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「星に願いを 月に祈りを(結婚編)」
いってきます

いってきます 9

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 訓練所をジェルミたちと一緒に出た。ミニョはユグンを抱いたまま、涙が止まらなかった。
「ミニョ……」
 ジェルミがつらそうに名前を呼んだが、ミニョは何も応えなかった。今は、何も言える状態ではなかったからだ。
 シヌがジェルミの肩をぽんっと叩いて、何も言うなと目顔で言う。
 駐車場でチョン執事が待っていた。
ミニョ様、と言おうとしてミニョの泣き顔にチョン執事は口をつぐんだ。
「ごめんなさい。ずっと泣いてて……」
 ミニョがぽつりと言った。
「いいよ。泣きたくなる気持ちよく分かるから」
 シヌが優しく言う。
「そうだよ。俺だって泣きたかったもん」
「お前の泣きたいのとミニョが泣いたのは違うだろ」
「ええ~~! 同じだよ。俺も悲しかったもん。ミニョもだよね?」
 くすっとミニョは笑ってこくりと頷いた。
「今日はありがとうございます。オッパ、喜んでたはずです」
「ミニョ。元気出せよ。ユグンのためにも頑張れよ」
「はい。シヌさん、ありがとうございます」
「ミニョ、頑張ってね。俺、ヒョンが帰るまでミニョの支えになるからさ」
「ジェルミ……ありがとうございます」
 ぽんぽんっとシヌがミニョの頭を撫でた。昔のように……。
「シヌさん」
 ミニョはにこりと泣き顔のまま笑った。
「じゃ、俺たちは帰るから。また事務所に遊びにおいで」
「はい」
「じゃあね、ミニョ」
 ジェルミが手を振って事務所の車で帰って行った。
「ミニョ様」
 チョン執事が声をかけた。
「お待たせしてすみません」
「いいえ。お帰りになられますか?」
「はい。お願いします」
 車に乗ろうとした時、「ミニョさん」と声をかけられた。振り返ると、サングラスをかけた女性が立っている。
「はい?」誰だろうかとミニョは小首を傾げた。
「私よ」サングラスをはずすとモ・ファランだった。
「お義母さん! 来てたんですか?」
「ええ。隠れてこっそり見送ったのよ」
 モ・ファランが少し真っ赤にした目で微笑んだ。
「一緒に見送ってくれたらよかったのに。その方がオッパも喜んだはずです」
「そうなんでしょうけど、やっぱりまだ周りの目がね」
 モ・ファランの言いたいことが分かってミニョは、きょろきょろっと回りを見渡した。今も見送りをした家族がぞろぞろとバス停や駅に向かっている。モ・ファランに気づくと騒ぎになりかねない。
「ちょっと時間いいかしら?」
「え? あ、はい。大丈夫です」
 とは言ったがユグンはすでにお昼寝の時間で、目がとろんとしている。
「あの、お屋敷に来ませんか?」
「え? あのファン家の屋敷に、かしら?」
「はい。おばあさまもいらっしゃいますが、きっと歓迎してくれますよ」
「そうかしら」
 逡巡しているモ・ファランの手をミニョは取った。
「一緒に行きましょう。駄目ですか?」
「そうね……じゃ、お言葉に甘えて」
「はい」
 モ・ファランは秘書をここで帰すと、チョン執事の運転する車でファン家に向かった。

