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「星に願いを 月に祈りを(結婚編)」
離れていても

離れていても 11

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「ぱぱぱぱぱ」
 ユグンがスプーンをぶんぶんと振り回しながらそればかりをさっきから言っている。
「なあにユグン? DVDでも見たの?」
 ユグンの口元を拭いてやりながらミニョは楽しそうな息子に満足な笑みを浮かべる。
 隣でテギョンがこちらも嬉しそうに朝からパクパクご飯を食べている。
「ユグン、パパもいーっぱい食べるぞ! ユグンには負けないぞ」
 そう言うなり席につくとさっそく食べ始めたのだ。
「まあ、何だろうね、この子は。帰ってくるなり息子と競争かい?」
 呆れたようにジスクおばあさんは言うが、怒っているわけではない。むしろ嬉しそうだ。こうやって家族が揃って朝食を食べるのは五週間ぶり。
「ユグンもパパがいるから嬉しいんだろうね。さ、ぱぱぱぱぱはもういいからお食べなさい」
 ジスクおばあさんの言葉ににこっと笑って、口を大きく開けて離乳食をほうばった。
「何かあったんですか?」
 こっそり訊くミニョにテギョンは「男同士の秘密だ」とだけ言う。
「えー、ズルいですよ。ユグン、何があったのか後でママに教えてね」
 またまた意味は分かっていないだろうにユグンはコクコクと頷く。それを見たテギョンは慌てて、「ユグン、パパと二人だけの秘密だろ? ヒミツ!」と言った。
 だがユグンはテギョンの言葉は無視して、またパクパクと食べ出した。
「ユグン~~。パパとの男の秘密は~?」
 テギョンはがっくりして、「やっぱりもっと一緒に遊ばないと駄目だな」とぶつぶつ言い出した。
 ミニョはおかしくて小さくくすりと笑った。

 朝食後、ユグンはまた遠巻きにテギョンを観察するようになった。
「何だよ。さっきは笑ったくせに。ぱぱぱぱぱって言っただろ? ユグン、パパだぞ」
 一歩テギョンが近づくと、何か言いながら一歩後ろに下がる。また一歩近づけば、一歩下がる。
「なーんだ。ユグンと遊ぼうと思ったのにな。いいよいいよ」
 そう言いながらふいっと近づくのをやめるとユグンはつまらなそうな顔をする。しばらくの間、そのままの状態でいて、いきなり「追いかけちゃうぞーーーー」とテギョンが振り返って近づくときゃあきゃあ言いながらはいはいで逃げ出す。
 その繰り返しが面白いらしくユグンは汗だくになりながら逃げ回った。
「おやおや、子供が二人になったよ」
 おかしそうにジスクおばあさんは言いながらミニョを見た。
「ホントですね。大きな子供ですね」
 この屋敷で大人の男性で遊んでくれるといったらチョン執事だけだ。そのチョン執事も年が年だけに長くは一緒に遊んでくれない。しかし、テギョンは真剣になって遊んでくれるパパだ。まだパパという自覚がないとはいえ、ユグンはだんだんとテギョンに慣れてきたようだ。
 きゃあきゃあ言いながら逃げ回るユグンが可愛くてテギョンは仕方がない。この五週間、ミニョに触れたいという思いと、ユグンに会いたいという思いばかりだった。それが今叶って目の前には可愛いユグンが笑っている。
(これで俺のことをパパって認識したかな?)
「ユグン、ちょっと休憩だ。パパ疲れちゃったよ」
 ふうっと息を吐きながらソファに座った。
 はいはいをしていたユグンがくるっと振り返ってじーっとテギョンを見た。
「え? 何?」
 まだまだ遊び足りないユグンは追いかけてこないテギョンが気に入らないようだ。
 ちょっと唇を尖らせて自分を見る顔が自分にそっくりすぎて思わず吹き出した。
「だーだー」
 小さな手でドンドンと床を叩く。
「ユグン、わがまま言わないのよ。パパはちょっとお休みしてるの」
 ミニョがめっと怖い顔をして怒った。
「ふえっ……」
 くしゃっと顔をゆがめてユグンが泣きかけた。
「男の子でしょ、泣かないの。泣いてもママは言うことききませんよ。パパだ」
 ってきかないからね、と言おうとしたときにはすでにユグンはテギョンの腕の中にいた。
「泣かないんだぞユグン。いい子だろ」
「オッパ! もう、甘やかさないで下さい!」
「いいじゃないか。俺にも父親らしいことさせてくれよ」
 テギョンに抱き上げられあやされユグンはすでにご機嫌だ。
「もう、しょうがないですね。今日だけですよ」
 口では怒りながらもテギョンのことを思うと、それ以上は強く言えなかった。

