にバシバシ殴らるところが、かわいそうなんだけど可笑しくて笑っちゃいました! 更新ありがとうございます!!! 

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NoTitle

なつあおい様  体調が戻られたとの事、よかったです❤

七夕の楽しいお話ありがとうございました。ミニョとテギョンはラブラブなのが一番ですね。こちらまでポーとしてしまいます。
  • #18496 まごまごピンク 
  • URL 
  • 2013.07/08 13:26 
  •  ▲EntryTop 

Re: モモチ★さん

こんにちわ。

昨日の七夕、全国的に晴れたみたいでよかったですね。
きっと韓国も晴れて悦びの再会となったでしょうね。
一度でいいから天の川見てみたいです。

Re: kou さん

こんにちわ。

ありがとうございます。
体調はすっかりよくなりましたが、暑いです!
もう何もする気力がなくなるぐらいに(笑)

フニ牛の運命って・・・・可哀相なんだけど、なぜか笑いを誘っちゃう。
殴られてばっかりだけど、笑っちゃうんですよね。

Re: あかぴさん

こんにちわ。

七夕のお話でもテギョンのエロさは共通?(笑)
そしていつもおまけのようにくっついているフニ牛・・・。
可哀相なんだけど、笑えますね。

Re: みうさん

こんにちわ。

ありがとうございます。
すっかり良くなりました。
はっ! 今日、七夕だよ!! って思って急いでお話を書き上げました(笑)
なので、いつものようにしっとりではなくラブコメみたいになっちゃいました。
テギョミニョが一年に一度しか逢えなかったら・・・お互い欠乏症で死んじゃうでしょうね。
なので、毎日ラブラブのほうがいいです。

Re: まごまごピンクさん

こんにちわ。

ありがとうございます。
すっかり良くなりました。
七夕にはラブラブを・・・っていつもそうなんですが。
入隊しちゃったらしばらくはないので、あちこちでラブラブさせてあげたいです。
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