「おかえりなさいませ」
 帰って来たミニョをガンヒとダルが出迎えた。
 モ・ファランと一緒なのを見て驚いた顔をしたが、「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた。
「おばあさまは?」
「さきほどお部屋に戻られて、お休みになっています」
「そう。ちょっと挨拶をしてきます」
 モ・ファランに言って、ジスクおばあさんのところに行った。ユグンはガンヒにお願いして部屋に連れていってもらった。
 しばらくしてミニョは戻って来て、「おばあさまがお部屋のほうにどうぞとおっしゃってます」と言い、部屋に案内した。
「お久しぶりでございます」
「よく来たね。さ、お座りなさい」
「はい。ありがとうござます」
 メイドにお茶を持ってくるように命じて、目をモ・ファランに戻した。
「テギョンの見送りに行っていたそうだね」
「はい。こっそりと見送りました」
「そうかい。テギョンが知っていたら喜んだろうね」
「はい。そうだっったらいいのですが」
「……モ・ファランさん。よく見送りに行ってくれたね。礼を言いますよ。ありがとう」
「そんな……こちらこそ申し訳なくて、何と言ったらいいか」
 モ・ファランが嬉しそうな困ったような顔で俯いた。
「テギョンは……行ってしまったね。どんな様子だったかい?」
 ミニョに訊いた。
「寂しそうでした。ユグンを抱っこして頬ずりをして……」
「そうかい。我が子と離れるのはツライだろうからね。ミニョ、ご苦労だったね」
「そんな。私、堪えきれずに泣いちゃいました。入隊するオッパに涙を見せちゃいけないと思ったのに」
 ミニョがその時のことを思い出して、ぐすっと鼻をすすった。
「泣くのは当然だよ。これから離れて暮らすんだからね」
「はい」
「ミニョ。モ・ファランさんも訊いておくれ。これからは残された者同士支え合っていこうじゃないか。モ・ファランさんはテギョンの母親だ。悲しみは私たちと同じはずだからね」
「そんな……そんな温かいお言葉をいただけるとは。ありがたいです」
「モ・ファランさんは遠慮せずにここに来てミニョを支えてやっておくれね。私だけじゃ、ミニョやユグンは支えきれないからね」
 ジスクおばあさんはおどけたように言った。
「よろしいのですか? 私がこのお屋敷に来ても?」
「ああ。よろしく頼むよ。ミニョやユグンだけじゃなく、私のこともお願いするよ」
「はい……ありがとうございます」
「おばあさま。ありがとうございます」
 ミニョは泣きながら礼を言った。残された女三人がテギョンの帰りを待ちわびる毎日を送ることになる。







おはようございます。今日も朝からむむむと思うぐらい暑いです。湿度がすでに75%!
仕事を辞めて早くも4ヶ月になろうとしています。旦那からは「そろそろ働いてほしい」と言われ、親からは「子供もおらんのやから働かな」と言われます(汗)
私もそろそろ働かないとなと思って、面接に行ったのですが、一つは十日以上経っても返事はなし。昨日も面接に行き、今日もまた面接に行ってきます(笑)
今日面接に行くところが受かると嬉しいんですが・・・。仕事を探すのはなかなか大変です。
旦那に「次は絶対辞めるなよ!」と言われているので、受かったら頑張りたいなと思っています。

今日も一日みなさんが笑顔でありますように。

いってらっしゃい。
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~ Comment ~

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NoTitle

おはようございます。
テギョンとうとう兵役に行っちゃったね…寂しいね。

仕事再開するんですね。面接受かってるといいね^^

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Re: みうさん

こんばんわ。

テギョンが入隊してみんな思い思いに見送れました。
2年間、休暇以外は会えないので、その間はみんなで、家族で支えあえたらいいですね。
ギョンセ夫婦も時たまには帰ってきてミニョを慰めてほしいです。

あんまりにも返事が来ないから、ハローワークに行きました。
そうしたら、「お盆だから休んじゃってるかな?」ですって。
それならそうって言いますよね!?