「テギョン」
 ジスクおばあさんがそっと部屋に入って来た。
「どうしました? ミニョなら今、ユグンを寝かしつけてますよ」
 遊びつかれたユグンはお昼寝中。
「ああ、ミニョじゃないよ。お前に話があってね」
「俺に? 何ですか?」
 どうぞとソファをすすめた。
「ミニョのことなんだがね……。その……」
 言いにくそうにユグンの部屋の方を気にしながらテギョンの顔を見た。
「何ですか?」
「その……子供のことだけど、どう思ってるんだい?」
「ユグンのことですか?」
「そうじゃないよ。……二人目だよ」
「ふ、二人目!?」
 思わず大声になった。
「しっ! 大きな声を出すんじゃないよ!」
「で、でも、おばあさま、あ、あの、ふ、二人目って……」
「ミニョは大学に戻るそうだけど……。もちろん、それは私も大賛成だよ。でもね、子供の年が開くのはあまりいいことじゃないからね……」
「おばあさま。ミニョも今はユグンで手一杯です。次の子供のことは俺が除隊してからでも遅くはないと思っています。その方がミニョも安心でしょうから」
「それもそうだねえ。でも、休暇の間はミニョのためにも時間を作っておあげよ。ユグンのことなら私でもまだお世話はできるからね」
「はい、分かっています。おばあさまのご期待に添えるか分かりませんが、頑張ってみます」
「まっ! あけすけというものじゃないよ」
 二人目がどうこう言いながらジスクおばあさんは顔を赤らめた。
(おばあさまに言われなくたって、ミニョを抱きたくてうずうずしてるんですよ)
 心の中でそう言いながらテギョンは自分に苦笑した。







おはようございます。今日は朝から雨です。台風が来ないと思って安心したら、すでに次の台風が来ていました。
今回は上陸しそうなので、嫌だなぁ・・・・。
昔、まだメールが主流じゃなかった頃、私は「文通」というものをしていました。SOPHIAや黒夢のファンの方といろいろ話していました。
多いときには40人以上としていたため、月に100通以上の手紙を書いていました(笑) そのため、切手を買うことが半端なく、いつも40枚を一組にしてキオスクで買っていました(笑)
なので私はキオスクのおばさんには有名人で(笑)
今はメールが主流になっちゃって「文通」というのは珍しいですね。でも、たまにもらうとワクワクしちゃいます。

今日は夜に久々に甘甘なお話を更新します。
今日もみなさんが幸せでありますように。

いってらっしゃいといってきます。
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NoTitle

なつあおいさーーーん。
ご無沙汰してます、JUNです。

最近、ずっと忙しくて毎日習慣にしていた、
朝一に「ALIVE」を読む。が、
なかなかできなかったんだけど、
今日は久しぶりにゆっくりと読むことができました。
テギョン&ミニョそしてユグーーーーン♡
ホントに好きなんだなぁ、私(*´~`*)
て、再確認。

夜のUPも楽しみにしてますね(*´q`*)

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Re: あかぴさん

こんばんわ。

テギョンにとっては久しぶりのユグンとの楽しい時間。
疲れたってユグンの可愛い顔を見たら遊んじゃいますよね。
ユグンが可愛くてしょうがないから、泣かれちゃうと弱いんでしょうね。
2人目の問題・・・。兄弟は年があかない方がいいって言いますが、ミニョには大学の問題もありますから・・・。
テギョンもいない状態では不安もあるでしょうしね。

台風がヤバイみたいです。明日はもっとひどくなるとか・・。

Re: Kouさん

こんばんわ。

パパとたっぷり遊んでもらって、ぐっすり眠って、また遊んで・・・。
短い休暇の間にいっぱい遊んであげてほしいですね。
ユグンもきっとテギョンのことを忘れないはずです。
文通してたころはポストを開けるのが楽しみでした。あのワクワク感は今でも覚えています。
レターセットを選ぶのも楽しかったですね。

Re: JUNさん

こんばんわ。

私も朝はバタバタです。早起きしても、のんびりしちゃって、時間が迫らないと動かないので(笑)
重い腰を上げるのは大変です(笑)
ゆっくりのんびりできる朝に、お話を読んでもらえたら嬉しいです。

Re: うめちゃんさん

こんばんわ。

ユグンもようやくテギョンに慣れたようです。
本物のパパなのにね(笑)
あと少しでまたお別れですが、それまではたくさん遊んで思い出をいっぱい作ってほしいですね。

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NoTitle

あぅあぅ、夜のUPは
ブロともさん限定なんですね…。
読めなくて残念(´∩`。)

Re: minami さん

おはようございます。

ありがとうございます。
思い出してもらえて嬉しかったです。
私自身、ここまで続けられるとは思っていなかったので、嬉しい限りです。
私もDVDを見ては、これ以上のドラマはないなと思いながら、お話を書いています。
これからも楽しく読んでもらえるように頑張っていきたいです。

こちらはだいぶん気温が下がってきましたが、まだまだ暑いです。
季節の変わり目なので、minami さんもお体を大事にしてくださいね。

Re:JUNさん

おはようございます。

すみません。
甘甘は基本、ブロとも限定にしています。
でも、今日更新予定の甘甘は公開しようかと思っています。
お祝いとお礼をかねて・・・。
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