Re: モモチ★さん

こんばんわ。

テギョン入隊しちゃいました。
寂しいですが、2年みんなで頑張ってほしいです。

Re: ROSE・KISSさん

こんばんわ。

テギョンの入隊。みんながつらいですよね。
泣きたくなります。
笑顔で送り出すことはできなかったけど、テギョンもミニョの気持ちは分かってると思うので。
モ・ファランはこっそりですが見送りにこれました。
これから2年間、みんなでお互いを支え合ってテギョンの帰りを待てたらいいですね。

毎日暑いですね。日中はクーラーの効きがあまりよくないです。
夜はガンガンかけまくってます(笑)

Re: ダッフィーメイさん

こんばんわ。

テギョンの入隊によってみんなが一丸となれたらいいですね。
兵役は過酷なようなので、みんなが心配でしょうね。
無事に怪我することなく、休暇に会えるといいですね。
ミニョには事務所に近づかないようにさせないと駄目ですね。
テギョンのいない間にアン社長が何をするかわかりませんね(笑)

Re: とりこさん

こんばんわ。

モ・ファランが見送りにきていたこと、きっとミニョが手紙でこっそり知らせるでしょうね。
母親が来ていたと知ったら、テギョンも嬉しいはずですから。
シヌも入隊しちゃったらまた寂しくなるので、時間が早くすぎるといいですね。

Re: みかさん

こんばんわ。お久しぶりです。

実習中ですね! 元気にしてますか?
お話の方はテギョンが入隊しちゃいました。
2年後もっといい男になって帰ってくると思います。

グンちゃんの曲を聞いて落ち着くなんてすごいですね。
なんか感動しちゃいます。
グンちゃんの歌は心に響くんですね!
残り3週間、頑張って下さい!

Re: メイナママさん

こんばんわ。

テギョンが入隊しちゃいました。
みんな寂しいですね。離れている時間が長ければ長いほど思いは募りますね。
ジスクおばあさん、モ・ファランさんがミニョとユグンを支えてくれますね。
女ばかりの生活になりますが、お互いを支え合ってテギョンの除隊を待ってほしいです。

仕事探しに苦戦しています。
今の不安は仕事を覚えられるかもですが、人間関係もです。
うまくやれるかな・・・。

NoTitle

本当に・・ 本当に入隊したんですね。
これから残った女性達で耐えていくんですね。
頑張れ、ミニョ。
ユグンがいるから耐えられるよね。おばあさまも、モファランさんも、シヌさんとジェルミも、お屋敷のみんなも、大学の友達もいるよ。
支えてくれる人が多いね。ミニョとテギョンの人柄の賜物ですね。

2年後にはミニョもしっかりした、ますますいい女になっていると思います。

なつあおい様  こんにちは!
お盆中も更新してくださってありがとうございます。ホントに楽しませてもらっています。就職できますように(祈) なつあおい様なら、人間関係もばっちりですよ。焦らないでファイティン。応援しています。
  • #18728 まごまごピンク 
  • URL 
  • 2013.08/17 16:19 
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Re: まごまごピンク さん

こんにちわ。

お返事が遅くなってすみません。
テギョン・・入隊しちゃいました(泣)
書きながら、「あーなんで入隊させたんだろ」って後悔しちゃいました(笑)
この二人離れるべきじゃないですよね。
でも2年間きっと頑張ってくれると思います。
2年後、二人がまた一緒に暮らせるようになったら、その時はもっと幸せなはずです。

就職は決まりました。でもでも・・・仕事が大変でもう毎日泣いてます(笑)
旦那に愚痴りながら泣いてます。

Re: ともるんさん

こんにちわ。

お返事がおそくなってすみません。
入隊・・・とてもツライ制度ですね。
とくにラブラブなカップルなら離れることは死ぬほどツライですね。
毎日泣きながら暮らすんだと思います。
そんな思いをしながら2年間我慢するって大変ですが、2年後会えたときに喜びはすごく大きいでしょうね。
きっとお互いいい男・いい女になってますよ。
絆は強いですから!

就職(パートですが)しました。毎日テンパちまくってます。
泣きたくなることもあります。旦那には帰ったら毎日愚痴ってます。
「もうヤダ! やめる! 今日でやめる!!!!」って(笑)
ちょっと肩の力を抜いて頑張ろうと思います。
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